財布を作った話

どうも、tomoぴこです。本日は財布を作った時の話です。tomoぴこが作ったものでは無くてプロの革細工屋さんにお願いしております。この革細工屋さんの店主は女性の方で、作品でしたり、その仕上がり具合が街のバイク乗り達が集う様なお店のものと比べますと繊細で綺麗な印象が有ります。そして革細工と一緒に銀細工も作成販売しておられる為、tomoぴこがまだ若い頃によく足を運んでおりました。銀細工について、いろいろ教えてもらってたんです。

その店の店主に作ってもらった財布を直しながら、現在も使用しております。小銭入れのチャックだったり、革紐で縫ってるところが時折り老朽化してちぎれたりします。今回はその財布を作った時の話です。

使用していた財布が古くなったので新たに長く使えるものを作って欲しいとお願いしました。その際にどういった財布を作って欲しいか店主に依頼しておりますが、かなり前なのではっきり覚えてはおりません。そんなに一生懸命細かく打ち合わせはしていないと思います。

【店主との会話】
tomoぴこ：「新しい財布を作って欲しいんだけど…」
店主：「どういうの？」
tomoぴこ：「折り曲げるのは嫌なんだよね、折り曲げないやつで」
店主：「あー、tomoぴこさんの雰囲気だと長財布がいんじゃない？エロい感じで…」
tomoぴこ：「え？よく分かんないけど…定番というか長く使いたいですね」「あとカードのポケットは極力多めで…」
店主：「革は何でいく？蛇でいんじゃないかな、これでいこうか？」
tomoぴこ：「あーうん、いい感じですね。じゃあその、ニシキヘビで」

こんな短い会話で作ってもらったんです。ほぼ「おまかせ」ってやつですね(;^ω^)

☝tomoぴこ一口メモ☝：ちなみにニシキヘビの模様ってダイヤ型の模様が入ってるからダイヤモンドパイソンとも言うんです。

仕上がりを楽しみにしていたところに連絡が入って引き取りにいきました。

店主：「模様がばっちり入る、革のいいところ使っといたよ」

一目見て、「いいすね！」ってなりました。tomoぴこが財布に求めてた全てがそこに入ってました。シンプルなド定番の形をした長財布でカードがまーまー入って、見た目はパッと見た感じハードな印象だけど、どことなく上品？エロい？財布を手に入れる事が出来たんです。そしてその結果…

大好きなまま20年使い続けてるんです

凄くないですか？そんな財布作りたくてもなかなか作れませんよね？もうすぐ、20年ですよ。そんなのおじいさんの時計かtomoぴこの財布か位の話です。確かに平日はtomoぴこ財布使わないので、休日だけですけども。それでもtomoぴこが飽きちゃったらお払い箱です。今も大好きで、その財布愛用し続けてるんです。また来週辺りに直しに行こうと思ってます。※前回直してから数年ぶりです(^-^;

じゃあなんでその店主はそんな財布作れたのかなってなりますよね。tomoぴこは、いつもの調子で考えました。

そのお店は小さくてお客さんも少ないんですけどね、お店に来たお客さんと必ずしっかりお話されるんです。作業を止めて、結構な時間をどうでもいい話に費やすんです。tomoぴこからしたらどうでもいいって思ってた会話です。今ではどうやらこの会話にヒントがあるのでは？って思います。

分析いたしますと、tomoぴこは銀細工の話を聞きたくてお店に足を運んでた時期があって、その都度どうでもいい話をしておりましたが、その会話の節々から好みだったり、性格だったり、趣味だったり、生活スタイルだったり…どこまでかは分かりませんがお客さん（使い手）の都合や想いを組みとっていたのではないかと思います。

その結果、おまかせみたいな適当なお願いの仕方であっても20年愛用できる財布が作れたのでは？と思ってます。これだからもの作りは止められません(^_-)-☆

今度お直しをお願いする時に聞いてみようと思います。まだお店やってるかな…(;^ω^)

どうですかね？使い手の都合を想いながら商品を作ってみたくなりましたかね？受け取ってもらったものが喜んで使ってもらえて、さらに使い続けてもらえたら嬉しいですよね(^^♪相手の事を良く知った上で、いろんなものをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。tomoぴこの様なファンが増えるかも知れません^_^

本日も、最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。手作り大好きtomoぴこでした。バイバーイ(^^)/じゃね

✅記事の写真はこちらにも貼り付けつておきます。他にも大好きでお世話になり続けているものが、掲載されております!(^^)!どれもイカすやつらなのでよろしければご閲覧下さいm(__)m