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「放送作家」関の成分表

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🌟僕の心が丸裸になってしまう文集🌟放送作家はどんなことを考えるか🌟亡き妻との思い出🌟シングルファーザー奮闘中🌟たまにはオリックス愛も語らせて笑🌟
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2023年3月の記事一覧

『THE FIRST SLAM DUNK』を観て、涙が零れた理由を考えた。

先日、映画『THE FIRST SLAM DUNK』を観てきました。 「……今更?」なんて声が聴こえてくるけど、誤解しないでください。この作品を観るのは、2回目です。 結論から申し上げると、涙が零れました。2回とも同じところで。 昔、尊敬する先輩に言われたことがあります。 「人を感動させたいなら、涙の理由を説明できないといけない」 そんなわけで、今回は涙が零れた理由について考えてみます(ネタバレを気にしないで書くので、ご注意ください)。 そもそも、涙が零れたのはど

【募集】放送作家による〝個性が出る〟文章講座②、参加しませんか?

質問します。あなたは、いくつ当てはまりますか? 🔲 文章を書くのが好きだ。 🔲 自分の文章をもっと読んでもらいたい。 🔲 文章の意見・感想を聞きたい。 🔲 より伝わる文章を書きたい。 🔲 個性的な文章を書きたい。 もしも当てはまるものがあったなら、僕に手伝わせてくれませんか? 放送作家による〝個性が出る〟文章講座🖋 第2弾を開講しま~す📣 この講座は放送作家の僕が、培ってきたノウハウをマンツーマンでお伝えするものです。 『報道ステーション』で松岡修造さんのコーナーを

高校野球でペッパーミルが賛否。議論すべきは言い分ではなく……。

センバツ高校野球で起きた出来事が、物議を醸しています。 今、侍ジャパンの選手たちが流行らせている〝ペッパーミル〟のパフォーマンス。それを東北高校(宮城)の選手が行ない、審判から注意されたのです。 これに対し、東北の佐藤洋監督は「なんで、子供たちが楽しんでいる野球を大人が止めるのか」と問題提起。「駄目な理由を知りたい」と訴えました。 すると、高野連は選手の気持ちに理解を示しつつも「不要なパフォーマンスは従来より慎むようお願いしてきた」との見解を発表。 ネット上では、まさ

小学校での休み時間が、今の自分につながっていた。

キンコンカンコーン、キンコンカンコーン🎵🔔 授業の終わりに鳴るチャイムが、待ち遠しかった。当時の僕らにとって、あの鐘は試合開始を告げる合図でもあったんです。 あなたは子供のころ、休み時間をどう過ごしていましたか? 友達と雑談? 一人で読書? 机に突っ伏して睡眠? 授業の予習・復習? それとも、外に出て遊んだ? 僕はというと、ほんの一時期だけクラスで流行したある遊びが忘れられません。その名も……、 〝サイコロ野球〟🎲⚾ 遊び方はこのような表(↓)をつくり、サイコロを

【WBC】オリックスファンの僕が抱く、1/3の微妙な感情。

WBCが盛り上がっています。 侍ジャパンは無敗で準々決勝に進出。ここまで世帯視聴率は全て40%超え、日韓戦はなんと44.4%を記録しました。 オリックスから送り出した選手たちも存在感を発揮。栗林投手の離脱を受け、山﨑颯一郎投手の追加招集も発表されました。 そんな中、僕はというと……、 心の1/3は微妙な感情が占めていて、素直に喜べずにいます。 原因は、オリックスファンとしての悩み。 慣れないボールとマウンドで調子を崩し、シーズンに影響が出てしまうのではないか、ある

桜が咲く限り、僕は忘れない。

真夜に散歩していたら、不思議な光景と出会った。 川沿いの桜並木。黒い空間の中、一部ぽぅっと白が映えている。 周りの桜はまだ蕾だというのに、一本だけフライングで咲いていた。気の早いことだ。 亡くなった妻は、桜がとても好きだった。 新婚旅行は京都の桜を見に行ったし、娘が生まれるとわかったときは「桜」に因んだ名前にしたいと喜んだ。〝麦わらの一味〟チョッパーにハマったのも、きっと彼が桜に縁のあるキャラクターだからだろう。 春になると、家族でよく桜を見に出掛けた。 都内をい

侍ジャパン強化試合の炎上騒動。欠けていたのは敬意だけではない。

先日、ある出来事が話題になりました。 WBCに向けた強化試合、侍ジャパンvs.オリックス。独占配信したアマプラの実況に、多くの批判が集まったのです。 2回、侍ジャパンが早々に7点もの大差をつけると……、 「侍ジャパン、楽勝ムードです」 8回、ホームランが出ればコールド成立という場面では……、 「さあ村上、2本目のホームランでゲームを終わらせろ!」 オリックスなんて引き立て役とばかりの扱い。さらには侍ジャパンの選手に対しても無遠慮な発言があり、Twitter上では「

〝個性〟の正体とは? あなたにも受けてもらいたかった文章講座。

先日、2周年を記念して募集したこちらの企画……、 「放送作家による〝個性が出る〟文章講座」🖋 スルーされてしまうのではとハラハラしていたのですが、おかげさまで無事に実現することができました。はじめましての方からも応募があって、うれしかったです。ありがとうございました😌 参加者の方からは「次があるなら、また受けてみたい」との声を頂きましたので、今年はどんどん機会を設けていきたいです。 さて、今回は〝個性〟というキーワードで文章講座を行いました。ここで、あなたに質問です。