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「周りの人の役に立ちたい」接客業、営業職を経て、たどり着いたエンジニアという働き方

DMMBoostで働く社員をインタビュー形式で紹介する #DMMBoostVoice 。今回はフロントエンジニアの高野玄徳さんが登場します。

高野さんは接客業、営業職を経て、独学でプログラミングを学びエンジニアの道をスタートさせたというおもしろい経歴の持ち主です。昨年11月にDMMBoostへジョインしましたが、すでに主力メンバーとして、日々のサービス開発に取り組んでいます。

高野さんが柔軟に変化し続けながら働く背景には、新卒時代から大切に抱いてきた「人を喜ばせたい」という信念がありました。

チーム全体の生産性をあげるため、独学で始めたプログラミング

株式会社DMM Boost TD(テックデベロップメント)チーム 高野玄徳

──まずは高野さんのご経歴を教えてください。

リユース事業を展開する企業に新卒で入社して、5〜6年ほど古着の販売員をしていました。その後、人材業界の営業職へ転職。1年ほど営業の仕事をやっていましたが、エンジニアになりたいと考えるようになって転職活動をはじめます。自社アプリのバックエンドエンジニアや、チャットボットサービスのサーバーサイドエンジニアなどを経験し、2022年11月からDMMBoostに入社しました。

──接客業から営業職を経て、エンジニアですか! 珍しいご経歴ですよね。営業をしながら、なぜエンジニアを志たのでしょうか?

営業チームのMTG資料作りにとても時間がかかっていて、どうにかならないか? と模索していた時期があったんです。手動じゃなく、ボタンひとつでポン! とできないか? と。

調べた結果、これらの悩みは「Rubyが解決してくれるらしい」ってことがわかり、独学でプログラミングの勉強をはじめました。

単純にプログラミングの勉強が楽しかったこともありますが、ルーティン作業を自動化・効率化することで、チームの役にたったって思えたんです。そこからエンジニアになりたいと考えるようになりました。

──独学で勉強を始めて、エンジニアになれるってなかなかすごいことです。

今まで何時間とかかっていた作業も、ITの力で「3分もあれば資料は作れますよ!」なんて、サラっと渡せたらかっこいいじゃないですか(笑)。みんな喜んでくれたのが、続けていくモチベーションになっていたのかもしれません。

振り返ってみると、「周りの人の役に立ちたい」が原体験なのかもしれませんね。接客でも営業でも、目の前にいる人や関わった人を「喜ばせるために何ができるか?」が、自分にとって大切な仕事観。たどり着いた先がエンジニアだったんだと思います。

──エンジニアとなり新たなキャリアを歩まれていたなかで、なぜDMMBoostにジョインすることになったのでしょうか?

転職の意思はなかったのですが、エンジニアとしてのキャリアを考えるためにさまざまな企業とカジュアル面談をしていたんです。

そのなかで岡田さんとお会いして、職場として心理的安全性が高いこと、またメンバーが自発的にできる環境が整っている点に魅力を感じて入社を決意しました。

──なぜ心理的安全性を重視したのでしょうか。

重大なミスを周囲に隠したままでは後々深刻な問題につながりかねないので、エンジニアとして心理的安全性はかなり重要です。

その点、DMMBoostでは何か失敗してしまったときも「なぜそんなことしたのか?」と責められることはなく「どう防ぐか?」について、話の重点が置かれています。

また岡田さんがワンマンで解決するのではなく、メンバー全員で自分ごと化して考えるコミュニケーションが取れていることも今のチームの魅力ですね。

品質向上の第一歩は、事業ドメインを深く理解することから

──フロントエンジニアとして働くのはDMMBoostが初めて。チームの雰囲気はいかがでしたか?

チームメンバーは本当にいい人たちなので、未経験の僕のこともすぐに受け入れてくれました。

フロントエンドのチームはお互いを尊重しながら働けているところがすごく好きです。足りない知識をお互い教え合ったり、どんな相談事もできたりといい関係性が築けていると思います。

──働き方という点で、これまでとの違いはありますか?

前職ではクライアントの要望に応じてAPIの開発をしていたのですが、現在は自社サービスに対してスクラム開発をしているので、働き方は大きく変わりました。

現職で初めてスクラム開発に携わったのですが、非常に効率よく作業が進めらていると感じます。進捗管理がしやすいんですよね。ムリのないスケジュールを組めるので働きやすくなりました。

一方で、開発の方向性がズレると全体のスケジュールも調整しなければならないので、方向性が正しいのか突き詰める必要があるのは、まだまだ課題に感じているところです。

いまは新規サービスの開発をしているので、エンドユーザーの感触が確かめられません。この状況において品質を高めていくためには、まず事業ドメインをしっかりと理解する必要があります。サービスに関わるCSや営業メンバーとも積極的にコミュニケーションを取ることで、重要な仕様や機能を精査できると信じて、日々取り組んでいます。

楽しく働きながら、柔軟性高く、この道を突き詰めていく

──自社サービスを開発するエンジニアならではの難しさはありますか?

チャットブースト for EC」はすでにリリースされたサービスです。新しい機能を追加する際には、今まで使っていた方とこれから使う方どちらにも、高品質かつ長期的に運用保守できるシステムかどうかを考える必要があります。

より柔軟なコードでありながら、品質も担保していく。その難しさはありますよね。

また後々取り返しがつかない状態にならないよう、テストコードを見直していくことも重要です。前職ではテストコードの文化がなかったので、リリースするたびに壊れていないか手作業で確認していました。当時はすごく非効率だなと感じていたので、その経験を反面教師にして活かせたのはよかったです。

──どのようなときにやりがいを感じますか?

自分の書いたコードがサービスとしてリリースされて、ユーザーに使ってもらえて、喜んでもらえることが一番のやりがいですね。

あとはすごい個人的なやりがいになってしまうのですが、プログラミングのなかでもリファクタリング作業が好きなんですよ。

リファクタリング:ソフトの挙動を変えずにコードを整理する作業のこと

もともと片付けが好きなこともあって、整えていく作業が快感なんです。もう趣味というか、癖というか……。整えずにはいられないんです。整ったコードを眺めながら達成感にひたることもありますよ(笑)。

──素敵! エンジニアさんならではのやりがいかもしれませんね(笑)。最後に、チームとして、個人としての目標を教えてください。

常に最善策を突き詰められるチームでいたいですね。フロントエンドは技術の流行り廃りが早いので、どんどん必要なスキルも変わります。時代や状況に応じた最適解を考え、チャレンジしていきたいです。

個人的には毎日本を読んだりチーム内で最新情報を共有したりと、インプットを欠かさないようにしています。個人の目標としては、常に新しいものを積極的に取り入れて、柔軟性の高いエンジニアでありたいです。

取材協力:CASTER BIZ recruiting

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