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アンケートの分析について

ウェビナーなどのオンラインイベントを主催したときにに行う事後アンケートは今後のイベントの運営や内容を改善する貴重な資料です。

例えば100人の参加者のうち、50名がアンケートに協力、回答してくれた。アンケートを集計したら「満足」と答えた人が40名。

さて、今回イベントの満足度は全体で何割の方が満足してくれたのでしょうか?

アンケートに協力していただけなかった参加者層をどう捉えるかで、次のイベントの明暗分かれると思うのです。

8割の満足度を得たのだから、大成功と捉えるか
4割の満足度だから、改善の余地有と捉えるか

参加者がアンケートに協力してくれなかったのは、
「回答するに値しない」
「回答時間を割く価値がない」
かもしれません。

また、回答者50名のうちの10名の回答はとても厳しいご意見を頂戴する傾向にもあります。
これを極少数派の意見として無視するか、時間を割いてまで改善点を書いてくださった貴重なご意見と捉えるか、でも次のイベントの明暗が分かれるでしょう。

統計的には8割の満足度と言って差し支えないのですが、実際のところ、アンケートに答えてくれなかった50名の心理状況も推測したほうがよいと考えています。

私はこの50名の方は「声なき批判」であり、厳しい意見をくださった10名の方がその代弁者になっていると捉えるようにして、集計担当者にいつも嫌われているのですが皆様はいかでしょうか?