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勝手に超越体験(8)告白・超越的体験とクオリアと超弦理論についての持論

何も起きないけど、何かが起こる処のクオリア番外編

(7)では、「暑くもなく寒くもない 明るくもなく暗くもない処」の体験を書きました。 私が泣けば共に泣き、私が笑えば共に笑う。それが「無償の愛」「神」と称されるもので、神は差し伸べる手も、慰めの言葉をかける口もなかった、ということでした。「無償の愛」に共鳴された人々が手を差し伸べる仕組みなのだと。所謂、聖人とか天使とか菩薩とかボランティアとか? 心の原理と世の中の仕組みとして理解はできたのですが、ただもう一歩、「 」の処の無感覚状態がなんなのか、つかみどころがなく、私にはわかりませんでした。

「何も起きないことは退屈」

トンネルから抜け出た瞬間はそれは「あった」という感覚、この世界で「神」とか「愛」とか呼ばれるの正体。そして、それは私の心の動き、行動に連動し、手を差し伸べてくれる色んな人とのご縁だったり、環境の変化だったり予期せぬ偶然性な事件が起きる。その一連の相互影響が「無償の愛」だと、までは理解しました。

しかし、字面ではわかったような気がしますが、実感がありません。ここはいったいなんなんだろう。。場としての「無償の愛」と 寄り添いの「無償の愛」。 そして、動かなけば何も起きない退屈な処。 疑問が湧きます。

視点を変える

「愛」なのか「神」なのか「空」なのかなんとも言えないその「明るくもなく暗いわけでもない処」には、形らしいものは確認できません。ただ観ようによっては片頭痛の予兆で見える閃輝暗点のような光の細かい電気(プラズマ化?の小さい発光粒子)のようなチリチリチリが無数に動き回って(流れて?)いました。


「体はここと同じものでできてる」
直感で納得しました。
60%は水でできている肉体でも水は自由には出入りしない。
チリチリは自由自在なのだ

「ん? それって私 神様=愛と同じものでできてる?」

昔、誰かが言っていた言葉を思い出して少し嬉しくなりました。そういうことか。私は愛と同じものでできているんだ。という実感。でも「愛」はまだ不明。 30年前、理科の生物だか科学だか物理だかそう習ったかどうかわかりませんが同じものでできている。 この宇宙の全存在が同じチリチリでできてるという実感は湧きました。

「何も起きない」から、私が動くと「何かが起きる」理由は、チリチリによって伝播する。。。退屈の状態から、何かが動けば、それは笑いや喜びになり、また悲しみや苦しみになる、「無償の愛」は 守ってくれるものでも私を苦しめるものでもないことは分かりました。ただそこにあるだけです。 

ついつい「私が神?」と勘違いしてしまいそうですが、 神の一部であっても 他の人たちも同じなのです。生きとし生けるもの全宇宙 同じチリチリが成分として共通していて、ということは宇宙が「愛」であり「神」であるのは当然のこと。ただそれが何なのかがよくわからない。「無償の愛」は人間にとって過酷であろうとなかろうと、それは関係ないものなのです。そこで、物理的にエネルギー的な引き寄せが起きるので、「類友」や、「人助け」、「犯罪」に至るまで 無償の愛の作用が起きているから。 人間の価値観では不条理ですが、「無償の愛」は共感と共鳴でしかないので仕方がありません。引き寄せてしまう共鳴し合う、それが いわゆる「 」の処の「無償の愛」の原理です。宇宙全体に起きている普遍的な「無償の愛」の現象、相互作用と因果応報。

「個は全あり、全は個」「個は多であり、多は個である」

動かなければ何も起きないけれど、私だけの宇宙ではなく、私が太陽系や銀河系を動かしているわけでもありません。 すべてのチリチリは相互に関係しあっている。諸行無常の変化がある限り、色々と伝播してきて「私」に影響するのです。 そこで「無償の愛」をどう活用するかは私次第ということになります。チリチリが超弦量子なんだと後づけでしっくりいったのが、今回の題名になったのです。

「無償の愛」を少しでも明るいものにして喜ばせたいか
それとも、反対に 暗くして 重苦しいものにしたいか


当時、肉体のことを忘れていた時に感じたことですから、よく考えればそんな容易いなことではありません。 いじめられたら苦しいですし、大好きな人からフラれてしまったら泣きます。

私は 「大好きな人に愛されたい」という強い思いで、そこにたどり着きました。「彼に愛されなかったら私は彼を愛さないのか?」という問い始めたのがきっかけで、ここまで来たのですが、まだ先がありました。 更にまったく別な セレンディピティが起きました。

「愛って何ぞや」

(9)へ続く

皆さまの 不思議体験を教えてください。トランセンデンタル体験はいつ何時起きるかわかりません。それをどのようにご自身の生き方に活かされているかなど、合わせて教えていただけると嬉しいです。

また4歳未満のお子さんの 不思議な言動があったらお知らせください。
宛先:study_of_transcendence@gmail.com 天野宛へお送りください。

よろしくお願い申し上げます


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