『私は夜な夜な放浪の旅に出る』

私は最近、２日に１回程のペースで、仕事終わりに放浪の旅に出ている。

夜の街に車を走らせ、西へ東へ放浪している。

何故、２日に1回のペースなのかについては、後で記載する事とする。
ここで書いてしまうのは野暮である。

仕事終わり、煌めく街の明かりを求めて向かう時もあれば、街の喧騒から逃げるように車を走らせる事もある。

時折、何の為に走らせているのかすら、自分でも分からなくなる。

騒がしい街並みの中で、自分のざわつく心を紛らわせる為なのか？
静けさを求め、自分だけの安息の地を求めているのか？

もはや、もう何を求めていたのかすら分からない。

それは、まさに行くあてもない旅路。
その旅は自分を修復し、見つめ直す為に必要なプロセスなのだ。
そう信じたい。
そう思わないと自分が壊れてしまいそうだ。
そのくらい、この旅路は果てし無い。

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••••••えっと、ごめん。今、すっごい嘘ついてる。しかも、めちゃくちゃ格好付けてる。そんな自分探しをしている旅では一切無い。っていうか旅ですら無い。

本当は仕事終わりに、巷で話題の「ヤクルト1000」を求めて、色々なお店をハシゴしているだけである。

巷で話題のヤクルト1000

1000億個の乳酸菌があれやこれやと頑張って、ストレス緩和、睡眠の質向上に良いらしい。

これを偶然、近所のコンビニで買って飲んだ次の日、目覚めが凄く良かった。

そこからズブハマりし、仕事終わりに探し求めている訳である。

スーパー、コンビニ、ドラッグストアを家の近くから、家から離れた店舗まで探し回っている。

これがなかなか見つからない。
大体いつも平均して3〜5店舗目で見つかっている。
1店舗目で見つけたらとてもラッキーである。おみくじを引いて、大吉では無く白紙の紙が出てきたくらいラッキーなのである。

ここで最初に書いた２日に1回のペースについて説明すると、殆どの店舗で「お一人さま2本かぎり！」と書いているからである。

２日分の2本を買って、それが無くなったら仕事終わりに探し求めているから２日に１回くらいのペースになる。

「仕事終わりに探し回って疲れて、睡眠の質が良いように感じているだけなのでは？」
と思ったそこのアナタ！！

正解かも知れない！！

しかし、もう私はヤクルト1000が大好きなのである。睡眠の質とか、何やかんやは関係無く好きなのである。
味も好きだし、量もちょうどいい！

今日もヤクルト1000のおかげか、近所の犬の鳴き声のおかげか、どっちか判明していないが、スッキリと起きる事ができた。

ありがとうヤクルト1000。
ありがとう犬。