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相手も自分も幸せに。「人が好き」だからこそたどり着いたコミュニティマネージャーの仕事

DMMBoostで働く社員をインタビュー形式で紹介する #DMMBoostVoice

今回は、2022年4月にジョインし、立ち上げ直後のCommunication室でコミュニティマネージャーを務める和田翔平が登場します。和田は、大手通信会社の営業職として主に中国エリアと一部四国・九州エリアを担当。退職したのち、世界一周旅行に出たというユニークなキャリアの持ち主です。

帰国後に、DMMBoostへ入社を決めた理由を「10年先のキャリアを考えたときに、自分の『幸せ』を最短ルートで叶えられると思った」と語る和田に、仕事をするうえで大切にしてきた価値観や入社の決め手、DMMBoostで働く魅力を聞きました。

目の前の相手にとことん向き合う。ブレない仕事の価値観

株式会社DMM Boost Communication室  コミュニティマネージャー和田翔平

——新卒で大手通信企業に入社していますが、どのような仕事をしていましたか?

昔から人とコミュニケーションを取ることが好きで、営業職を志してソフトバンク株式会社に入社しました。

配属されたのは、広島エリアの携帯電話ショップの代理店営業でした。エンドユーザーであるお客様はどんな気持ちで携帯を購入するのか、私たちがどういった接客をしたら喜んでもらえるか。店舗の売り上げを伸ばすため、現場に深く入り込んでスタッフと一緒に試行錯誤する日々でしたね。

特に注力したのは、数字やデータをもとにした分析や戦略立てにも強い組織づくりです。だんだんと実績を上げられるようになり、入社4年目には中国地方のエリアリーダーとして80店舗ほどの営業支援を任されました。

——どんどん仕事のレイヤーが上がっていったんですね。

そうですね。ただ、どの立場でも仕事で大切にしたいポリシーは一貫していました。お客様でもチームメンバーでも、目の前の相手のことを考えて、血の通ったコミュニケーションをすることです。

職場での立場が変化し、現場からは次第に離れていきましたが、常に周りの人たちと精一杯に向き合い、問題を把握して施策につなげるというスタイルや自分の持つポリシーは変えませんでした。仕事に対するリアルな肌感を持つことは、今でも大事にしています。

——営業職を志望した理由でもある、「人との関わり」を重んじてきたんですね。

やっぱり、人を思う気持ちは絶対相手に伝わると思っていて。だからこそ、自分から相手に興味をもち、心を開くコミュニケーションができるように心がけています。

そのおかげか、多くのメンバーから「和田さんがいたから仕事を続けてこられた」と言ってもらえたのはうれしかったですね。当時のお客様も、今では飲み仲間で(笑)。私は広島から大阪に住まいを移しましたが、昔の取引先の方が関西出張のたびに声をかけていただけるんです。仕事だけではない、個人と個人の関係を築けたのは、自分にとって何よりの財産ですね。

「幸せ」を追求するために、自分のキャリアを見つめ直した

——充実したキャリアを積み重ねていた中で、退職して世界一周に行く決断をされます。いきさつを教えてください。

自分が関わる人たちを幸せにしたい。仕事を通じてその思いがより強まるなかで、当時結婚を考えていたパートナーと、ふと「世界一周をしてみたいね!」と盛り上がったのが最初のきっかけでした。

仕事を続けていくことで、充実感は感じられます。けれど、仕事ばかりだとプライベートでやりたいことが叶えにくいのも事実で……。当時は、目の前にいる、誰よりも幸せにしたい人と一緒に夢を叶えたいと思いましたし、純粋に「世界を知りたい」という好奇心も湧きました。最終的には「自分にとっての幸せも追求して、やりたいことを実現できる人生を送りたい」という気持ちが勝ったんです。

そこで、世界一周に出るため、退職するまでの2年間を準備期間に充てようと決めました。帰国後に再就職する際には、自分の市場価値を高めることが必要です。今まで以上に自分のキャリアを考えるようになり、社外の人とも情報交換をしたり、社内の有志プロジェクトに参加したり、視野を広げるために行動しました。

満を持して出発した世界一周は、さまざまな地域や人との出会いを通じて「自分にとっての幸せは何か」を再認識する機会になりました。夫婦でたくさんのトラブルも乗り越えて、二人の絆も強まったと感じます。本当に、あのとき決断してよかったですね。

——かけがえのない経験を得たと同時に、自分のキャリアも見つめ直す機会にもなったんですね。帰国後、DMMBoostとはどのように出会ったのでしょうか?

現役員・橋本が大学時代の友人で、会社の存在は知っていました。一緒に飲みに行く機会があり、お互いの近況を話し合っていたときに、現在所属するCommunication室の立ち上げに誘われて。面白そうだと、迷いなくジョインを決めました。

——なぜ、入社を即決できたと思いますか?

「人との関わり」を大切にしてきた自分の強みを活かせそうだと直感したからです。B to Bサービスでコミュニティ事業を立ち上げる企業は増えてきているものの、市場として見ると、まだ成功事例やノウハウが十分に蓄積されていません。そこに挑戦できることに、思わず胸が躍りました。

前職を退職して以来、「会社に依存しないキャリア形成」が人生で大きなテーマにもなっていて。専門性を身につけられるという点でも、非常に良い経験が積めると思ったんです。

DMMBoostで働く魅力は「裁量の大きさ」と「挑戦できる環境」

——改めて、現在の業務内容や部署のミッションを教えてください。

Communication室は、2022年4月に新設されたばかりの部署です。DMMチャットブーストのユーザーをつなぐコミュニティ「Booster(ブースター)」の運営を担当しています。

コミュニティを通して、お客様同士によるノウハウの共有などで商品に対しての熱量を高めることが最大の狙いです。お客様からのオーガニックな発信で新規ユーザー獲得にもつなげていきたいと考えています。

「DMMチャットブースト for EC」のお客様は、EC事業に真剣に向き合っています。私たちの利益だけを追求するビジネス施策ではなく、お客様の課題解決や事業成長に本気でコミットするためのさまざまな施策を企画する予定です。

まずは、お客様が発信しやすい心理的安全性の高い場を構築したり、業種の近しいEC事業者をつなげたり、コミュニティを活性化している最中です。

——和田さんが感じる、DMMBoostで働く魅力とは?

仕事を通じて成長できる余地が大きい点にあると思います。

前職では、事業を成長させるためのロジックやKPIには、すでにある程度の「型」がありました。ですが、DMMBoostはまだまだ成長途中にあるスタートアップ企業です。日々あらゆる場面で「事業拡大のために最も重要なことは何か?」「どの数字が成果に結びつくのか」と、自ら問いを立てて意思決定する力が求められます。

ぶっちゃけると、自分の選択が事業にマイナスの影響をもたらしてしまうかもしれないという点で、大きな責任感も感じていますよ。でも、10年後のキャリアを考えたらこの責任範囲の広さと裁量の大きさは必ず自分の糧になる確信があります。

——日々の行動や意思決定が、自らの成長につながっているんですね。

当社は、やりたいことを伸び伸びとやれる環境があるのも魅力ですね。どんな企画を立てても、基本「やってみなよ」と任せてくれる。そのうえで課題にぶち当たったときには、どうするべきか徹底的にディスカッションに付き合ってもらえます。

同世代である役員陣からも、いつも鋭い見立てのもと、アドバイスがもらえるんです。そんな仲間たちと一緒に働けるのは何よりの刺激になっています。

——今後の展望をぜひ聞かせください!

コミュニティ事業では、「老若男女問わず誰しもが一度は『チャットブースト』を耳にしたことがある状態にする」という大きな目標を掲げています。

公式なOKRではありませんが「『Booster』があるから契約したい」と思ってもらえたらいいですよね。事業を拡大していくなかで、大きな武器となり得るコミュニティをつくり上げるのが密かな野望でもあります。

また、個人としては、コミュニティマネージャーという領域でプロフェッショナルを目指したいです。一つの企業に依存せず、自律的にキャリアを形成できる、市場に求められるような人間でありたいという思いは、世界一周を決めたときからずっと変わりません。

いずれは、また海外で生活したいと思っています。世界のどこにいてもパフォーマンスを発揮できるように、自分らしい働き方や社会との関わり方を模索したいです。そのためにも、DMMBoostで事業とともにさらなる成長を続けていきます!

取材協力:CASTER BIZ recruiting

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