意地っ張りクソガキ

口を開くとカドが立つ。素直になる練習と思って内面を公開中。気になった本の内容もメモ程度…

意地っ張りクソガキ

口を開くとカドが立つ。素直になる練習と思って内面を公開中。気になった本の内容もメモ程度にまとめたいと思っています。ジャンル:自然科学・心理学。

記事一覧

240509悶々としてきたので書いてみる

4月の活動報告 4月から働きだして、幸いなことに高校生からの憧れの京都市内で生活しております。京都に来て新しいコミュニティを探す&リフレッシュのために休日、仕事終…

清水トークイベント〜岸〜

ゆらゆらしたものを提示する 現実がゆらゆらしている、多層性 俳句のズラシ感、多層性に共感 型、作法の存在がありつつ創作性は意識を飛ばしたところに向く 俳句の飛ば…

映画を見て~ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦~

最高のスポ根から沢山エネルギーをいただきました。 皆様お疲れ様です。 僕はハイキュー!!はアニメで1~2年前に宮兄弟の稲荷崎高校との試合を見ていました。今日は久し…

本棚の整理~23年度冬~

去年の11月頃から集めてきた本達について、内容の相関や自分のなかでの解釈を整理したいので一度分類しようと思います。 書籍紹介 1.青の図鑑(2023 橋本道千代) 2.水…

都市空間に生きることと人間の身体性の関係~養老孟司ReHacQ談義より

最近養老孟司の話をyoutubeで聞くのにはまっています。RehacQというチャンネルで聞いた人間生活における身体性と都市生活についての養老先生のお話を半農半Xに絡めて紹介し…

12/19 建築学科レクチャー〜塚本由晴

話 90年代 都市開発が始まる 上海 振る舞いは繰り返されるもの 日本の行事は四季の稲作行事に由来 今の暮らしのままじゃ駄目なんだから建築は人間の生活を変えないと…

服選びのsystemをつくってみる

大学で普段友人に洋服を褒められることが多いのですが、「コーディネートしてよ!」と頼まれると意外と難しいなあと思い、、 似合うと感じたときのことを思い返して一度コ…

11/28セミナー〜

石川さん名言 1年目 無目的に歩く 2年目 デバイスに支配される 3年目 自分の振る舞いが描く地図の発見 5年目 やってることを振り返る 10年目 意味を見出す イサム・…

ハイラインの特集を読んで

なんか気付いた話 昨日、海外のランドスケープ関連の特集を読み漁っていたときに、ふと、都会のオアシス的なニュアンスでランドスケープが紹介されている例が多い気がして…

レクチャー231107〜津山さん〜

名言集 黒いバンドがふと過ぎる 並ばせてるぞという主張 パスが環境になる マジョリティがマイノリティの集まりになった

ハロウィンゼミ

レポート 基礎と上モノの対称性 めでられない部分と愛でられる部分 吹奏楽部。元は集まって意味をもったものは一人ひとり散らばって練習している姿においても意味を持つ…

概要~シェア空間の設計手法~猪熊純

シェアとはなにか 端的にゆうと、戦後の復興や高度経済成長の流れが生みだした核家族化という生活スタイルが近年では一般的になった。核家族化に伴って住宅の着工件数が最…

創造する背後感

10月24日(火) 2号館4階レクチャー 大成優子さん 見えてない空間の機能を考える もりやま邱に住んだときに空間の捉え方が変わった 半径70センチ 人が入ること…

講義メモ~全国総合開発計画(全総)が捉える日本の社会状況の変遷~

日本の地域計画の歴史 □明治政府による近代化  ・琵琶湖疎水、利根運河、鉄道の敷設 □大戦景気  ・四大工業地帯 □戦後  ・復興国土計画要綱、国土総合開発法、TVAを…

建築とは~タイの建築家久米さんからの学び~

他学科からみた建築学科、 ふー。みなさま、お疲れさまです。 最近、趣味の建築雑誌集めが転じて建築学科の研究室に自由に出入りさせてもらっています。研究室に潜り込ん…

書評~明日を拓く京都の実践~

キーワード ・京都計画88 ・西山舛三(京都大学) ・片方信也(京都大学) ・木村万平 ・バブル期 ・まちこわし ・まちづくり憲章 ・まちづくりビジョン(石本幸良) ・町…

240509悶々としてきたので書いてみる

240509悶々としてきたので書いてみる

4月の活動報告

4月から働きだして、幸いなことに高校生からの憧れの京都市内で生活しております。京都に来て新しいコミュニティを探す&リフレッシュのために休日、仕事終わりに市内の書店を10店舗ほど回っています。

書店員さんと会話できればグッドですが、各店舗の選書やレイアウト・運営体制を確認することをメインに見てきました。ついでに出版・製本関係のヒントとなるHowto本や装丁の凝ったZINEを買いあ

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清水トークイベント〜岸〜

清水トークイベント〜岸〜

ゆらゆらしたものを提示する

現実がゆらゆらしている、多層性

俳句のズラシ感、多層性に共感
型、作法の存在がありつつ創作性は意識を飛ばしたところに向く

俳句の飛ばし感は清水が提示したかった現実からの逃げ道、異世界に飛べる光の窓に似ている

写真を見た人が自分の記憶、体験とつながる
俳句、短歌の引用表現や歌枕などの別のスクリーンを引き寄せる手法は親近感を感じる

タイトルは見せたい人に向けて考え

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映画を見て~ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦~

映画を見て~ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦~

最高のスポ根から沢山エネルギーをいただきました。

皆様お疲れ様です。
僕はハイキュー!!はアニメで1~2年前に宮兄弟の稲荷崎高校との試合を見ていました。今日は久しぶりにその続きの音駒戦を映画館で見ることになりました。

安直な感想ですが、やっぱりスポーツ根性系作品は最高ですね。笑
屈折した魂が洗い流されてポジティブを詰めて貰ってきました。笑

ただ、ハイキュー!!は進行が濃密でバレーという競技の

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本棚の整理~23年度冬~

本棚の整理~23年度冬~

去年の11月頃から集めてきた本達について、内容の相関や自分のなかでの解釈を整理したいので一度分類しようと思います。

書籍紹介

1.青の図鑑(2023 橋本道千代)
2.水彩画プロの裏技 (2002年 奥津国道)
3.ニッポン景観論 (2014年 アレックス・カー)
4.宮沢賢治選集 (1975年 宮沢賢治)
5.農民芸術概論綱要 (1975年 宮沢賢治)
6.メイドイントーキョー (2001年

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都市空間に生きることと人間の身体性の関係~養老孟司ReHacQ談義より

都市空間に生きることと人間の身体性の関係~養老孟司ReHacQ談義より

最近養老孟司の話をyoutubeで聞くのにはまっています。RehacQというチャンネルで聞いた人間生活における身体性と都市生活についての養老先生のお話を半農半Xに絡めて紹介します。

非農業従事者=都市生活者です。

まず、都市生活とはってことですが対立概念の農業生活から考えると掴みやすいんです。農業生活とは生産活動に従事し必要があれば自力で食料にアクセスできる自給自足可能な生活のことです。
では

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12/19 建築学科レクチャー〜塚本由晴


90年代 都市開発が始まる 上海

振る舞いは繰り返されるもの

日本の行事は四季の稲作行事に由来

今の暮らしのままじゃ駄目なんだから建築は人間の生活を変えないといけない

資源的人を産業的連関が人的資源に変えた

復興建築は東京に似た郊外の住宅
呪物連関としては被災したまま

古民家の茅葺き再生=茅場の再生=里山のメンテ

ハイデガー 道具連関=道具はその関係物とともに考えられる

我思う

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服選びのsystemをつくってみる

服選びのsystemをつくってみる


大学で普段友人に洋服を褒められることが多いのですが、「コーディネートしてよ!」と頼まれると意外と難しいなあと思い、、
似合うと感じたときのことを思い返して一度コーデの組み方や考え方をアウトプットしてみたいと思います。

洋服の目的

洋服のコーディネートは前提として本人の特徴により決定されるべきと思う。あくまで個人>服である。コーデの印象が個人=服や、個人<服となるようなものはあまり好ましくない

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11/28セミナー〜

石川さん名言

1年目 無目的に歩く
2年目 デバイスに支配される
3年目 自分の振る舞いが描く地図の発見
5年目 やってることを振り返る
10年目 意味を見出す

イサム・ノグチ 北海道 地形データ 国土地理院

JAXA デジタルサーフェスモデル

都市の人為都市と自然を接続するメディアとしての身体

ランドスケープとは
目に見えているものを何かの兆候だとみなす、敷地を成立させるより広域の環境

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ハイラインの特集を読んで

ハイラインの特集を読んで

なんか気付いた話

昨日、海外のランドスケープ関連の特集を読み漁っていたときに、ふと、都会のオアシス的なニュアンスでランドスケープが紹介されている例が多い気がして違和感を感じました。NYや東京都内の屋外の緑地空間は日常生活における箸休め的な役割で、消費される存在な気がします。でも、それに嫌な感じを覚えたのは山と建物が一体の景観を作っている京都盆地の景色に憧れを感じていたからだと思います。関西に住ん

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レクチャー231107〜津山さん〜

名言集

黒いバンドがふと過ぎる

並ばせてるぞという主張

パスが環境になる

マジョリティがマイノリティの集まりになった

ハロウィンゼミ

レポート

基礎と上モノの対称性

めでられない部分と愛でられる部分

吹奏楽部。元は集まって意味をもったものは一人ひとり散らばって練習している姿においても意味を持つ

履歴を知ると興味をもつ

絵本という時制をもつ表現なら語れることが増える

海洋農業
遠洋漁業、海洋自衛隊で自給自足

概要~シェア空間の設計手法~猪熊純

シェアとはなにか

端的にゆうと、戦後の復興や高度経済成長の流れが生みだした核家族化という生活スタイルが近年では一般的になった。核家族化に伴って住宅の着工件数が最大化し、都心と郊外を鉄道でつなぐことは公共交通の利用機会を増やすという動きは私鉄やデベロッパーの投資を増やす仕組みとも言える。
地域ぐるみで行われていた冠婚葬祭は衰退し、核家族の居場所は図書館やホールといった公共施設とショッピングモールの

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創造する背後感

10月24日(火) 2号館4階レクチャー

大成優子さん

見えてない空間の機能を考える

もりやま邱に住んだときに空間の捉え方が変わった

半径70センチ

人が入ることで周辺の空間が決まり始める

空間の統一感を揃える、幾何学的な配置
利用者は整列した動きをとる、→清潔感

一見ランダムな配置、3,4の椅子による小さなユニットを少しずつ重ね合わせる
→利用者による応用を引き出したかった
→初期

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講義メモ~全国総合開発計画(全総)が捉える日本の社会状況の変遷~

講義メモ~全国総合開発計画(全総)が捉える日本の社会状況の変遷~

日本の地域計画の歴史

□明治政府による近代化
 ・琵琶湖疎水、利根運河、鉄道の敷設
□大戦景気
 ・四大工業地帯
□戦後
 ・復興国土計画要綱、国土総合開発法、TVAを手本とする開発計画、国民所得倍増計画
 ・岩戸景気=工業化と都市化が予想以上に進む/大都市に人口と産業が集中/ 大都市以外との所得格差

□国土総合開発法→日本全国の開発計画を策定するよう定める法律*1
□全国総合開発計画(全総)

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建築とは~タイの建築家久米さんからの学び~

建築とは~タイの建築家久米さんからの学び~

他学科からみた建築学科、

ふー。みなさま、お疲れさまです。
最近、趣味の建築雑誌集めが転じて建築学科の研究室に自由に出入りさせてもらっています。研究室に潜り込んでみると、建築学という学問の性質が自分の分子生物学という学問と根本的にスタンスが異なることをひしひしと感じます。(20:00に行っても誰かはいて自分もテキットーに作業手伝ったり勉強させてもらっている。一人暮らしの身には居場所が増えて嬉しい

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書評~明日を拓く京都の実践~

書評~明日を拓く京都の実践~

キーワード

・京都計画88
・西山舛三(京都大学)
・片方信也(京都大学)
・木村万平
・バブル期
・まちこわし
・まちづくり憲章
・まちづくりビジョン(石本幸良)
・町並み通信社

焦点

京都市における1980’s~の建設ラッシュに対して、市民と建築家・まちづくりプランナーたちの活動や議論の記録。住民運動のビジョンと各活動事例の紹介。

気になった点

□住民運動が活発すぎるが、そういった議

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