【映画】劇場版『鬼滅の刃』無限列車編:監督/外崎春雄:スターウォーズかもね

年間、文庫本で、小説ばかり、約150冊を読み続けているGGが、今年は読んだ本の読書感想文を書いていこうかと思いつつ、たまには映画や舞台のことについても。

==

「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(05/2020年)

国内興行収入歴代ベスト10に入る映画を見逃すわけにはいきません。いつの間にか登録してしまっていた…アマゾンプライムの本領がやっと発揮されました。テレビアニメ、一気通貫してからの、いざスクリーンへ!レイトショーで子供たちが居ない時間を選んで見てきました。

で、感想、正直に書きます。ちょっと捻くれているかもしれませんが、多分、今の10代以下の日本の若者が、スターウォーズシリーズを見たら、こんな気持ちになるのだろうか、と。ちなみに自分は、スターウォーズシリーズを一番最初から映画館で(当時小学生)見ている50代です。

普通に面白いです。ただここまで熱狂される意味は、作品内には見つけることが出来ませんでした。まあ、50代のアニメ、コミックに興味が薄い人向けに制作されているのではないので当然でしょう。どちらかと言うと、日本のアニメの作法は苦手な方で、見るアニメは、ディズニー、ジブリ宮崎作品、一部細田守作品、ベスト10に入っている「君の名は。」だけですから尚更でしょう。

これ、小学生時代に鑑賞したかったな~って思いました。その場合、僕は誰に感情移入するのかなとか妄想しながら。

で、スターウォーズにも同じことが言えるのかも、とも思ったわけです。例えば、突然、大きな猿みたいな人が出てきて、ウゴウゴ叫ぶだけで人間と会話するなんておかしいよ(笑)、と言われたら何と反論すれば良いのでしょうか?鬼滅で、登場人物の眼が突然「・」になるのは理解できないよ、と50代は思うわけですが、同じ気持ちなのではないでしょうか。

まだコミックの1/3程度なんですね。まだまだ続くわけです。僕は多分、リアルタイムではないかと思いますが、この作品を追い続けると思います。この大きな流れには乗るべきだと思っているからです。そして、普通に面白いからです。見ているうちに、日本アニメの作法にも慣れてきて、今まで知らなかった何かに出会える可能性もあります。心寄り添えるキャラが登場するかもしれませんし。エンタテインメントは無限です。自分でその可能性を断ち切ってはいけないと思いました。

そして、無闇にスターウォーズの良さを力説(=無駄なマウンティング)するのも、自重します。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?