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バリアフリールート共有アプリDiversMap(ダイバーズマップ)の開発について。

現在、私は、学生アプリ開発団体Divers(ダイバーズ)の代表として10人のチームメンバーでアプリ開発を行っています。

団体名のDiversは、Diversity(多様性)が由来しています。
なぜ、多様性であるのかというとチームメンバー全員が違う学年である事から年齢が違うメンバーがいることが多様性であると考え団体名は、Diversになりました。

そこでこのnoteでは、私たちが行っている、バリアフリールート共有アプリDiversMap(ダイバーズマップ)の開発の経緯や現在の活動についてご紹介します。

1.学生アプリ開発団体Diversについて

私たち、DiversMapは「車椅子の方々やベビーカー利用者が街に出かけにくい問題」の解消に取り組む学生で構成される団体です。車椅子で生活をしている私が中心となって取り組んでおります。

DiversMap は「通りやすい道を共有できる」ことに特化した Web アプリです。私達がいつも通っている道は一見、何の変哲もないただの道かもしれませんが、車いすを利用されている方やベビーカーを利用されている方などにとっては非常に通りづらい道かもしれません。そこで、私達は、車いすを利用されている方やベビーカーを利用されている方をターゲットとし「この道なら通りやすい!」といった情報を誰でも簡単に投稿・閲覧することが出来るアプリを制作しています。

2.DiversMap(ダイバーズマップ)の開発の経緯

現在、DiversMap(ダイバーズマップ)の開発を始めた経緯としては、私自身が車椅子生活をしている中で、車椅子で街に出かける際に、バリアフリー進んでいる世の中でも、車椅子では通りにくい道があり、どこの道が通りやすいか調べたりバリアフリールートを提案してくれるサービスがなくて困った経験や私が、中学生の頃から車椅子を利用していて、非常に困った思いをたくさんしてきた経験があります。高校生の時には、横断歩道のちょっとした段差でつまずいてこけて怪我をしたこともあります。本当にちょっとした段差で大きな怪我につながってしまうのです。私は、自分も含め、全ての車椅子利用者が怪我なく安全に道を通れるようにしたいという強い思いからバリアフリールートを共有するアプリの開発を行っています。

3.作成するアプリの主な機能

ルートを共有する方法には、位置情報から移動した道を GPS で取得して経路を表示する方法がありますが、GPS で取得して経路を表示すると乱れてしまったり、実際には道がない所や路地裏に経路が表示されてしまう問題があります。そのため、このアプリではあえて全体的にシンプルかつ分かりやすい作りにしているほか、手動でルートを投稿できるようにしています。こだわった点については、一目で分かるように操作しやすい UI にしている点や、通りやすいルート(道)の共有を簡単に行えるエディタを実装している点、ルートを検索する際には何を元にソートするのか(距離, 時間など)を指定できるようにしています。


4.現在の活動について

私たちは、DiversMapのリリースに向けてクラウドファンディングを行っています。


現在、「DiversMap」というバリアフリールートを共有するWebアプリを作成しています。このアプリは、車いす利用者を主なターゲットにしていますが、ベビーカー利用者やご老人などの層にも使って頂けるアプリであるため、一人でも多くの方に無料で利用していただけるものにしたいと思っています。

現在は、福岡市の関連団体や福祉事業所の方々にご協力いただき、実証実験を行っていますが、今後は実際にリリースし、より多くのユーザーに使って頂きたいと考えています。アプリ運用資金の当てがなくアプリを世の中に広めることを断念せざるを得ない状況に陥っているため今回のクラウドファンディングで、アプリ開発の運用費や実証実験の運営費を集めたいと考えています。

おわりに

いかがだったでしょうか?
バリアフリールート共有アプリDiversMap(ダイバーズマップ)の開発について。
学生アプリ開発団体Diversについて知っていただければ幸いです。
また、現在、For Goodというクラウドファンディングサイトで【バリアフリー社会の実現へ!】全国へ「DiversMap」を広めたい!というタイトルで、プロジェクトを公開しているので、一度プロジェクトをご覧いただきプロジェクトにご賛同頂ける方は、ご支援のほどよろしくお願いします。

随時、活動について投稿していきます。
よろしくお願いします。

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