笑えない夜を、笑ってもいいよね？

父親入院7日目。

午前中に父親から母親宛に5秒の動画が届いたらしい。お昼休みに見てみると内容は父親の自撮りだった。わたしもさっき母親に動画を見せてもらったのだけど「撮れてるのかな？」みたいな顔をした父親が5秒間映っているだけだった。写真でええやろ。
相当暇を持て余しているようだ。まあ、暇だと思えるくらいには回復しているということだろう。身体中まだまだ痛いと思うが頑張ってほしい。
ギブスが完成して今頃ミイラ男のようになっているはずだ。父親のミイラ男姿を見るのが楽しみだ。笑ってもいいよね？
明日母親と一緒にお見舞いに行く。4日に行ったときはまだ食事が採れない状態だったが今はどうだろうか。食べれてるといいなあ。

そういえば父親に付き合ってわたしは今禁酒している。今日で7日目ということだ。
一週間飲まずにいたのはいつ以来だ？と考えてみたら自分が病気で入院していたときだった。やれやれ。誰かが入院しないとお酒を断てないなんて、立派な病気だと思う。
江國香織さんの「きらきらひかる」の主人公の笑子とわたしは似ている。性別が違うだけで。
お酒を断てないし、情緒不安定だし、セックスがそれほど好きじゃない。

今日は料理する気が起きなかったので冷凍のアジの開きをフライパンで焼くだけで済ませた。グリルで焼いてもいいのだが洗うのがめんどくさい。フライパンでも美味しく焼けるのでうちでは長年そうしている。
わたしも母親も痩せやすい体質なのでこのままの食生活を続けていたら二人ともガリガリになってしまうだろう。たまにはデンとしたものを作らないとだ。
デンとしたもの：丼もの、揚げ物、茶色系のおかず等

鬱の怠い感覚がすぐそこにある感じがするが、とりあえず動けるのでラジオを録り、応募した求人先からきた実技試験を片付けた。テストは2つあり、それぞれExcelと経理の知識を確かめる為のものだった。
Excelは最近まで仕事で使っていたので問題なく解けたが、経理は実務経験がなく経理で使用する基礎知識である簿記を勉強していたのも高校時代の頃なので、大昔の記憶を辿りながらネットで勘定科目などを調べて何とか問題を解いた。
高校時代なら余裕で100点取れそうなレベルの問題だったが、昨日の夕飯のメニューも思い出せないようなわたしが18年前の記憶など残っているわけもなく。それでも70点くらいにはなったと思う。