免疫のはなし - 番外編 コロナ ウイルス。

なかなか収束の見えないウイルス感染症、コロナウイルス 感染症。今も感染を続け、世界中で猛威を奮っています。

最近になってワクチンが開発され接種が始まり、ある国では感染防御の兆しが見られています。ワクチン接種の効果についてはもう少し時間をおいてみてみないと実際の評価ができません。数年先になってやっと評価として出てきることでしょう。

海外と比べると日本では感染者は比較的少ないということですが、それでも医療が逼迫して大変な状況となっています。オリンピックも目の前まで迫ってきており、聖火ランナーも始まりいよいよということになっています。

このウイルスを防御する方法、先にも書いていますが、ワクチン接種で防ごうということに世界中に広がっています。

このワクチンは結局自分の体の力を最大限使う、体に備わってる免疫をフルに使って防ごうというものです。世界中のみんなが期待を持って接種に挑んでいます。

ワクチンを打つことで免疫、コロナ ウイルスに対する免疫を活性化していきます。でもワクチンにはより免疫を活性化するための薬が入っています。これが体に作用する場合があり、アレルギーとして反応してしまうことがあります。副作用に要注意と言うことで医療体制を整えた上で接種が打たれています。

免疫を活性化すると言うことはコロナウイルスに対抗するもの以外も活性化されてしまうと言うことになります。もう一つ考えないとけないのがコロナウイルス 自体の免疫が活性化されたとしても、コロナウイルス のある部分が人の体にとって害のあるタンパク質である可能性もあります。コロナウイルス自体は研究され尽くされているとはいえ、まだ未知の部分が多いとも考えられさらに研究が進んでいるようです。

ワクチン接種にしろ、ウイルス自体のことにしろ、今後の研究に期待がかかるところです。