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食事のテーブルを意識せよ

先日紹介したこの記事。

千葉にある「エコファームアサノ」という農園の園主の記事、この浅野さんの言葉の一つ一つが説得力を持っていて、まさに自分の経験から滲み出るような言葉だなと感じる。

この記事の中で

「皿の上」を想像して、野菜をつくる

という言葉が出てくるが、これが一番刺さった。

ただ農作物を作るだけじゃなくて、自分が作ったものが誰かの食卓やレストランのテーブルの「皿の上」にどのように並ぶのかを意識することが大事であるという話。

ここの内容をもう少し深掘りして考える。

レストランの皿の上

この記事では、レストランの皿の上をイメージせよ。という内容でインタビューがされている。

皿の上というのは、単にお皿の上だけでなくテーブルのうえの全てを指している。

例えば、きてくれたお客さんの服の色に合わせてグラスの中に同じ色のお花を添える。

といったようにどんなところでお客さんが喜んでくれるかを考えて、皿の上を演出するということ。

家庭でも応用できるはず

これは、一般の家庭でも応用できると考えられる。

もし自分がネット販売でお客さんに直販をしていたとして、お客さんの手元に届いた時に自分の作物がどんな状態だったら喜ばれるか、ということを考えること。

イチゴの場合、普通のパックに入っているだけだとあまり喜びは大きくないような気がする。たぶんまあこれくらいかなという感じ。

それが、少しだけ大きめの箱に、思ったよりも多めにイチゴが入っていたら始めの期待値よりも嬉しくなるはず。

他にも、少しだけおまけがついてたりとか、自分が思ってたよりお得感がある方が嬉しい。

箱も、一般的な段ボールの地味なものではなく、色のついた可愛い箱にする。その家庭にお子さんがいれば、家族みんなで喜べるかもしれない。

すべてのテーブルの上を想像できるようになりたい。

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