Webマガジン:横浜翻訳生活 第5号

 第5号をお届けします。年末から始めたのに、もうすぐ春です。早いですね。皆さん、いかがお過ごしですか。私は毎日、がんばって仕事をしています。がんばることができて嬉しいです。でも、寒くて辛いので、早く暖かくなってくれ、と祈っています。三寒四温だから、一直線に暖かくはなりませんね。

<Time Travel翻訳日記>
 James Glick著、"Time Travel"の翻訳日記です。私の日々の翻訳作業(の一部ですが)を記していきます。お楽しみに。

2018年2月13日(火)晴
 朝4時半起床。週末にいったん、疲れがたまっているというサインが出たが、一日少しスローダウンしたら、復活できた。ともかくまずはこのペースを維持しなくては。20代の後半から翻訳をしてきて、とにかくページを一定に維持することの難しさを思い知った。一時的に極端に速くすることはできるのだけれど、必ず反動が来る。とにかく、ここまでの辛抱だから、などと自分に言い聞かせてがんばったりすると、自分の心と身体が当然のように後から落とし前を求めてくる。「あんたあの時、ここまでの辛抱って言ったよな? そう言われてちゃんとがんばったんだ。あとのことは知らないよ」と言い出すのだ。そうなると、自分の心と身体なのに、なかなか言うことを聞いてくれない。どのくらいまでなら辛抱せずにペースを上げられるのか、どのくらいなら、ずっと続けられるのかを探って四半世紀。最近、ようやく自分の巡航速度がわかってきた。
 第10章に突入。この章ではいよいよ「過去へのタイムトラベル」について正面から話をするらしい。これまでも触れてはいたけれど、まだ本格的な話にはなっていなかった。未来へのタイムトラベルの方がまだ簡単なのだと何度か聞いたことがある。過去へ行くとなると、色々と面倒なことがある。
 まずこの章で書かれているのは、タイムトラベルのルールである。タイムトラベルの際、何を持って行けて、何を持っていけないのか。それとも何も持って行ってはいけないのか。何も持っていけないとしたら、服も着て行けないのか、うーん、どうなんだろう。

進捗:194/313
本書を含む総作業量20枚(1枚 = 400字)

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