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休校3日目

全国一斉休校をうけ、”共働き世代はこの状況下でどうなってしまうのか”を見える化してみようという事で始めたのが、本企画です。

包み隠さず、ありのままをただつらつらと。
そこから見える地方都市の共働き夫婦のリアルをお届けします。

※前提※
・パパ⇒NPO理事、フリーのコンサル(イクボス、WLB、育休取得推進等)
・ママ⇒看護師 夜勤有 病棟勤務
・娘⇒姉(8歳) 休校中 妹(4歳) 保育園

★本記事について★
①午前・午後・夜の3セクションでただ起きたことを書いていきます。
②在宅労働のリアルを書きます。
③休みたいのに休めない(看護系)の家族がいる家のリアルを書きます。

今日の事前情報
ママ…休み 体調(悪・喘息・疲労)
長女…休み 体調(好調)
次女…休み 体調(好調)
パパ…急遽登壇のラジオのネタ整理 資料作成 体調(普通)
今日のMUST家事…ママのナース服洗濯 書類整理
ワークライフバランス指数…W3・L7

=午前の部=

・今日も娘達は休み。ママは夜勤明けの休み。一足早く週末がやってきた感覚。

・朝チビに布団をはがされる。「パパを寒くしちゃうぞ~」と何度も悪戯を仕掛けられる。喉元にぶーっとしてやった。

・お姉ちゃんは朝起きてから、一緒に計画を立てたページまで宿題を進める。頑張ってるね。えらい!パパと一緒に算数は今日のセクション終了。さぁ、心置きなく午前中の遊びを満喫したまえ。パパはメールチェック後に朝ご飯作るわ。

朝食
・特売の焼きそば
・お茶漬け
・カニカマサラダ

=午前の部2=

・ママを寝かせたいので、公園に行こうとチビ達を連れだす。今日は上手いこと、二人ともノッてきてくれた。少しばかり暴風警報?が出ているが、同じ嵐なら、我が家より屋外の方がいい。

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・今日はこちらへ。図書館が併設されている公園だ。図書館前には中学生?と思しき男女4人組が。同図書館は休校期間中入館制限がされているため、外でDSをやっていた様子だった。

・彼らくらいの年齢になると、そりゃ家に缶詰めは暇だよな…。気持ちはよく分かる。そんな中学生が座っている傍を、おばちゃん4人組が図書館へ入っていく。70歳くらいだろうか。感染のリスクを考えたら、そっちの方がよっぽど危険だと思うのだが…。子供達も少し羨ましさを覚えた眼差しで見ていた。子供はダメで高齢者はOK。図書館にもこのエビデンスをちゃんと示してほしいものだ。

・雨降ってきたので、20分くらいで撤収。少しドライブして帰宅する。

昼食
・おそば(お姉ちゃん そば率高いなぁ)
・果物
・鮭オニギリ(妹)
・エビピラフ

・ママが起きてくる。遊びだす。パパは少しお仕事。県立大学と盛岡市との協働プロジェクトが大詰めなので。

・ママとチビ達が気分転換にお出かけすることになった。パパはその間、仕事しつつ、部屋に掃除機をかけることにした。掃除機をササッとかけ、ワンダーコアで腹筋しながら仕事を進める。ちなみにパパは夕方から、オンラインでの会合参加。それゆえ夕ご飯も大丈夫だそうだ。たまには女3人のお出かけもいい気分転換になる。パパは一人だし、テキトーでいいや。

夕食
・ペヤング 獄激辛(テキトー過ぎたけどまあいいや)

=夕食後=

・夕方から、FJのメンバーと一緒にZoomMT。本来であれば3月に開催する予定だったセミナーが、コロナで中止を余儀なくされた。このため、「じゃあオンラインで」という選択肢を取り、会員メンバー限定での話し合いの場が持たれたというところ。全国各地でこうしたイベントごとの中止・延期が相次いでいるが、「オンライン開催」は第3の選択肢になり得る。実際ここ数日で、Zoom2回、Skype2回のオンライン打ち合わせを済ませているが、普通の打ち合わせと何か違うかといえば、ほとんど気にならない。
※個人差はあると思うが、少なくとも僕は…である

日頃、全国各地でメンバーが働き方改革やイクボス育成の話をしているだけに、こうした選択、そして行動に対し何の違和感もない。逆に言うと、提言している側がやらない理由はない。

・さて、話の中身は勿論大マジ。”産前産後の両親学級のあり方について”だ。

男性の育休が話題に上がる一方で、その”質”が取り沙汰されることはまだ地方では少ない(育休そのものもかもね…)。小崎センセーも言っていたが、知識として育児に関する知見は持っていても、そこに「意識」つまりは「心」がないと意味がない。
※どんだけ良いギター持ってても、ハートがこもってない演奏みたいなもん

だから「OS」を入れ替える必要があるのだ。そのために令和の両親学級はどうあるべきか。百戦錬磨のみなさんがデモンストレーションしてくれた。休校期間中だからこそ、もしかしたらこんなインプットの機会を持てたのかもしれない…と思う。勉強になりました、みなさん!

・実家とどう付き合うかといった話題もあった。これはあくまで僕のケースだが、僕は特に妻方の実家(いわゆる義実家だ)を頼ろうという気持ちは、多分今後一生芽生えないと思う。それはそれで一つの父親の形。その思いが変わることもあるかもしれないが、今はそんな風には思えない。「Why?」という方はこちらを見てもらえるといいかと。

未来は分からないし、いつか変わることもあるかもしれない。でも今時点では、そんな気にはなれない。僕の心がまだその領域に達していない。そんな菩薩みたいな人間にはなれないさ、カンタンに。

・帰ってきたチビ達。お姉ちゃんとパパはお風呂に入り、チビは今日は入らない(Youtube見たい!)と頑な。別に入らなくても命に別状はないので、無理せず、ママが一人でゆっくり入ることにした。

・21:53分、少し遅めに就寝。パパは例によって今起きだして、これを書いている。さて、明日は娘も学童に久々に行くことになる。先生方にはこの大変な中、ご苦労をかけてしまうが、友達と一緒の時間を過ごせることは娘にとって間違いなくプラスなので、ありがたい。ただ、どれくらい人がいるのか想像がつかない。でも、想像がつかない事、起きてもいないことを心配するのは趣味じゃないので、どうにかなるさと寝ることにしよう。親が子供に対し、起きるかどうかも分からない事態に自粛!制限!をかけてしまっては、可能性を閉じてしまう事になると思うから。選択するのは親じゃない。子供だ。

~3日目 所感~
今日みたく、天気が悪いとキツイなぁ。オプションが相当限られてしまう。

特に岩手県内は、室内で例えば遊んだり(現時点ではほとんどが制限されているが)する施設で、「無料で」「さくっと」行けるような場所が本当に少ない。

よくあちこちの調査で「岩手は自然が豊かで子育てしやすい!」なんて文言を見るが、育てている側の視点からはっきり言おう。自然があることと子育てしやすいかどうかは別問題だ。

育てている側の働き方、人間関係、住まい、地域との関係まなざしetc…。その全てが「子育てしやすさ」に関与する。

こうした調査は、そのようなディティールまでも盛り込んだ上でオープンにしてほしいといつも思う。

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