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"コピペ"の開発者 ラリー・テスラー。

2月17日、74歳で亡くなりましたそうです。ご冥福をお祈りします。以下のサイトでは業績など詳しく紹介されています。

アップルとの関係については

アップル創業者の故スティーブ・ジョブズ氏がPARCを訪れてテスラー氏に会ったのは1979年だった。テスラー氏はジョブズ氏にこう言われたと回想している。「あなたは金脈の上に座っていながら、なぜこの技術で何もしようとしないのか。世界を変えることができるのに」

ということでアップルにうつり、今使っている技術、便利な使い方の原型ができました。

いろいろ業績が紹介されていますが、「モードレス」の考え方は大切な考え方で今も必要とされ脈々と生きていますね。

テスラー氏が取り組んだのは、とにかくコンピューターを使いやすいユーザーフレンドリーなものにするということ。パロアルト研究所時代には、アラン・ケイらとともに「GUI」を生み出しました。

また「モードレスデザイン」の実現にも熱心に取り組みました。「モード」とは、たとえばワープロソフトの「挿入」モードと「上書き」モードのようなものを指します。モードが異なるとユーザーの操作に対するソフトウェアの反応は異なりますが、テスラー氏は「ユーザーのアクションは一貫した効果を割り当てられるべき」と考え、「モードをなくす」ことを目指しました。この流れで生み出されたのが、モードを変更することなくテキストを挿入・上書きするための機能である「カット」「コピー」「ペースト」でした。

上記サイトではジョブズとのやりとりなどを自ら紹介している姿を見ることができます。

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