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自分の記事をカテゴライズしてみたら、note の可能性が見えた

前回の記事が 100回目の投稿だったようです。
この機に、自分の記事をテーマごとにカテゴライズする誘惑に駆られました。これがけっこう骨の折れる作業でした。

私の記事は 5個くらいのカテゴリーに分けられるのかな、と想像していたのですが、どうがんばっても 12個未満に括ることができませんでした。
以下、100本の記事を 12個のカテゴリーに分類したものを、本数の多い順に紹介します。()内は記事数です。

お仕事(16本)

記事数の最も多かったカテゴリーは、やはり私の本業でのエピソードでした。
そもそも note を書き始めた動機は、世界のあちこちで働く私が出会った人たちと体験をお伝えしたかったからなので当然ですね。
多国籍企業の実態や愛すべき同僚たちのことをありのまま書いています。
グローバルを問わず、基本的にお仕事が好きな方に読んでいただきたい記事たちです。

生き方(13本)

2番目に多かったカテゴリー。日本と世界を行ったり来たりしながら生きてきた私が辿り着いた、様々な思いを大真面目に語っています。
しんどい生き方をしてきました。私の人生はこれでいいのか? 私は幸せなのか?と自問自答してきたように思います。もっとラクに、自由に生きよう、と現在の私は考えるようになりました。
生きることにしんどさや迷いのある方に読んでいただきたい記事たちです。

日本(12本)

日本の外で暮らす人間が、日本と日本人について思うこと。
日本の会社・政治・教育についておかしいと感じることや、日本のすごさとポテンシャルについて、外からの視点で書いています。
おそらく、海外に住む日本人の方々が思うことと重なる部分があるでしょう。日本から離れてみて気づくことって皆さんだいたい同じなんですね。

自由研究(10本)

他のどのテーマにもカテゴライズされないものを集めた感満載ですが。
言葉とは。教養とは。大衆とは。美とは。そんなこじらせ系の語りから昭和のエンタメまで。ドラッカーやメルケルからみうらじゅんやレベッカまで。
小さなものから大きなものまで。

ヤン坊マー坊

一見マジメそうなテーマをふざけて語る。あるいは、一見ふざけたテーマをやっぱりふざけて語るのが私の好みのようです。

働き方(9本)

“労働” の意味を再考し、コロナ下での働き方、転勤のあり方、人事と組織、女性社員の意義、エクセル業務などについて書いています。
基本的に、現代社会の労働の大半はブルシットジョブだと考えています。
ムダな労働をやめて、いかに自由に、自分らしく働くかの提案です。
“働く” の 5W1Hフレームワークを再掲しておきます。

はたらく2

異文化(8本)

敬愛する noter うさぎのしっぽさんの記事に感化されて、私の異文化体験を書いたものです。
おもに、西洋と東洋のメンタリティの違いについて考察しています。

女たち(8本)

敬愛する noter 詢川 華子さんの薫陶を賜ってより、過去の女性遍歴について赤裸々に書くようになりました。
5回結婚した私ですが、なぜか元妻以外の女性たちの話のほうが多いです。

中国(7本)

2019年から香港に住む私が、香港と中国について書いたものです。
職場の香港人のナマの声、取引先の中国人とのやりとり、香港の日常や中国出張で経験したことなど、すべて私自身の実体験をもとに書いています。
伝聞、憶測、プロパガンダ等は一切ありません。

家族(6本)

もともと、私が世界で見てきた多様な “家族” のかたちを紹介する趣旨でしたが、いつのまにか私の家族(おもに長女)のことを書くようになりました。
敬愛する noter アキラさんの影響もあり、娘の成長となにげない日々の時間をますます愛おしむようになった気がします。

家事(5本)

専業主婦とは何か? エリート社員と主婦の両方のキャリアをもつドイツ女性との談話をヒントに考察しました。
育児に関しては、敬愛する noter Yuita@エンジニアさんの記事に触発されています。
堂々と専業主婦をやるもよし。料理や育児にアウトソースを活用するもよし。

英語(3本)

✅ 海外で働くのに必要な英語力
✅ スピーキングのコツ
✅ ライティングを磨く
の 3本です。(来週のサザエさん?)

お金(3本)

お金に興味のない私が、たまにはお金について書いてみた。
お金は古今東西すべての国と人の最大の関心事であることを認めています。
そのうえで、お金とどう付き合うか。自分が主となってお金を従わせ、お金の不安から自由になるには、ある程度年齢を重ねる必要があると思います。

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以上に挙げさせていただいた noterさんのほかに、私は以下の noterさんから啓蒙を受けることが多いです。

tomandfriedaさん
グローバルかつ未来視点で真の教育を追求する紳士。学校教育にとどまらず政治経済に関しても鋭い問題提起をなさいます。優れた勉強家であり、良書の紹介記事も豊富です。私の思考欲も大いに刺激されています。

はびーびさん
世界各地で謎の任務を遂行する戦士。うさぎのしっぽさんと並んで、異文化ラーニングの実践者です。日本人の良きマインドを保ちながら現地人のカルチャーを深く理解し、日本の悪しき風習と戦う姿勢に共感しています。

りなるさん
超一流のプロジェクトマネジャー、業務アーキテクトにして思想家。なぜ、プロマネや業務設計の達人が思想家でもあるのか? それは、ヒトの働き方を見るりなるさんの目には、深い深い人間洞察がベースとしてあるからです。私の信念 “最強の経営コンサルタントには思想と哲学がある” を体現する人。
最新記事のリンクを貼りますが、過去記事にも無数の金塊が潜んでいます。


さて、こうして自分の記事をテーマごとに分類して気づいたことがあります。
私の記事は多くの noterさんたちの影響を受けてきた、ということです。

note を始める動機であったお仕事カテゴリーだけは、ほぼ 100% 自分自身の体験と考えをもとに書いていますが、それ以外のカテゴリー、つまり note後に加わったテーマは、必ずどなたかの note記事がもとになっているのです。
上述したとおり、異文化はうさぎのしっぽさんとはびーびさん、家族はアキラさん、家事は Yuitaさんとうさぎのしっぽさん、日本は tomandfriedaさんとりなるさん、といった具合です。
生き方働き方は、ここにお名前を書ききれないくらい数多くの noterさんたちからインスピレイションをいただきました。自由研究もお名前を挙げたらキリがありませんが、一例を挙げると NOKKO愛を語らずにはいられない気持ちにさせてくれたヤモーリさんです。女たちはプライベートを曝け出す記事ですが、そもそもそういう記事を書き始める機会を与えてくださったのは詢川さんでした。

これはどういうことでしょうか。
メディアにも友人にもめったに影響されない私が、note の住人からけっこうな影響を受けている?
考えて、いくつか答えを見つけました。
note の住人とは利害関係がないから、私も本心を言えるし、彼ら彼女らの話を無心に聞くこともできるのでしょう。ホンネとホンネのやりとりが、私のバリアを取り除き、メッセージがより深く入ってくるのだと思います。
また、多国籍な環境にいる私でさえ、実生活では同質性のなかで生きているのに対し、note世界の住人たちは多様です。私がそれまでの人生で考えたことのなかった話題・視点・感情を披露してくれます。新しいことを知る快楽が私の思考領域を広げているようです。

note前と note後。
わずか 10ヵ月で、私という人間に変化が表れている。
noteは、ヒトの進化を促す可能性を秘めているのではないか。
自分が今後どう変わっていくのか見続けるためにも、note と歩もう。
親愛なる noterさん。
あなたに逢えたことを感謝します。
これからも良い影響を与えあえることを楽しみにしています。

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