【ブログ】新紙幣と勉強する意味の話

最近、紙幣のデザインが新しく変わりました!
「手にしたらテンションが上がるもの 7月部門」があれば確実にランクインすると思います。

これからは渋沢さんにたくさんお世話になりたいと思っていますが、
今回は、長年お世話になった福沢諭吉さんについてのお話です。彼の一番有名な言葉と言えば言わずもがな、「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」でしょう。
1万円の男が言うからこそ、厚みがあるというものです。
諭吉さんはきっと誰にでも優しく平等に接する人優しいひとであると想像できます。

と考えるのは早計で、この言葉には続きがあります。
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」と言えり。と続きます。

その続きは、

(中略)されども今、広くこの人間世界を見渡すに、かしこき人あり、おろかなる人あり、貧しきもあり、富めるもあり、貴人もあり、下人もありて、その有様雲と泥どろとの相違あるに似たるはなんぞや。その次第はなはだ明らかなり。『実語教』に、「人学ばざれば智なし、智なき者は愚人なり」とあり。

福沢諭吉 「学問のすすめ」

要約すると、
人はみな平等なはずです。とはいっても現実には貧しい人や豊かな人それぞれ違いがあるのはなぜなのか。それは学ぶか学ばないかの違いであることは明らかである。
という内容が続きます。

つまり、広く認知されている前半部分とは真逆の意味であり、むしろ平等は現実には存在しておらず、その差を生む勉強の大切さを説くことがこの言葉の真意になります。

このように間違って認知されている現象自体が、まさしく知識の差であると言えますね (-ω-;)

最後に、無理やりDMUマーケティングスクールの話題に繋げると、、
マーケティングを学ぶということも、福沢さんの考えからすればとても立派な行為なんだと思います。

そして最近ではこの言葉とも近い形で、「リスキリングを通じたキャリアアップ」が推進されています。学ぶことで新しいスキルを身につけやりたいことや出来ることが増えていくということが、福沢さんの目指した理想の一つの形ではないでしょうか。

また、以前マーケティングスキルの使い方についてnoteを書きましたが、
マーケティングスキルは今すでに持っているスキルと掛け合わせて新しい価値を生み出すことが出来るものになります。

ということでまとめると、何か現状に不満を感じていたり新しいスキルを身に着けて挑戦をしたい人はぜひ何か勉強をしてみてください。
そのなかでもしマーケティングを学びたい人がいればDMUが力になります!

それではまた。


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