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ツーイてねえ、ノーッてねえ🎵
〝不運〟というのは重なるものなのでしょうか。
まず、先々週のことです。
息子が「本当にごめんなさい」と、これを差し出してきました。
あー、スロットの『北斗の拳』でこんな演出あったわー。画面にひび入るのー。
……で、なにこれ?
事情を聴いてみると、部活の帰りに落としたようで、見つかったときにはこのような変わり果てた姿になっていたそうです。おそらく、車に踏まれてバッキバキになったのだと。
電源が入らない状態になっていたため、交換する羽目になってしまいました。あと1カ月くらい待ったら、機種変更できるタイミングだったのに。
あァ、思わぬ出費……。ツーイてねえ、ノーッてねえ🎵
さらに、不運は重なります。先週のことです。
電子レンジに入れた食べ物が、温まらなくなりました。
うちは家族3人の生活リズムが合わなくて、結構バラバラに食事をとるんです。なので、電子レンジは必需品。
寿命か……。確かに、結婚前から使っていたっけ。
仕方ない。
またしても思わぬ出費にはなるけど、買い替えるか。
ということで、新宿のとある家電量販店へ。
電子レンジのコーナーに行くと、なぜか通路は人で一杯。数組のお客さんが店員から説明を受けていたんです。
「フラットとターンテーブルの違いは……」
「センサーの有無でお値段が……」
「こちらの機能は……」
僕は、ちょっとごめんよと割って入り、並んでいる中から1つを選びました。そして「レジまでお持ちください」と書かれたカードをスッと抜き取り、会計へと向かったのです。
「カラーはどれになさいますか?」
「黒がいいですけど、なかったら白でもいいです」
「かしこまりました。在庫を確認してまいりますね」
待つこと、数分。店員が戻ってきました。
「申し訳ありません。こちらの商品はどのカラーも在庫切れみたいで」
なぬ? 在庫があるからカードが備え付けてあったのでは?
「お取り寄せとなりますが、よろしいでしょうか」
「あ、だったら、もう1回選んできます」
電子レンジのコーナーに戻り、今度は2000円ほど高いものを選びました。また「レジまでお持ちください」と書かれたカードをスッと抜き取り、会計へと向かったのです。
「在庫を確認してまいります」
お、今度はカラーの確認はしなかったな。待つこと、数分。
「申し訳ありません。只今、こちらは在庫切れでして」
なぬなぬ?
「ちょっとすみません。レジに来て在庫切れって言われるの、これで2回目なんですけど、在庫があるものを教えてもらっていいですか?」
「わ、わかりました」
待つこと、十数分。戻ってきた店員の言葉に僕は絶句しました。
「これくらいの価格だと、在庫がありません」
「えーと、これくらいというのは……」
「あちらの通路に並んでいるのは全部……」
「?? このお店に電子レンジはないんですか?」
「はい。大型のオーブン一体型だけです」
なんてこった。しこたまカード備え付けてあったけど、なにを選んでも在庫切れってオチだったとは。
そんなこと、ある?
ツーイてねえ、ノーッてねえ🎵
あの説明を受けていた人たち、買うつもりかな? いいこと教えてあげるよ。そのままレジに行ったら「在庫切れ」って言われるぜ。
幸い、電子レンジは別のお店でゲットできましたが、
その直後、オリックスが負けました。ツーイてねえ、ノーッてねえ🎵
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