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Re:身近な日本大発見!in鹿児島「車で行ける山頂:紫尾山山頂公園」

以前書いた記事を一話読み切りに再編集しました。

今回はかなり身近&手軽なスポット(当社比)な場所として紫尾山山頂公園に行ってまいりました。特に今では北薩横断道路が整備されてきたので、出水市からのアクセスがだいぶ向上しましたね。

ただ、2021.10月に山頂まで車で行けることは確認しましたが、ところどころ道が悪いのでご注意を。それと昔の車の話ですが、下り坂で私の母がべーパーロックを起こして事故りかけたので、エンジンブレーキを使用して下山することをお勧めします。

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(道が悪い…ちなみにヤマビルの名産地なので、水辺は避けた方が無難)

私が来るのは20年ぶりくらい。道がどうなっているかわからなかったので、↓の看板の場所に車を止めて往復8㎞を歩いて山頂に行ってきました。

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道中では藪椿が満開でした。ブンブンと音がするので恐る恐る近づいてみましたが、蜂ではなくハナアブのようで一安心。ピントがずれてますが↓

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平地は10月としては記録的な暑さに見舞われていましたが、山ではちゃんと秋の訪れを感じさせるものを見かけることが出来ました。

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私は山に登るときは必ず野鳥を探すのですが、まー警戒心が強いですね。「素人は残像でも撮ってろ」みたいな動きの鳥ばかりでした。精進せねば。

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野鳥プロなら同定できるのかな…?

そんなこんなで山頂公園駐車場に到着。見てもらいたいのはこちら↓

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ゴツイ

なんてことない東屋…ではないですね。まず柱は腐らないように擬木、基礎はガッツリコンクリートブロックで固定されています。台風銀座鹿児島の山頂がハードな環境なのが伺えますね。

鹿児島には霧島連山や桜島など有名な山がありますが、あまり高い山がありません。そもそも九州最高峰の宮之浦岳が1936m、九州本土最高峰九重山が1791mで、2000m級以上の山がありません。紫尾山の標高は1067mで北薩で最も高いです。各種電波塔も設置してありますね。

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うーん、ハイタカですかね?

塔の周りでは2羽の鳥が延々縄張り争いをしていました。シルエットは燕のように見えますが…(こいつら常に飛んでてカロリー収支大丈夫なのか?)などと余計な心配をしてみたり。

そういったものを眺めながら駐車場から少し歩くと、山頂へ到着。当日はあいにくの曇天でしたが、山の天気は変わりやすいので、晴れた瞬間に写真をパシャリ。晴天だったらもっと眺めがよかったでしょうが…

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360度、大パノラマが望めます(晴れていれば)

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山頂にて、いい感じに風化した石を見かけたのですが…
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王貞治!?

紫尾山には始皇帝に仕えた徐福が不老不死の薬を探して訪れたという伝説があるそうな。そういった縁で石碑が建てられたのでしょうか?

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展望

天気は良くありませんが、ちょっとご紹介。

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こちら、出水平野の中でも干拓によって作られた農地ですね。国内最大のツルの越冬地として、ラムサール条約湿地に登録されました。鹿児島県内では藺牟田池、屋久島永田浜に次いで3番目となります。

紫尾山頂から見える景色はこれから少しづつ変化すると思いますが、たまに足を運んでみて、今の景色と、将来見えるであろう景色に思いを馳せてみてもいいかもしれませんね。


ここまで読んでいただきありがとうございました。


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