ブランドやペルソナについて~あるEC通販の現場から~
ブランドという言葉は幅が広いというか、種類が多いというか。企業ブランドや商品カテゴリーブランド、単品での商品そのもののブランド。またEC通販やサービス業ではよく見る「人」そのものをブランド化していく、社長や店長や開発スタッフなど。
ブランディング論を書くつもりはなく、簡単に言うと「ブランド」とは他社や他者との差別化で、すぐに想起できるもの。バブル期に流行ったVIやCI。音声や映像も。また店頭ではビジュアルマーチャンダイジングなども。
さて、事業の初期や新規事業ではその事業コンセプトを社内外にお伝えできるようにしておく必要がある。そしてメッセージ性もあった方が分かりやすい。そしてどこかで見たことがあるかも?うん!?何かに似てるかも、という事も起こる。それで良いと思う。なぜなら、実はこういう商品で、とか、こういう事業で、など追加説明で印象付けることが可能だからだ。
そして、育てていく工夫が必要で、プレスリリースやSNSでの発信や知人や近親者にも聞いてもらう。その際はターゲットにもよるが、私は常々、親に電話で子供たちにLINEで、伝わるのか?という問いを繰り返す。
今回の新ブランドは「GAcosmetics/GAコスメティックス」。商標も早期審査中ではあるが、類似は無い。でも「GA」と聞くと、それぞれの方が関心毎によって、それはWEB分析?とか、アパレル?とか、建築系?などとコミュニケーションをしてくれる。実は、
「GAコスメティックス(GA cosmetics)」の「GA」とは、「Good Age」の略です。アンチエイジングからグッドエイジングへ。男性用のスキンケアやジェンダーフリーな商品を通して頑張る世代の方々へ元気をお届けするためのブランドです。
こうなんです、とコミュニケーションを返せる。
さて、上記の中にターゲットも入れているのは、あれもこれもやりたくなるのを自制するためではあるが、特に同年代や少し下の世代への私なりの「パーソナル・アウト」手法なのだ。それとペルソナでは私本人ではなく、友人たちをミックスして、「氏名」「年齢」「住所」「職業」「学歴」「家族構成」「趣味」「年収」「お小遣い」に、最近の関心毎など空想ではあるが、超具体的に作る。自分達だけではなく、この人を喜ばすためには何が必要でどう実施するかを考える時に第三者目線のようなもの。「安く」なのか?「正しい使い方」なのか?「効能効果」なのか?「販売する時期や場所」なのか?商品が届いた時の「第一印象」なのか?「使っていくうちに感じてほしい」ことなのか?
とは言え、レビュー等でターゲットではない人が喜んでくれていたり、思ってもみない家族ユースなども。嬉しい反面、初期はぶれずにUSPを大切に続けたいとも思う。
こうして、NOTEに書くことそのものが冷静になれる瞬間でもあるので、11月も「元気に陽気に前向きに」進めたいと思います。
次回はAmazon販売の初期に気づいたことなど紹介したいと思います。
引き続き、よろしくお願いいたします。
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