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麻疹(はしか)が話題です。

麻疹は昔から流行病として日本でも知られていますが

平成27年3月27日、世界保健機関西太平洋地域事務局により、日本が麻しんの排除状態にあることが認定されました。

基本的には日本で発生しているのは海外からの持ち込みによる感染例となっています。

ここで麻疹の原因となっているウイルスのご紹介。

Paramyxovirus科Morbillivirus属

そしてこのウイルス属の中には天然痘と同じく撲滅されているウイルスがあります。

牛疫は家畜の法定伝染病で、パラミクソウイルス科モルビリウイルス属の牛疫ウイルスによって起こる牛やめん羊、山羊、豚など偶蹄類動物の病気である。

1994年に国連食糧農業機関(FAO)によって開始された世界的牛疫根絶計画(GREP)により、2011年に撲滅が宣言された。このことにより、天然痘に続いて人類が根絶を達成した二つめの疾病となった。

以上のように麻疹はワクチンで防ぐことのできる感染症です。感染した記録等がなければ予防接種が有効です。

どんなワクチンのタイプが使われているかというと、麻疹に関しては生ワクチンというウイルスの感染力、病原性を減弱させたものを使っていますので効き目が良く、免疫記憶として残りやすいものとなっています。


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