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旅する本屋さんを訪ねる旅。

2024.4.13.sat / 9916歩

普段行かないエリアを開拓散歩。電車を乗り継いで祖師ヶ谷大蔵下車。
知らない街に降り立つのって楽しい。
(普段使わない小田急線の道中も新鮮だった。)
改札を近くに駅そば店があってポイント高し。
ウルトラマン像が出迎える開放的な広場が気持ちいい。

お目当ての「BOOK SHOP TRAVELLER」訪問。
まったりした午後の時間帯ゆえ、先客は無く、少し緊張の入店。
直後にBGMでくるり「ワールズエンド・スーパーノヴァ」が聴こえて安心する。
おっ!このお店、合うかも知れない…。

ここは棚貸しスタイルの本屋さん。
わたしにとっては、その元祖ともいえる吉祥寺「ブックマンション」、
渋谷ヒカリエにある「渋谷〇〇書店」以来、3軒目。
ゆるゆると浸透しているこのスタイルは1スペースのサイズ感と個性が魅力で
必ず全部見て回りたくなるし、必ず琴線に触れる棚がある。

今回もそんな棚が幾つかあり、
ニンマリして備え付けの名刺を手に取ったりした。

しばらくすると「琥珀色の街、上海蟹の朝」も流れ出してご機嫌。
嗚呼、このお店、好きだ。

「2階もどうぞー」とお声かけいただき、覗くとこれまたひっくり返る。
別のところで購入していた本が何冊も出てくる…
つまり、"わたし好みの品揃え"だった訳で。
いいぞ。いいぞ。このお店ー!と唸る。

小さな出版社による冊子やZINEを多く扱っているのが、目を惹いた。
ニッチな作品が集まっている。これは楽しい!

本日のお土産もこの辺りから2冊。
・ループ舎の高野寛さんへのインタビュー冊子
・30ページ程の新書サイズ「さんぽぶんこ」
フルーツみつ豆柄(!)の栞も購入して満足!

告知ボードも賑やかで本に関するあれこれや、
音楽イベントも多く予定されている。落語会もあるみたいで興味津々。

まだまだ購入したい本がたくさんあったし、定期的に通う事になりそう。

そして、帰宅後にSNSアカウントを眺めると。
なんと、お店が祖師ヶ谷大蔵に移転して1周年記念のその日であったそうだ!

(もちろんそんな事は知らずに訪問していた訳で…)

縁だなー。

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