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383 お気に入りの博物館

はじめに

今日、5月18日は「国際博物館の日」です。1977年に制定され、翌年から実施されてきたこの記念日は、世界でもおなじみのものとなっています。この記念日は、博物館の存在を広く市民にアピールすることが目的となっています。今日の教育コラムは、博物館について少しお話してみたいと思います。

ICOM

ICOMのホームページを紹介します。この組織は、博物館の進歩発展を目的として、世界各地の博物館及び博物館専門家が、博物館の進展について意見を交わし、実践しています。
私たちは知の探究をする場として博物館を訪れることが度々あります。同じように見えて企画展示や特別展などが変化していきますし、常設展も更新されていきますので、一度訪れたらおしまいということはなく、様々な学習に役立てることができます。

見ておきたい博物館

海外から日本を訪れる友だちが、日本の文化を学びたい感じたいとしたら、おすすめの博物館があります。それが、東京国立博物館です。ほかにも各地に大小様々な博物館が点在しますので、自分だけのイチオシ博物館を見つけてみてください。
東京国立博物館は、社会の教科書や資料集で紹介されているような国宝や重要文化財が数多く収蔵されています。1872年(明治5年)の開館ですから日本の博物館としてはもっとも長い歴史をもっています。
国宝88件、重要文化財634件を含む、約11万6000件もの文化財が収蔵されています。総合文化展では、3000件の展示物を常時見ることができます。
浮世絵、甲冑、刀剣、書画陶芸、仏像、などなど一日では見切れないほどの規模と数です。
また、大変価値のある国宝や重要文化財の数々を間近で見ることで感じとることのできる、本物のすごさのようなものは、感性や感覚を磨くうえで重要な経験となります。画面や紙の上では、なかなかわからない感動が生み出す学びを子どもたちには、小さいうちにたくさんしてほしいものです。

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