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自分は正しいと思いたい

ほとんどの人は「自分が正しい」と思いたいのではないでしょうか?

僕も、「自分の正しさ」を何なら人に押し付けがちなときがたまにあり、その結果、人とケンカしたり、怒らせたりします。

▼ 正しい、正しくないとは?

正しい、正しくないみたいなことを一覧化して書いてみます。

あってる ↔ 間違っている
正しい  ↔ 正しくない
多数派  ↔ 少数派
善    ↔ 悪

これで言うと、ついつい自分を「あってる」、「正しい」、「多数派(普通)」、「善」側と思いたくなります。

▼ 正解は無いし、少数派でも良い

日本の学校教育は、「1つの正解を求める」ことが多く、そうでない回答は「 ✕(バツ、間違い)」と見做されるため、何でも正解があるように感じてしまいがちですし、自分は正解でありたいと思いがちです。

しかし、本来は「何らかの意見」や「考え方」であって、正しいことやら正解なんて無いはずなんです。

・体型が太っていようが、痩せていようが個人の好み
・家を「賃貸」でも「買う」でもどちらでも良い
・遠距離恋愛に「良い」、「悪い」もない
・仕事重視でも、仕事よりプライベートを重視しても個人の自由
・お金をたくさん稼ごうが、節約生活しようが、どっちでも良い

また、何らかの意見も「多数派」である方が安心しがちです。過去の経験で、少数派の意見が通らなかったり、あたかも変な人と思われることが多かったからか、「多数派でありたい」=「普通でありたい」と思いがちです。

※ たまに、天の邪鬼の人は、敢えて裏をかいて少数派を選びます。

▼ 多様性を認める

僕は「多様性」という価値観を大事にしていて、「正当性」はどうでも良いと思っています。

自分の考えが、何と「あってる」と良いんでしょう?
自分の考え方が誰か「権威ある人、偉い人」の考え方とあっていたら嬉しいのでしょうか。それで誰かに認められたいのでしょうか。承認欲求であったり、自分への自信の無さが、もしかしたら「自分は正しい」と思いたい考え方の源泉なのかもしれません。

「自分は正しい」と思っていて、それを否定されると、イラッと感情的になったり怒ったりすることがあります。

逆に、多様性を認めていると、「この人は自分とは違う意見なんだ」と思うだけで冷静になることが出来るので、怒ることは格段に減ります。(侮辱行為や、迷惑行為については怒ることはあります)

最後に、ドラえもんから至極の名言を貼って終わります。

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