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Swiftでアプリ。 - 演算子

プログラミングするときに使う記号のことです。

演算子には単項演算子、二項演算、三項演算と呼ばれるもの3種類あります。

一番よく使う二項演算子について例示しながらまとめていきます。

代入演算子

変数に代入するときに使います。"="を使って「右側の値を左側に変数に代入する」ことを表します。

var num = 10 
var strr = "Hello"

など。

算術演算子

算術演算子は数学と似ているので感覚的にわかりやすい演算子です。

加算 ・・・ "+" 
減算 ・・・ "-"  
掛け算 ・・・ "*" 
除算(割り算) ・・・ "/"
剰余(余り) ・・・ "%"

var result = 2 + 3

print(result)

という感じで計算できます。"+"を他のものに変えて試してみると良いです。


剰余演算子

余りを出す計算は日頃使うことは少ないですが、便利なものになります。

var result1 = 1 % 3
var result2 = 2 % 3
var result3 = 3 % 3
var result4 = 4 % 3
var result5 = 5 % 3
var result6 = 6 % 3


print(result1)
print(result2)
print(result3)
print(result4)
print(result5)
print(result6)

としてみると規則性が見えます。

1
2
0
1
2
0

と出力され上記のように"3"で余りを出してやれば必ず0,1,2になります。4にしてやれば0,1,2,3となります。


比較演算子

比較演算子では主に2つ値を比較して、比較結果によって条件が真(true)または偽(false)を返す方法である。

主な比較演算子:

・a == b:aとbが等しい場合にtrue、等しくなければfalse
・a != b:aとbが等しくなければtrue、等しい場合はfalse
・a > b:aがbより大きい場合にtrue。それ以外はfalse
・a < b:aよりbが大きい場合にtrue、それ以外はfalse
・a >= b:aとbが等しいまたはaがbより大きければtrue、それ以外はfalse
・a <= b:aとbが等しいまたはaがbより小さければtrue、それ以外はfalse

if文を使って条件分岐させる時に使うことができます。

if a == b{
  print("aとbは同じ")
}

この場合"a"と"b"が同じ場合に print("aとbは同じ")が実行されます。

論理演算子

論理演算子は、ブール論理値trueおよびfalseを変更または結合します。Swiftは、Cベースの言語に見られる3つの標準論理演算子をサポートしています。

論理否定(!a): "a"ではない時にtrue
論理積(a && b) :"a"と"b"の両方がtrueの場合true
論理OR(a || b):"a"と"b"のどちらかががtrueの場合true

if文を使って条件分岐させる時に使うことができます。

var a = 3
var b = 3

var c = 4
var d = 4

if a == b && c == d{
    print("aとbとcとdが同じ")
}

この場合は"aとbが同じ"で"cとdも同じ"であればprint出力されます。

var a = false

if !a{
    print("aでない")
}

aがfalseの場合にprint出力されます。この場合"aでない"と出力されます。変数にtrueもしくはfalseとなることが必要です。


範囲演算子

値の範囲を表すためのものです。for in文で繰り返しの範囲を指定しで使うことができます。

範囲演算子(...)

for i in 1...5{
    print(i)
}

実行すると

1
2
3
4
5

for in文で繰り返し処理すると

1,2,3,4,5

と5回、"i" に代入してprint出力されます。

範囲演算子(..<)

for i in 1..<5{
    print(i)
}

とすると

1,2,3,4,

と最後の"5"を含まないということです。

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