No13

2004年の秋にアルコール依存症と診断された男性です。何度も何度も失敗(再飲酒)しなが…

No13

2004年の秋にアルコール依存症と診断された男性です。何度も何度も失敗(再飲酒)しながら、断酒を続けています。双極性障害も患っているので、生きるのが結構大変です。

最近の記事

何者にもなれなかった自分へ

ずっとずっと、 自分は「何者か」にならねばならないし、 なれるはずだ と、思ってきた。 そこらの大学より良い大学を出て、 そこらの会社より有名な会社に入り、 かと言って「会社人間」になる訳でなく、 様々な社会問題にもアンテナを張り、 ボランティア活動にも参加。 27歳で幸せな結婚をし子供にも恵まれ。 もう、 「何者か」は向こうから自然に やってくるものだと、 信じて疑わなかった。 精神疾患の患者には 自分が病気だという自覚がない 人が多いという。 自分の場合もそうで、

    • ジェノサイド

      うちには現在、犬が1匹、暮らしている。 昨年9月、長野県のある地域で、 多頭飼育崩壊したブリーダーが見捨てた 犬の生き残りである。 百数十頭の犬が、ほぼ「伏せ」の 状態から身動きの取れない檻の中に 生きたまま放置されていたそうだ。 そうした現場に慣れた警察官でさえ、 経験したことのない死臭だったという。 続いて11月、今度は1000頭もの 単位で同様のケースが起きた。 信じられないことに、現代の日本で こうしたケースは珍しいことでは ないのだ。 人間の勝手な都合に

      • アルコール依存症者沼

        アルコール依存症 (以下、アル症)については、 「完治はなく生存率の異常に 低い」だの、 「偏見・差別が非常に強い」 だのと、医学的にも社会的にも、 とにかく悲観的な言説が多い。   確かに、それは事実であり、 アル症当事者である私も、 自分自身の不運・不幸を呪う ことは少なくない。 というか、 「自分はなんて不幸なんだ」 という、自己憐憫の沼に どっぷりと浸かっている。 ただ、時々、こうも思う。 この世界にあふれている 不運や不幸は、別にアル症に 限った話ではない。

        • i'm back, and relive

          死なずに戻った。 ここからまた生き直す。 命は必ずいつか死ぬ。 その時までは死ぬ気で生きる。 改めて、私の現有疾患を 確認。 Ⅰ アルコール依存症 薬物としてのアルコールに 脳が支配される疾患。 治癒はないが、何らかの方法で 断酒の継続は可能。 生存のために脳が呼吸を身体に 命じるように、患者の意志とは 無関係にアルコール摂取を 脳に命じられる。 10年生存率1.7%。 Ⅱ 双極性障害Ⅱ型 基本的前提として、 「うつ病」と 「双極性障害(躁うつ病)」 は全く異なる

        何者にもなれなかった自分へ

          hang myself

          2022年1月9日の夜、 私は首を吊った。 天井部に支点がなく、 坐位での実行と なったので、 完遂に時間がかかり、 発見も救急の到着も 予想外に早かったので 未遂に終わったものの、 救助をされる際の 私の暴力的な言動が 警察にも通報され、 「救急処置不要・ 警察的保護必要」と いうことになり、 地元警察の「保護室」 (通称トラ箱)にお世話 になった。 現在の私の心は、 かつてないほど 穏やかで真っ黒な 気持ちである。 「再度自死実行」に 向けて一直線。 その意味でも、

          hang myself

          退院後あれこれ

          リハビリ入院~退院 2021年11月~12月の2週間。 依存症のリハビリ専門病棟に 入院してきた。 場合によっては ガンの日帰り手術も できてしまう昨今、 2週間の入院 というのはどんだけの 大病だよ と思われるのだが、 依存症というのは 脳の慢性疾患であり、 「中枢神経が致命的に バグってしまった状態」 なので、 リハビリ と言っても、 規則正しい生活を 酒を飲まずに送る というところまでが 基本的な入院プログラム なので、 傍から見れば、 中年のオジ

          退院後あれこれ

          抗酒剤からの初入院

          ベロンベロンに 泥酔するまで飲んだ翌日 主治医に 「入院するかい?」 と聞かれ、 やっと自分の現在地確認ができた私は、 2週間後の入院に向けて処方された 「抗酒剤」 (摂取したアルコールを分解することが 一時的にできなくなり、これが効いた状態 で飲むと急性アルコール中毒になる) を、朝起きるとすぐ、 迷う隙を自分に一瞬たりとも与えず 服用することになった。 少なくとも今日一日は飲む飲まないで 迷わなくても良いとは、なんと楽なことか。 抗酒剤の有り難さに素直に感謝できた

          抗酒剤からの初入院

          He has passed away.

          この一年、一緒に家族として暮らしてきた 犬が昨日、亡くなった。 享年、推定6歳。早過ぎる死だった。 彼は、いわゆる保護犬で、廃業したブリーダーから 保護犬のためのシェルターに引き取られた犬。 年齢は推定5歳、詳しい成育歴は不明。 ただ、「繁殖犬」としてブリーダーのもとで 働いていた、ということだけが分かっていた。 昨年の9月11日に新しい家族として ウチに加わって、ちょうど1年。 たった1年で、彼は天国に逝ってしまった。 「突然死」とはこういうものなのか。 数日前か

          He has passed away.

          やり直す

          ここ最近の約2週間、酒を飲んでいた。 2日酔いにもならず、酔いで頭がふんわりと してきたらやめる。 いわゆる「晩酌」程度の飲み方ができていて、 酔っていると「うつ」の症状も軽くなるので、 なんならこのまま続けてもいいんじゃないか? とも思うくらいだったが、やはりやめることに した。 理由は2つ。 1 美味しくない。   私にとって酒はもう美味しいものではない。   ただの薬品だ。   化学反応で「酔う」ことは出来ても、   リスクを侵してまで飲む価値はない。 2 

          やり直す

          なんでだよ

          近しい関係にあった友人(以下Aさん)が 亡くなった。 Aさんとは同病者ということもあり、 お互いの「病気あるある」を共有したりして、 笑ったり、しんみりしたり、勇気づけ合ったり、 ある意味で「得難い存在」だった。 そんなAさんと疎遠になったのが、4月の半ば。 その少し前、3月の終わりに、 私が8年半ぶりの再飲酒をして、Aさんにとても 心配をかけた。 私がいくら説明しても、Aさんは私の再飲酒を 「自分のせい」だと思い込んでいて、 自分から私を遠ざけた。 私も同病者として

          なんでだよ

          SNS断ち

          ふと気がつくとSNSというツールが日常生活の中に ものすごい勢いで浸食している現状が恐ろしくなり、 気が変わるまでSNSをやめることにしました。

          SNS断ち

          TYPE 2 BIPOLAR

          以前の記事で、 私の症状が双極性障害(躁鬱病)2型であることを 書いた。 ちなみに英語では “TYPE 2 BIPOLAR” 。直訳じゃんね。 先週の木曜日に、ご縁があり誘っていただいた就職先を 初日でダメにしてしまい(終業直後に感覚過敏が始まり 嘔吐、私から辞めさせていただいた)、 自分史上最悪の鬱に突入したと思っていたのが、 翌週(つまり今週)半ばには次の就職先をネットで探し 始め、条件の良さそうなところがあったので、昨日面接 を受けた。 面接の結果は週明けにならない

          TYPE 2 BIPOLAR

          息をするのも申し訳ない

          せっかく決まりかけた仕事も 初日でダメにしてしまった。 もう、何もできる気がしない。 疲れた。本当に疲れた。 もう。死にたい。 死にたい。

          息をするのも申し訳ない

          仕事がなくなって分かったこと

          火曜・木曜、週にたった2日の仕事が先月途中から なくなって、改めて感じたこと。 それは、 火・木の仕事をこなすために、 自分には月曜から金曜の5日間がまるまる必要だった、 ということ。 どういうことかというと。 月曜:火曜の仕事に向けた精神的コンディション作り。 火曜:仕事。仕事が終わると口もきけない位に疲労。 水曜:休養と木曜の仕事に向けた精神的コンディション作り。 木曜:仕事。仕事が終わると口もきけない位に疲労。 金曜:休養。 土・日曜:視覚or知的しょうがい者のマラ

          仕事がなくなって分かったこと

          テニスの壁打ち

          先週からテニスを再開した。 ラケットを握るのは15年ぶり。 家にあったラケットは、 28年前(!)に買ったものだったので、 さすがにこれは耐用年数を超えているだろうと、 近所のスポーツ店で一番安いラケットとバラ売りの ボールを買って向かったのは地元の公園にある 壁打ちコート。 コートの真ん中、ネットにあたる部分に壁が設置 されているハーフコートが2面。 混んでいる時はそれを4人で使う。 隣りの人に迷惑をかけないように、最初はおそるおそる 打っていたのだが、1日1日、続けて

          テニスの壁打ち

          ジョグ

          うつ状態が続いているものの、 毎日のジョグは続けられている。 つまり、うつ状態そのものの程度は軽いということだ。 重いうつ状態の時は、走ることはもちろん、 指一本動かすことも面倒になる。 それに比べると、走って適度に疲労し、睡眠を 促すことにつなげられる今の状態は、 少なくとも最悪ではない。 一方で。 希死念慮が雨雲のようにどんどん湧いてくる。 身体と同様、精神もそこそこの活動レベルは維持できて いるので、それが却ってネガティブな精神活動をも促す。 ジョグで道路沿いを

          ジョグ