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あるセンチメンタリストの半生記

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振り返ればいろいろありました。 壮絶な生い立ちからスタートしたけれど、特に何も成し遂げていない男の半生記。
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#幼い頃の思い出

半生記をつけてみる。

今年で50歳になるのかと思うと感慨深いようで。 「生まれ年から始まる100年カレンダー」とい…

ガキの喧嘩をシノギにされる。

小学5年生の時の話。 自分が住んでいた国道3号線沿いの安アパートのすぐ近所に、本業は描き…

続・家出の話〜甲突川の橋の下で〜

小学5年か6年生ぐらいの時だったと思う。 今度は衝動的ではなく、わりとしっかり決意して家…

家出の話〜ばあちゃんちまで歩いて行く〜

国道3号線沿いの安アパート、17歳の時に出来てしまった息子を「育ての母親」の元に置いて放っ…

武士は食わねど本宮ひろ志。

ちょうど「ビー・バップ・ハイスクール」(きうちかずひろ・作)が流行っていた1980年代にティ…

ラム肉食べ放題の話。

地元では有名な「焼肉なべしま」というチェーン店があって、今では鹿児島以外の九州各地に展開…

プレゼントコーナーを潰される。

小学生の頃に、ちょっとしたクラスの人気者になりたいと思った時、どういう行動を取りますか? 自分の場合はマンガやイラストを自由帳に書いてクラスメイトに見せて、「へー、上手いね!」とか言ってもらうことで、承認欲求がある程度満たされていたように思います。 小学校3年生ぐらいになると、ただドラえもんやキン肉マンなどを模写して見せるという段階から、ちょっとしたオリジナルストーリーを描き始めたりしだしました。 そうすると、自分の自由帳を「次、俺にも読ませて。」「新しいの描いた? 描

銭湯で同級生に遭う。

出身地・鹿児島は火山国なので、街の銭湯=(イコール)温泉でした。上京して初めて煙突のある…