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【糖尿病】低血糖。場合によっては血の気も引きます。

こんにちは。今日は久々に糖尿病・低血糖について記述したいです。

最近はインスリンや血糖値という言葉の一般化が進んでいるように感じています。よりよい健康を考えた時に気にすべきホルモンだと考えるようになったり、糖尿病の罹患者総数が増えることで知る機会が増えているのでしょうか。

血糖値は100前後がちょうどよい値です。低血糖は70未満、高血糖は昔私は医師に180以上とか言われました。(今は基準値外、となるのでしょうか。)血糖値にマイナスはなく、0という値は見たことがありません。多分、生命活動ができない値なのではと思います。一方、高血糖は結構上まであります。4桁を出したという話も聞きます。ちなみに私は下は20台、上は600台を出してしまったことがあります。(機械の精度上の誤差はあると思います)

その血糖値ですが、上がっても下がってもよくありませんが、下がることの危険性をよく指摘されます。オーバーに言うと、正常値からちょっと下がるだけで低血糖になり、そのまま下げ続けるとすぐに生命の危機に陥るわけです。

この時、身体からはいろいろな症状が出ます。これがまた千差万別、本当にいろいろです。私という同じ人間であっても、血糖値推移やその日の体の状態、年齢で変化しますし、人それぞれで異なる症状が出ます。
参考:国立国際医療研究センター内、糖尿病情報センター

http://dmic.ncgm.go.jp/general/about-dm/040/050/05.html

正直、私はこの低血糖を最近まで過剰に怖がっていました。ある時から怖がるようになった、というのが正しいかもしれません。
過去に起こした昏睡まがいの体験や、職務中の失敗が恐怖心をもたらしたようです。

昏睡まがいの体験は救急車のお世話にまではならなかったものの、他者のサポートが必要になりました。立ってはいますが、意識(判断力?)はなく、反応が著しく弱かったようです。補食を取ってしばらくしてから意識が戻り、その後手の震えなどの症状を感じたのを覚えています。

また、職務中でのミスは、低血糖状態で臨んだプレゼンテーションで判断力の低下により質疑応答で固まりました。固まっている最中に低血糖に気づき、補食も取れず、答えもできずに二つの意味で青ざめた記憶があります。

この判断力の低下が結構曲者でして、どうでもよいことも判断できません。私はもともと優柔不断ではありますが、例えば低血糖時、自動販売機の前に立ち、「炭酸で飲みにくいけど吸収は早いコーラを飲むか、もしかしたら果汁100%かもしれない(その場合、若干吸収が遅い)リンゴジュースを飲むか」でしばらく悩んだりします。

仕事中にこれが起きるとたまったものではありません(当然、意識混濁もまずい)。結果、私は低血糖を極度に怖がっていたような気がします。

この気づかぬ低血糖もSAPは解決してくれそうな気配です。低血糖時や急激な低下時にアラートをあげてくれるようなので、すぐに対処できます。また、現状値の把握も簡単なため、プレゼンテーション前に値を見れば安心です。

低血糖の少し上にしか正常値はない以上、過度に怖がり避けることは高血糖が多くなる=コントロールが悪くなります。
少しずつでも、高血糖を減らす、血糖値を下げる努力をしていきたいですね。私もSAPの開始までは昔を思い出しながらコントロールしてみます。

すけ


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