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自分より年下の社会人と話す機会が増えてきた
そこで感じるのは雑談や本筋とは関係のない話ができない、通じないということだ

もちろん生産性や効率といった点に注目すればそんな話は必要のないことではあるが、その場の雰囲気を緩和させたり話のテンポ、その人の人柄を知ること、ひいては信頼を確認するためには重要なことだと考えている

何がそうさせているのだろうと考え、身近な部分、ポップな部分で見てみると
メディアの性質が違う、変わったと感じる
僕らが思春期、学生の時テレビ番組は割とゆるいものが多くあったように思う

笑っていいとも!でタモリさんは俳優やミュージシャン等数多くの、他分野の有名人とただただ会話をしているのだ、それを僕らは何の気なしに観て、笑っているのだ
今思うとただの会話を見ているだけのテレビとはなんとも奇妙だ(番宣やPRもあるが)
しかし、そこがミソだとも思う
今のテレビはかなり慌ただしく感じてしまう、ひたすらに情報を発信し、リアクションを取り、面白さやおいしさ利便性を伝えることに必死である
ましてやYouTubeに至っても一緒で面白さ重視な点が多い、ただただ会話を見ていることなどできないのだ、それは私たちの価値観の変化ももちろんあると思う
いかに自分にメリットのある情報を得るかということに固執しているところもある

普段見聞きしているものが自分の振る舞いや性格に表れることは必至である、そう考えると上記で考えたことはあながち間違えではないようにも感じる

テキパキと物事をこなすことも評価されるが、それ以上に余裕があり、あらゆる対応にゆとりを持たせて実行できる人間の方が仕事ができるように感じるし、信頼が持てると僕は思う


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