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時には過去に助けてもらってもいいじゃないか。

過去に浸るのはかっこ悪い。昔を振り返るより今を生きることに集中するべき。それはきっと正しいことなのかもしれない。
だけど辛いときや暗闇の中にいるようなときは、目の前から目を逸らして、過去に逃げてみてもいいんじゃないか。

「止まない雨はない」「明けない夜はない」歴史や人々はそう言ってくれる。頭ではわかっている。自分の過去だってそれを証明している。だけどどうしても心が追いつかないときもある。だからこそ苦しいし、それこそが苦しい状態なのだと思う。

そんな時に自分が元気だった時を思い出して、心を元気な時代にタイムスリップさせてみると不思議と目の前の時間も明るい時間に思えてくる。僕にとってそんな心のタイムカプセルを開くツールは音楽だ。

今日は音楽を聴きながらそんな過去のことを思い返していた。

never young beach - STORY

ネバヤンを聴きながら去年の春のことを思い出す。ぽかぽかと温かい空気に夏が目の前に感じられる春の風。希望に満ちあふれるような春だった。

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フレンズ - NIGHT TOWN

去年からフレンズを聴き始めた。フレンズを聴きながら向かった高円寺や中野とか、音楽を聴きながら帰ったじりじりと暑い夏の夜の帰り道。

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BUMP OF CHICKEN - 流れ星の正体

人の営みを優しく肯定してくれるような言葉と音楽に包まれながら、好きな人や大事な友人に想いをはせていたあの日。去年はBUMPのアルバムを何度も何度もリピート再生で聴き続けた。

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花譜 - 夜が降り止む前に

「ホットギミック ガールミーツガボーイ」の衝撃に震えてから、ホットギミックを中心にするように色んなものや人に触れた日々だった。エンディングが流れる瞬間は何度見返しても鳥肌。

去年は豊洲でたくさん思い出ができた。一人で行った豊洲も友達と行った豊洲もデートで行った豊洲も全部楽しい時間だった。

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僕にとって記憶や感情を思い出す大きなトリガーは音楽だけど、場所には記憶や感情を呼び起こさせる力があるらしい。そうだ、記憶をたぐりよせに今週はぶらりと豊洲にでも行ってみよう。

あなたにとってあの日にタイムスリップできるツールはなんですか?真っ暗闇の中にいるときはそんな存在に頼って過去に逃げることを試してみてほしい。

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