アイルランド抵抗歌 Connoly was there コノリーがいた
Well there is a page in history when the workers they fought back
When the might of exploitation at last began to crack
In farm and field and factory, in workshop, mine and rail
A flame is lit; a beacon bright; that flame is burning still
[chorus]
And Connolly was there, Connolly was there Bold, brave and undaunted; James Connolly was there.
Now William Martin Murphy and his Dublin Millionaires Tried bribary, corruption, hypocracy and prayers To spite the Transport Union their scats they did enlist But all their graft was shattered by a scarlet iron fist
[chorus]
When the bosses tried to sweat the lads way down on Glasgow's Clyde A voice like roaring thunder soon shook them in their stride In Liverpool and Belfast where worker lives in Hell But Connolly rose and gave them hope, the truth to you I tell.
[chorus]
Oh Irishmen the day will come when workers one and all will rise up from their bended knee and rally to the call Throw out the bosses tyranny and shout from shore to shore For a working man's Republic and freedom evermore.
[chorus]
コノリーがいた
これは労働者たちの闘いの歴史の1ページ 搾取の勢力がついに壊れ始めたとき 農場、原野、工場、お店に鉱山に鉄道で 炎が上がり、かがり火は輝き、その炎は今も燃えている
そしてコノリーがいた コノリーがいた 勇敢で大胆で恐れ知らずなコノリーがいた
いまウィリアムマーティンマーフィーと手下のダブリンの金持ち 彼らは試みた 賄賂 汚職 偽善に茶番 運輸組合を潰すためにサクラを潜り込ませた しかし企みは紅の鉄拳によって阻止された
資本家たちがグラスゴークライドで若者を酷使しようとしたとき 轟音のような声が彼らの歩みを揺さぶった リバプールとベルファストでは労働者が地獄にいた しかしコノリーは立ち上がり彼らに希望を与えた これが真実だ
ああ、アイルランド人よ その日が来る 労働者みんなが立ち上がり 呼び掛けに集まるとき 資本家たちの独占を捨て、岸から岸へと叫ぼう 労働者たちの共和国とさらなる自由のために
ジェームズコノリーはアイルランドの革命家であり、1916年のイースター蜂起の軍事指揮官であった。イースター蜂起で処刑された16人の1人である。足を撃ち抜かれた彼は、椅子に座らせられて、キルミナイム刑務所で銃殺された。
コノリーは1868年、スコットランド、エディンバラ生まれ。カウゲートというアイルランドからの移住者が集まるスラムで育つ。14歳で年齢を偽り英軍に入隊、軍人としての履歴を積むうちにイギリス支配下のアイルランドの現状を知る。またマルクス主義に触れて社会主義者としての活動を開始、アイルランドのダブリンに移住して組合の指導やアイルランド市民軍の設立にあたる。アイルランド市民軍は組合の防衛部隊であったが、1916年には革命軍として蜂起に加わる。共に放棄に参加したアイルランド義勇軍と協同して奮戦するが、鎮圧され、コノリーは処刑された。市民軍のメンバーはアイルランド義勇軍と合流して、これがアイルランド共和軍(IRA)になる。つまりコノリーはアイルランド共和軍の源流の指揮官であった。
現在でもコノリーは労働者や貧しい人々の傍にあり、希望を与え、率先して決起して世直しに生きた英雄として、人気が高い。日本でいえば大塩平八郎のような情熱的な市民の味方、というところだろう。
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