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トラッシュトーク

いかにも現代らしい。

筆を執らず、ペンも執らず、
ケータイを握る。

何年か前まではこんな事
誰も想像もつかなかっただろう。

学校で作文を作るよりも容易く、
言ってしまえば本当に誰でも
エッセイスト、随筆家になれてしまう。

趣味にしても何にしても
随筆している事には変わりはないのだから。

エッセイはいい。
私の頭の中を誰かに
覗いてもらっている気分だ。

エッセイはいい。
今の自分のリアルをさらけ出す事により、
道標になり、確認と修正が出来る。

エッセイはいい。

と思うだけで、気付いたら

文章がみるみる出来上がっていく。これからも

まるで呼吸をするように

自然でいなたく、時には力強く、

指先で送る君へのメッセージ。

そよ風のように心地よく
脳に響くものもあれば、

時を止められたかのように
想いに耽させてくれるものもある。

自分の心境や環境によって
出てくる言葉も違えば、

体調や時間帯により
降りてくる言葉も変わってくる。

2021年5月、
何者でもない自称随筆家が生まれた。

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