透視をする際に使っている直観とは?
エナジーワークやリーディングでは、口酸っぱく「思考ではなく直観を使いなさい」と言われます。が、その割には「直観とは何か?」について説明がなされることはありません。(説明がないのはこれに限ったことではないがのですが。。。)
あまり厳密に考えすぎてもそれこそ思考に持っていかれますが、微妙なラインを行ったり来たりしながら、直観について考察を深めてみます。
直感と直観の違いとは?
まずよく言われる「直感」と「直観」の違いについて。「直感」や「直観」は「何かから気づきやメッセージを受け取る」点で共通していますが、それぞれ少し定義が異なるものであると考えています。
なお、調べる中で、似ているけれど違う概念として「霊感」もあることに気づいたので、それも含めて整理してみました。
霊感は本題ではないので、ここではいったん置いておくとして、直感と直観の違いは「観察物」を介すか否かにあると捉えています。(個人的な解釈)
直観には2つある
ただし(実はここからが本題なのだが)、直観にも2種類あると思っています。「今」を元に行う直観と「過去」を元に行う直観です。
これは世の中ではあまり言及されていないし、普段使われている直観の定義とは少し趣が異なると思うので、図解で解説します。
一般的な辞書の定義による直観は「直観β」。
一方、エナジーワークで使っている直観は言わずもがな「直観α」の方です。
そして両方を使っている身としては、以下のような感覚を抱いています。
直観αを使っているリーディングの際、その人を直接観ていると思われやすいのですが、実はその人自身はほとんど観ておらず、その人のエナジーを別のものに置き換えて透視をしている。
わざわざこんなまどろっこしいことをする理由は「自分自身・対象者と思考のエネルギー」を混ぜないためです。
エネルギーが混ざってしまうと、途端に観えなくなります。また、思考が入り込むと、直観αがいつのまにか直観βになってしまいます。
しかし、直観αと直観βのどちらが優れていて、どちらが劣っているということをここで言いたいわけではありません。
それぞれ使いどころがあるので、状況に応じて使い分ければいいと思っています。
また、直観αと直観βは併用可能であり、究極的には両方をうまく使い分けられるのが「真の直観力」だと考えています。
というわけで、引き続き「直観α」を使いながら、直観を磨いていきます。
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