散文だとか日記だとか：妄想エクスプレス

さて、そろそろ日記の書き溜めも底を尽きてきた。

書きたいことが無くなったというよりは、時間が減った。すこーーしずつ日常が戻ってきて毎日何かと仕事をしているので、「思いついたこと」が現れなくなってきている。

そう思うと、この1か月半はゆったり暮らしてきたんだなあ。

がっつり働いて生活の充実度を上げるのも大切。
きゃっきゃと遊びまわって幸福度を上げるのも大切。
でも「何もしない」をすることに、罪悪感を覚えないのも大切だね。

思考は余裕から。のんびりと何かを考える時間って生活の中ではないがしろにされがちだけど、そういった空白をきちんとつくるのも、きっと大切。

おかげで5月中ずっと日記を書き続けられた。なんだかんだ、文章を書き綴るのは楽しい。誰に読ませるものでなくともね。

ところで最近、物語をつくることに少し興味をもっている。

案外（？）妄想家なので、用意されたシチュエーションやことばから妄想を膨らませて、ひとつのストーリーにするのが楽しい。頭の中で映画を流す感じ。

友人・ものさんのstayhome企画に参加してちょこっと書かせてもらったけれど、うーーん…頭の中身を文章に落とし込むの、ほんっとうに難しいね。

"もしケンカしてもさ、ごはんは絶対いっしょに食べよ？"

ちょうど一年前に始めたふたりぐらし。彼女は冷戦中でもごはんを作ってくれる。その姿が、どうしようもなく愛おしくて。

"シャッターは、ぺち、といつもより小さな音で鳴った。"

ものさん@monono_16の #stayhome  企画で物語を書きました〜🙌 pic.twitter.com/rOzz49vYrq

— 鶴 (@dmdmtrtr) May 24, 2020

もう少し説明的な部分を省きたいな～と思ったり、反対に言葉が足りない部分もあるな～と思ったり。説明しすぎは冗長だし、説明しなさすぎは妄想の自己完結になっちゃう。

わたしの妄想の先には、読んでくれた人が妄想を膨らませる余韻をつくりたいのだ。

自分で「あ、いいな」と思えるものをたくさん生み出せたらなあ。妄想、捗らせてこ。