会社のIT基盤づくり作業ログ1

こんにちは。土日のうちに身近な人の企業のIT基盤づくりをボランティアで手伝っているのでその作業内容を少しずつ記録していきます。

お名前.comでのドメイン作成

お名前.com のおすすめは、[.work], とか [.tokyo] でどうでもいい名前でもいいので複数のドメインを購入し、まずは練習してみること。年に99円くらいしかかからない。

ドメインを登録したら、おおむね以下の二つの使い方が多いと思います。

1. Webサイトなどの利用(B2Cで使う)

2. 会社の社内情報基盤+メールアドレスの基盤として使う (会社のITにする)

この二つはもちろん両方とも同じドメインで行うことが多いのですが、いったん 2. を先に整備したほうが良いような気がするので、2. の話を中心でメモを作っていきます。1. は簡単なので簡単な範囲だけにします。

1. Webサイトなどの利用(B2Cで使う)

会社やプロジェクトを作るとサイトをすぐに作りたくなりますが、いまはモバイルの時代なので正式なドメインをすぐに用意するのは急がなくても大丈夫。以下のようにドメインの紐づけはあまり気にせずに会社の情報を作ってしまうのが〇。商品やサービスが出来上がってきてから正式なドメインの会社のサイトをデザイナーも入れて作ればOKなのでいったん適当につくってしまいましょう。

例: 株式会社DEAL

URL: https://dealtech.azurefd.net/

実際にはこのドメインは、この会社が取得したドメインではないが会社のポータルとして使う分にはあまり気にならない。スマフォで会社情報を見る人が多いので、URLが[ dealtech.co.jp ]でも、[ dealtech.azurefd.net ] でも気にする人が少なくなってきている。

このサイトは中身はGitHub, HTML, Office365 Forms でできていて、かかる経費もほぼ無料に近い形でできるのですが、作り方は後日。

2. 会社の社内情報基盤+メールアドレスの基盤として使う (会社のITにする)

大まかなステップは以下の通り。

1. お名前.com にてドメインを購入

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2. Office 365 business essentials をとりあえず1個買う。(Microsoft より Googleで組織管理したい人は、Google G Suite でもいい。どっちでもよい)

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3. ドメインを紐づける

Office 365管理センター>設定>ドメイン>ドメインの追加

TXTレコードの追加

TXT名、TXT値、TTL が表示されるのでその情報を、「お名前.com 」に設定する

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この作業で得られること

Office 365を自分で設定したドメインで運用できる

Office 365 側で作成したメールアドレスを独自ドメインで設定できる(別途作業が必要)

お名前.com にはレンタルサーバーやメールサーバー機能があり、メールを作成するだけなら、Office 365 は不要なのですが、組織でメールを使ってグループメールを作ったり、問い合わせ内容を、Sharepoint のデータやExcelのデータに自動的に反映させるようなシステムを少しずつ作っていく場合は、この段階からOffice 365にしておいたほうがいろいろ楽です。


おしまい。



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