ブレインメンタル強化大全 休息②
マインドフルネス
脳はデフォルトモードネットワーク(DMN)とわれる、脳のスタンバイ状態があり、ぼーっとした状態でも脳の全エネルギーの60〜80%をDMNが消費。これを低減するのがマインドフルネス瞑想。
効果
ストレスホルモン低下、副交感神経優位、血圧低下、リラックス効果、睡眠の質を高める、等メンタル効果、身体効果がそれぞれあり、仕事率もUPすることからgoogleなど大企業でも業務内に導入。
やり方
もっとも簡単なのは呼吸瞑想。マインドフルネス瞑想は、今5感で感じる今に集中し、過去未来への意識から離れること。雑念を無にすることはそもそも無理。雑念が生じたと感じたら、”それは一旦置いといて”呼吸に集中する。5〜15分やることもあるが、最初は1分から。難しければ深呼吸だけでもOK。
もっとも簡単なストレス解消法
自然の風景を見る。自然の中を散歩すること。
森の中を散策すると、ストレスホルモン減少、血圧低下、心拍数減少、不安軽減。免疫細胞であるNK細胞が40%増加し、1ヶ月後も15%増の状態が維持。
窓から緑が見える病室のほうが入院日数が短く、鎮痛剤の投与回数が少ない。
整備された都会の公園でOK
森林公園で過ごした群と、街中の整備された公園群でどちらもほぼ同じ効果。
緑が見えればOK。
やってはいけない休息法
ワースト1 スマホを見る
脳は80%を視覚情報の処理に使っている。目を使う=脳を酷使。ほとんどの仕事はディスプレイを見る等目を使っているため、休憩時は目を休めるべき。
ワースト2 座り続ける
1時間座り続けると寿命が22分縮む。立つだけで集中力やワーキングメモリを高める
ワースト3 疲れてから休憩する
調子が良いときに休憩をとらずに仕事をすると効率が低下。マメに休憩したほうが効率はあがる。
最強の休息法
ベスト1 運動
散歩、ストレッチ、階段上り下り、ちょっと歩く。
ベスト2 目と脳を休ませる
ぼーっとするというのはもったいない気もするが、パフォーマンスを上げ、トータル時間を節約することになる。目を閉じる。机に伏せるだけでもOK。
ベスト3 コミュニケーション、雑談
仕事と関係ない脳を使うことが、結果として仕事に使う脳を休ませることになる。
社会貢献=心身を健康にする
長寿者の共通点は仕事をし続けている人。仕事は様々な健康リスクを低下させる。
仕事はストレスがあるが、人間には軽度のストレスは必要。またリタイアすると運動不足におちいる。
また社会貢献をしなくなると、役に立っていないと感じることで無気力となり、うつ病のリスク40%増。
完全にリタイアしない
副業をする
社会貢献活動
が大事。お金儲けと言うより、社会と繋がっていることが大事。
大麻はタバコより安全か
大麻は身体リスクを高めることはあまりないが、精神病リスクが著しく高まる。
統合失調症リスクが5.2倍高まる
精神科新規患者の5人にひとりが大麻を常用
メンタル疾患リスク3倍、強い大麻だと5倍。
近年は大麻解禁により調査が進んでいる。
薬物依存になりやすい、脆弱性遺伝子というものがある。そうでない人よりも蟻地獄のようにハマる。たった1回の経験で転落する可能性が高い群がいる。
風邪を一日で治す方法
使い捨てカイロを肌着の背中の一番上の真ん中、胸の一番上の真ん中に貼る。手ぬぐい等にカイロを貼り、マフラー様に首に巻き、カイロは首のうしろにくるようにする。
葛根湯、ビタミンC、ビタミンE。
風邪のひき始めで効果大。民間療法のためエビデンスなし。
睡眠不足で風邪リスク5.2倍。しっかり睡眠をとることが風邪予防になる。
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