散文だとか日記だとか:ルーティンとスピッツ
仕事とプライベートの境界が溶けつつある今、何かルーティンが欲しいなと思う。
コーヒー飲む?音楽流す?ストレッチする?ほっぺ叩く?仕事用のイスに座る?煙草吸う?お酒…はダメっすねわかります。何がいいんだろう。
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高校・大学と続けてきた弓道部、練習は嫌いだったけど試合は好きだった。
試合の直前までゆるゆると脱力していて、試合に入る瞬間に自分のルーティンで急激にスイッチを切り替える。その瞬間がすごく好きだった。
腕と肩のストレッチをする。
矢の順番をそろえる。
その場で2回跳ねる。
ギリギリと弓具を鳴らす。
とか。毎回面白いくらい同じことをやっていた。それぞれに何か意味があるわけではないけれど、これらがスイッチになっていたのは確かだ。
集中力が長時間続く方ではないので、直前までゆるゆるしている方が性に合っているのだと思う。
ただ基本的にチームで戦っていたので、徐々に集中を研ぎ澄ますタイプのメンバーにとってはすごく迷惑だっただろうな! いやはやごめんな!
わたしはON/OFFがはっきりしているタイプなのだと思う。というか、はっきりしすぎと他人によく言われる。
もともと効率主義かつ損得勘定主義で、仕事の時はそれが当社比3割増という感じ。あと表情が消える。
今でこそプライベートで「表情がコロコロ変わる」「よく笑ってる」だとかよく言ってもらえるようになったけれど、昔はポーカーフェイスで冷たいと言われていた。目つき悪いし笑うの苦手だしいいところがない。全くない。
ON、つまり仕事モードのわたしはこのポーカーフェイスがしっかり顔を出すので、割と怖い。あー自覚しております!!
ただONモードに入ってしまえば、すごくすごく仕事が捗るのだ。OFFがゆるみきっているので、そのギャップがいいんだな。試合と一緒。
自分で意識しないとON/OFFが溶けきってしまう気がするので、早いとこルーティンを見つけたい。スイッチを作りたい。
パチッと急激に切り替える感覚、あれでゾーンに入るの楽しいんだよなーほんと。毎日やっちゃうと疲れるだろうけれども。
今のところ、スピッツを流すのがルーティンになりつつある。
イヤホンを耳に詰め込む。爆音でスピッツを流す。コーヒーを飲む。苦いのはやっぱり苦手。本当は牛乳を入れたいけれども、フレッシュしかない。あれ結局のところ油だよねって思うとちょっと苦手。お腹痛くなるし。
パソコンを開く。起動が早くて快適、これならパソコン開きたくなる。
去年、増税前にポチったのに発送が増税後だったせいで2%損したノートパソコン。ヒューレットパッカード。ステッカーとか貼ってオリジナルにしたいけど、剥がせなくなったらすごいヘコむだろうなと思って貼れてない。
本当はスピッツのステッカーとかでわたし好みにしてやりたい。/ス\のやつ貼りたい。Spitzでもスピッツでもいいんだけど、/ス\がいちばんかわいいと思うんだ。
スピッツは生活、酸いも甘いも一緒くた。好きも嫌いも好き、ちょっと違うなって思うとこまで許しちゃって好き。そんな感じ。
偏愛する生活の一部。溶解する風景の一部。爆音で聞いてもBGM。
スピッツは当然わたしだけのものじゃないけれど、スピッツを爆音で流しているイヤホンと耳、向かい合うパソコンと目、カタカタとタイピングする指は間違いなくわたしだけのものである。
この状況にぐっと入り込めると、ONモードになれる。その時は話しかけるとすげー怖い顔が返ってくるかもしれない。すみません各位。
あーあーもうこんなnote書いている時点でアレです、明らかに捗ってない。1ミリも終わってない。おいおい大丈夫かちゃんと自立かつ自律して生活できんのか!? 頑張っていこうな!!!
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