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笑えない夜を

5月が終わった。5月はバナナマン日村さんの誕生月だ。(誕生日は5月14日)わたしは障害者手帳(精神)の申請を終わらせたので少しだけ気持ちがすっきりしている。
心というものは不思議だ。物質として存在しないのに当たり前にように名前があるし、どの言語にも「心」という言葉が存在する。わたしの知る限り「心臓」や「脳」とひとくくりにしている言語はない。

日本語→心
英語→heart/mind
韓国語→마음(マウム)
中国語→心(シン)
フランス語→Coeur(クール)
イタリア語→Cuore(クオーレ)

キリがないのでこの辺で


わたしの心はわたしだけのもので、あなたの心はあなただけのものである。

と書いてみたのだけど、こういった文章を書くには今部屋が散らかりすぎている。部屋の乱れは心の乱れだ。順番としては心が乱れて部屋が散らかる、という方が正しい気はするが。明日起きたら窓を開けて掃除をしよう。みんなもよければ一緒に掃除しよう。
わたしの心を大切にするために、わたしはあなたの心も大切にしたほうがいいと思っている。わたしたちは別の人間で、あなたの喜びや苦しみをすべて理解することはできないけれど、あなたのためにひとつ何か出来たらわたしの心は少しだけ軽くなる。
依存と似ているように思うかもしれないけど少し違くて、落とし物を交番に届けて徳を積むくらい楽な気持ちでいい。

齋藤飛鳥さんが自身の卒業コンサートの最後のMCで「恩送り」という言葉をわたしたちに教えてくれた。

「恩送り」とは誰かから受けた恩を直接その人に返すのではなく別の人に送ることをいいます。 1つの優しさや助けを受けたとしても、その喜びや感謝を送る人数に上限はありません。

Wikipediaより

彼女はこれまで何人の人に恩を送ってきたのだろう。おそらく、わたしが一生かかっても送りきれないほどの数だろう。わたしより10歳以上若いのに。
ドラゴンボールのスカウターのように送った恩の数を測れる装置があったら、わたしは多分とんでもなく少ないと思う。ドドリアさんに笑われてしまう。

齋藤飛鳥さんの数値を調べようとしたドドリアさん「フン!こんな顔の小さな娘、どうせ人生経験も浅いだろう、どれどれ?な、なに??」
ザーボン「どうしました?」
ドドリア「いや、2万3万、、、どんどん数値が上がっていく!」
ザーボン「そんなはずはない。わたしの最新式のスカウターで測ってみよう。な!なに???1,500,000だと???まだ上がっていく!」

ボンッ!(スカウターが壊れる音)

ドドリアさんとザーボンさんの配役逆だった。旧型顔だろドドリア。


飲んでいる薬の影響もあって、人との会話の内容をすぐ忘れてしまうわたしだけど、飛鳥さんの恩送りの話はよく覚えている。白いドレスと、表情と、丁寧に紡がれた言葉たち。

今さらだけど飛鳥さんの卒業コンサートは本当に良かった。ダンスのことなんて何も知らないわたしだけど、どう見ても飛鳥さんのダンスは“本物”で、見ていてとにかく楽しかった。今!とっても良いものを目撃している!と心の底から思うことができた。
飛鳥さん、ありがとね。
「卒業したらこのダンスを見る機会がなくなるんだな、それだけが寂しいな」と思っていたら星野源さんの「生命体」のMVでわりとすぐ見ることができた。嬉しかったなぁ。


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