Webマガジン 横浜翻訳生活 第17号

 第17号をお届けします。年末に創刊したWebマガジンですが、もう夏も終わり。どのくらいの量の文章を書いたでしょうか。本一冊分にはなるかもしれません。これからもどんどん書いていきたいと思います。よろしくお付き合いください。

<翻訳日記>
2018年8月18日(土)晴
 今日でフェローアカデミーの今期の授業が終わり。これで何期目だろう。27期目かな。それでも毎回同じような気持ちになる。まったく慣れない。なんとも言えず寂しいのだ。最後まで勤められた安堵感もあるけど、二つが混じり合って複雑な気持ち。こういうのは慣れてはいけないのだと思う。こちらは20回、30回、繰り返しているけれど、受ける側はたった一度かもしれないからだ。はじめてのフレッシュな気持ちで来ている人に、こちらが手慣れた態度で相対してしまったらいけないだろう。ずっとはじめての気持ちでやらなくては。
 同業者にあんまりそういう人は多くないのかもしれないが、どういうわけか私は講義をすることが好きなので、訳す仕事、書く仕事とともに、ずっと続けていきたいと思っている。もちろん、求めてくれる人がいなくては続けられないというのはどちらも同じだ。必要とされるようにがんばろう。月並みだががんばろう。

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