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「ビジョン×エグゼキューション=スタートアップ」 #私とランサーズ

ランサーズの皆様、この度は上場誠におめでとうございます!
上場までご尽力いただきましたランサーの皆様、1度でもご発注をいただきましたお客様、グロースにお力添えいただいた株主の皆様、一緒に事業を創造していただきましたパートナーの皆様、本当にありがとうございました。
引き続きご協力のほど何卒宜しくお願いいたします。

この度ランサーズ上場を記念し、卒業生がランサーズの思い出を共有していく企画 『卒業生がつなぐ#私とランサーズ』に私も僭越ながら寄稿させていただきます。
今回寄稿させていただく私はランサーズの中でも完全にBIZサイドの人間なので、これまでの寄稿された方々のようなエモい体験をしておらずw、感動的な記事は書けませんがw、「私がランサーズで学んだこと」についてつらつらとご紹介できればと存じます。
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少しだけ私がランサーズ時代どんな役割だったかを記載しておくと、ランサーズの中で受託やデジマ支援を対法人様向き合いで行う事業部の部長をしていたり、子会社クオントのボードメンバーをやってたりしておりました。
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明日はみんな大好き吉本さん、明後日最終日はみんなのキャリスマ足立さんが寄稿して下さるので是非引き続きご覧くださいませ!

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▼『卒業生がつなぐ#私とランサーズ』バックナンバーはこちら
・01やましゅー「ベンチャー、ランサーズ、僕
・02みのぐち「嵐の中を突き進む力
・03さかえだ「「戦友」という存在を得た場所
・04ザック「RUNサーズ
・05ぬまぬー「人生を切り開く言霊 〜上司にもらった本気の言葉〜
・06よしの「株式会社リートだった、ランサーズの「あの頃」
・07とがし「誰もが新しい働き方を創る同志だった
・08あおき「新卒がスタートアップで学んだこと
・09ながた「失敗と成長を共に歩む
・10つぼい「新卒でスタートアップに入社するということ
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キャリアの選択肢を絞ると「ランサーズ」一択だった

ランサーズとmac

なぜ私がランサーズにジョインしたのかだけ、最初に紹介させて下さい。
私自身がランサーズに正式にジョインしたのが2016年4月
当時のランサーズは資金調達も13億程度実施済みで、1→8ぐらいのフェーズが完了し、8→10、10→100のフェーズに移るぐらいだったかなと思います。
当時正社員で恐らく70名とか80名程度で業務委託の方々などを含めると100名程度の規模感だったように思います。

私自身ランサーズにジョインする前は株式会社GENOVAという、設立はランサーズよりちょい前、社員は200名程度、売上は23億程度のWEBコンサルティング企業の東京本社でWEBコンサルティング事業部の部長をしておりました。

当時のGENOVAはいわゆる「テレ系派閥w」の会社なので、完全実力主義で結果出し続けるのが絶対条件、運良く私は部下にも恵まれ当時2期連続部予算達成、10年ぐらいの会社の歴史の中で連続月達成期間などもギネスだったりと成果を出すことができていたため、新規事業立ち上げたり、メンバー・マネージャー・部長ロールに対し研修を実施し人材育成に時間を割いたりとやりたいことをとにかくたくさんやらせていただいていました。
上記状況を俯瞰してみると、順風満帆だと思う方も多少いるかもしれませんが、当時の私自身の心境は、「会社を毎年1.1倍とか1.2倍程度までは成長させられるかもしれないが、会社を毎年非連続的に成長させることは今の自分のスキルセットや経験値では絶対にできないだろう」と思っておりました。

そんなときに、有名な書籍である「7つの習慣」にあるミッションステートメントを整理してみようと思い、整理したのがきっかけです。
その中で、色々整理を行うと、

【どんなことを生きがいにしているのか】
・ITやWEB領域において新規事業を創出し世の中の課題解決を行う

・働くことの楽しさをより多くの人に知ってもらう

【自分にとっての成功とは】
・影響の度合いが大きいこと
・世の中を価値観を変えてより幸せの助力を行うこと
→社会的影響度の高い環境の中で大きな仕事を行う

この辺がキーワードとなって色々と深掘りしました。
そして、
「働くことの楽しさをより多くの人に知ってもらうために新規事業を創出を行い、世の中の課題解決を行う」
「それが社会的影響度の高い環境の中で行うことで、世の中の価値観を変えて幸せの助力を行う」

を実現したいという着地に。
もうお分りですかね、、、?(笑)

これを実現できるのはランサーズ一択だったんです。

「100万人のフリーランスの皆様の力をお借りし新規事業(BizDev)を創出し、企業のあらゆる課題を解決する。」
「100万人のフリーランスの皆様に仕事を安定的に供給ができ続けられたらそれが世の一般になり、価値観を変えて、幸せの助力を行うことができる。」

こう確信した私は次の日にランサーズに知り合いがいる人を探し、直接人事の方を紹介していただき、面接を受ける運びとなりました。
最終面接まで進み、足立さんと秋好さんとお会いさせていただきました。
足立さんとの面接は30分の中で恐らく「福岡出身であること」の確認をされたぐらいでw、その後は怒涛のトークで世界観、実現したい未来、そのための戦略をお話していただき、私はすっかり心を持って行かれ、絶対に入社したい、足立さんの下で絶対に働きたいと思っていました。

その後の秋好さんとの面接では、とにかくビジョンの実現に向けた会社と私の意識のすり合わせ価値観に共鳴できているのかどんな原体験があるのかなどしっかりとWILLや社会に対し果たしていきたい役割のすり合わせをさせていただいたことを今でも覚えています。

私自身のミッションステートメントを実現できる、そしてこんなにも魅力的な方々と同じ目標に向かってご一緒できる、そう思い、当時のランサーズはいわゆるスタートアップ初期フェーズでしたので、前職から年収を半分以下にして、役職や肩書もまっさらにしてジョインする意思決定をいたしました。

ビジョンに人が集まりビジョンを軸に人が動く

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ここからはまずランサーズに対して、振り返って思うことについて。

「ランサー中心主義」

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ランサーズに在籍していた2年半、本当に当たり前だったのでそこまで意識していませんでしたが、改めて振り返ってみて凄いなーと思うのが「ランサー中心主義」昔だと「ランサー第一主義」ですね。
この思想を社員全員が当たり前のように持ってました。当然毎日ランサーさんと向き合うプラットフォーム事業部側の方はもちろん、私が所属していた対企業様向き合いの事業開発部ももちろん、バックオフィスの方々や開発の方々、みんな「おはようございます」「おつかれさまです」と同じ頻度で「ランサーさんは○○」という言葉で出ていました。
それこそ、私が在籍した事業開発部の制作ディレクターのみんなって、ランサーさんのことを考えまくっているので、恐らく我々から一人一人のランサーさんへ発注している金額のほうが自分たちの給料よりも高いんじゃないかと思うくらい、いかにランサーさんに案件をお渡しできるかということを全員が毎日毎分考えている、そんな環境でした。

ここまでビジョン実現に向けてエグゼキューションを全員がしてるって改めて凄くないですか??w 改めて半端ないって思ってますw

ビジョン実現に向けた原体験がボードメンバーにあるって素敵

私が在籍していたときのランサーズオールとしてのボードメンバーは、
「秋好さん」「足立さん」「根岸さん」「曽根さん」でした。
とっても素敵で最高な経営ボードメンバーだなーって毎日思ってました。
詳細記載しませんが、ボードメンバー皆さん、ランサーズのビジョンを実現したいという強烈な原体験があるんですよね。
上記は根岸さんの記事を勝手に貼り付けさせていただいておりますが、
私自身は足立さんの直下でやらせていただいていたので、足立さんがなぜランサーズに来て、ランサーズでどんな未来を実現したいのかを重要な場面などで定期的に聞いていたので、やっぱりこんだけの思いがあるからこそ、みんなが付いていくし、そのビジョンを実現したいってなる、そんな本当に素敵な環境でした。

ビジネスモデルが本当にトリプルウィン

ランサーズのビジネスモデルって、ほんとに素敵なんですよね。
例えば私が在籍していた事業開発部のビジネスモデルは、
法人企業様が持っている課題に対し、ランサーさんの力をお借りし、ランサーズ内のディレクターがアウトプットを整理し、課題解決のために施策や納品物をデリバリーさせていただきます。

「対法人事業様にとっては、ランサーズのディレクションプランを活用いただければワンストップで幅広い業務の課題解決を実現することができる」
「我々ランサーズにとっては、ランサーさんの多くの知恵やリソースをお借りし幅広い企業様の課題に対し解決策を講じることができる」
「ランサーさんにとっては、自身の強みを生かし場所や時間に囚われず仕事を受けることができる」

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我々法人様と向き合う事業部にとって、グロス売上の拡大は会社の成長にも繋がるし、案件を多く受けてグロス売上を伸ばす中での原価はランサーさんにとっての収益になる。
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こんなトリプルウィンなビジネスモデルってなかなかないなーって改めて思います。このビジネスモデルを実現できる人たちって、エモくないといけないし、だからみんなエモいんだって思いましたw

広報とPRの力で、実現したい思考を世の常識にする

ランサーズという会社を客観的にみても、イケてるなと思うのは、「広報やPR」の優先度が高く、その重要性を会社全体が理解しているということです。
広報やPRの重要性が高いということがやっと一般化してきたかなと最近思いますが、ランサーズは一貫して創業初期からこの広報やPRの力を使って、実現したい未来や思想を伝え続け、それが潮流へと変わり、一般化させることを実現してきたんだと思っています。

どうですか?ランサーズ。
めちゃくちゃイケてますよね。
そんなランサーズが昔も今も大好きです。

私がランサーズという会社からまず学んだのは

・ビジョンに人が集まりビジョンを軸に人が動く
行動指針の一貫性って大事
・実現したい未来に対し強烈な思いがあるボードメンバーは素敵
・ビジネスモデルでトリプルウィンって改めて大事
・スタートアップである以上広報やPRの強さが成長角度に大きく関わる

上記のようなことで、ランサーズ卒業後も凄く意識するようになりました。

ビジネスの原体験を全て1年間で経験させていただいた

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ここからはランサーズに在籍していた二年半の中で、「個人として、組織として」学んだことについて。(≒足立さんから学んだことについてw)

特に入社して1年経たないぐらいでデジタルマーケティング支援事業をスピンアウトした子会社「クオント株式会社」の立ち上げからボードメンバーとして足立さんに抜擢いただき、その時に体験して学んだことを中心に書かせていただきます。
もしくは自然と足立さんへの感謝の意を伝えるラブレターになるかもしれませんがご了承くださいw

とにかく打席に立ち、バットを振り続けることが大事

足立さんメッセ

ランサーズにジョインして以降、私はBIZサイドの人間なので、最初から最後まで足立さん管掌領域でずっと仕事させていだいておりました。
その中で、ここでは書けないくらい、とてつもない頻度で色んな成長機会を創っていただきました。
ただ、たくさんの機会をいただいたにも関わらず私自身は一向にその機会を満足に活かすことができず、本当に申し訳なく、とても不甲斐なく、悔しく、そんな二年半でもありました。
改めて、あれだけの成長機会や事業機会をいただいたにも関わらず満足いくような結果をお返しすることができず本当に申し訳ありませんでした。

ただ振り返ってみて、たくさんの成長機会をいただいた2年半は、私自身にとってもとても重要で、ビジネスマンとして、これでもかーってぐらい色んなことをやらせていただきました。
そのおかげもあって、今では初めてやることの領域のほうが少なく、これまで経験したことの知見を踏まえてビジネスをとても進めやすくできるようになりました。

本当にとてつもない成長機会をいただき誠にありがとうございました。

「新規事業の創造と事業拡大」と「組織の拡大と個人の成長」はサイクル

サイクル

足立さん配下だった方々は何十回も見たことがあるサイクルだと思いますがw、上記の通り私がたくさんの成長機会をいただいたのも、足立さんが「新規事業の立ち上げと事業の拡大」「組織の拡大と個人の成長」のサイクルをどんだけスピード感をもって回せるかにコミットをされていたからに他なりません。
この二年半の経験があったからこそ、今となっては自信を持ってかつ実績も多く出せるようになったのだと確信しております。
私に限らず足立さん配下だった方々はみんなそう思っているに違いありません。

今では足立さんが背中で見せてくれた、結果として実現してくれたこのビジネスを成功させるサイクルをいかに自分が作れるかを意識して仕事をしております。

「関係の質」がとっっっっっっても大事=「全員野球」

関係の質

このスライドはクオント立ち上げから1年後、ランサーズからグリーさんにクオントが統合されることが決まり、全体の場で足立さんがお話された時の最後のスライドです。

私自身もボードメンバーとして会社の立ち上げから関わらせていただき、
オフィスの椅子や机を休日に作るところから、
子会社出向メンバー全体でkickoffMTGをして正式にスタートし、
そこから組織を創り、
共通の認識の中で仕事できるよう文化を形成・醸成していきながら、
売上を継続的に作る事業があり、
その利益で新規事業に投資し早期に立ち上げる、
0→1なので、色んなことが起きて、それはそれはとてもつらい日々でもありますが、全員がチャレンジをして、成功したり失敗したり、そこから学びを得て、次に繋げ、その過程で組織としての絆を強くしていく、
みんなが助け合って、「全員野球」という共通のワードで共通の認識を持ち、みんなが持ってる強みと弱みを補完しあい、会社を成長させていく。


このようにとっても経験として素晴らしく、一生忘れることができない時間を過ごすことができました。
ダニエル・キムの成功循環モデルにもあるように全ては「関係の質」から始まるということをこの1年で体得することができました。

背中を預け合える「家族」のような関係が大事

運命共同体

クオント

足立さんとご一緒させていただいて、これまでの #私とランサーズ の複数のnoteの中でもあったように、とっても怖いですし、めちゃくちゃ私もビビってましたしw、いただいた機会や期待に応えることができず、とてもとてもとても苦しい日々もありましたけどw、要所要所で足立さんから「背中を預けて下さっている」ことを言動で示して下さるので、それが救いでどんなに大変でもつらくても毎日仕事にやりがいをもち、楽しく仕事に打ち込むことができていました。
仕事において、これだけ仲間を信用し背中を預けることが重要なんだってことにも気づくことができました。

上記のように、私がランサーズに在籍していた2年半で「個人として組織として」学んだことは、

・とにかく打席に立ちバットを振っていたらいつかその経験が成果に変わる
・「新規事業の創造と事業拡大」と「組織の拡大と個人の成長」は常にセットでこのサイクルをいかにスピード感を持って回すかが重要
・「関係の質」向上から会社運営・組織運営は始まる
・背中を預け合える「家族」のような関係がベースにあることが重要

です。
本当にランサーズで体験できた経験は一生物です。本当にご一緒させていただいた社員の皆さま、ランサー様、お客様、パートナーの皆さま、本当にありがとうございました。

本当にランサーズの皆様おめでとうございます!!

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長くなりましたが、本当にランサーズの皆様、この度は上場おめでとうございます。
ランサーズは本当にビジョンとエグゼキューションの両方の変数が最大化されて急成長したスタートアップだと思ってますし、それが私の原体験上、重要だと気づくことができました。

これまで実現したい未来をずっと言い続け、実現するために行動を起こし続け、やっと一般化してきて、これからより一層「社会の公器」として「圧倒的大義」をもって、場所や時間に囚われず、自分の強みを生かし自分らしく働ける人が一人でも多くなっていく社会を創っていってください!

私も微力ながら、色んなご案件を発注させていただきますので、皆様引き続き何卒宜しくお願いいたします!

本当に大好きです、ランサーズ!!!!

2019.12.29 ランサーズ卒業生 赤司 誠


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