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休校1日目

全国一斉休校をうけ、”共働き世代はこの状況下でどうなってしまうのか”を見える化してみようという事で始めたのが、本企画です。

包み隠さず、ありのままをただつらつらと。
そこから見える地方都市の共働き夫婦のリアルをお届けします。

※前提※
・パパ⇒NPO理事、フリーのコンサル(イクボス、WLB、育休取得推進等)
・ママ⇒看護師 夜勤有 病棟勤務
・娘⇒姉(8歳) 休校中 妹(4歳) 保育園


★本記事について★
①午前・午後・夜の3セクションでただ起きたことを書いていきます。
②在宅労働のリアルを書きます。
③休みたいのに休めない(看護系)の家族がいる家のリアルを書きます。

今日の事前情報
ママ…夜勤 体調(悪・喘息・疲労)
長女…休み 体調(普通)
次女…保育園 体調(普通)
パパ…ラジオ収録 原稿作成 体調(ちょい悪・腰痛)
今日のMUST家事…布団乾燥機 夜勤対応
ワークライフバランス指数…W5・L5


=午前の部=

・いよいよ休校初日。朝御飯を作る時も、少し空気感が違う気がする。これまで生活の中において「遊ぶ時と勉強とか、頑張る時のメリハリを付けていこうな」という話をしていたが、今のところは意識高くスタートできたようだ。

・朝からレゴの奪い合いが始まり、ママに雷を落とされる。わかるんだ、どっちの気持ちも。ちなみに我が家は、どちらかが怒る時は、2人がかりにならないようにする。…上手くいかないこともあるけど…。

・パパはラジオ収録のため、色々準備。チビが保育園に行くのが少し遅くなってしまい、途中もしかして娘を連れて行かねばならぬか…という状況になりつつあったが、ギリギリでママが間に合って解決した。

朝食
・目玉焼き
・昨日の残りのポトフ
・特売の焼きそば
・鮭オニギリ

=午前の部・2=

・ラジオ収録へ。今日は「一斉休校」の話題で持ち切り。ごとうからは、「この期間にパパママが出来ること」として、下記のようなことをお話した。

★情報は出所に注意を払って、正しく子供に伝えること
★父親こそ考えよう「本当に帰れない?家で出来ない?」
★降って湧いた機会だけど、工夫してpositiveに乗り切ろう

勿論、そんな簡単にいくようなことはないかもしれないが、少なくとも我ら親が笑顔を絶やしてしまったら、子供達はどうなるのか。子供達だって不安なのだ。カッコつけなくてもいい。ただそばに居る。一緒にこの時間を共有する。今それが出来るのは親をおいて他にない。

・それと、テレビを見ていると「どうしましょう…」と出てくるのは圧倒的にママ。もうちょいパパも頑張ってほしいなぁ…。この問題を、ママだけの問題にしてほしくないし、ママも「自分だけの」問題として捉えないでほしい。※これは仕事の場でも同じ

と、悶々としながら帰宅する。

・帰宅後は流れの中で、娘とママに昼ご飯を作る。

昼食
・冷やし狸そば(娘)
・たらこパスタ(ママ)

あ、俺食い忘れたわ。(食にこだわりが少ないのでよくこうなる)

=午後の部=

・家にずっといるのもなんだかなぁ…ということで、娘と近所の公園へ。誰から貰ったか忘れたが、ラジコンやりたいということで、公園1周してくることにした。

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・公園の人の入りはまばら。多分3~4人。ホント、みんなどこで遊んでんだろ?外の空気を吸って走り回って、娘も楽しそう。僕自身もいい気分転換になった。さぁ、帰ろう。

・帰ってから何件か問い合わせがあったものに対応。娘よ、少し待っててくれよ。

=夜の部=

・17:00ジャストを目がけ、チビを迎えに行く。今日はひな祭りメニュー。というかひな祭り。ちらし寿司作ろうかな…。

・と思ったが、普通に炒飯を作っていた。リクエストがあったので。するとチビは「お腹痛い…」と。トイレに駆け込む。数分後、そこには全長20センチはあろうかというアレが。そりゃ飯も入らないわな。

・ご飯前に、パパと長女の合作「罰ゲームすごろく」をやる。しっぺ、デコピン、こちょこちょ。娘達もテンションが上がってくれた。別におもちゃなんぞ買わなくても、工夫次第でいくらでも遊びはクリエイトできるのだ

夕食
・卵たっぷり目の炒飯
・お吸い物

・その後、ねるねるねるねを食す。お姉ちゃんがチビの手伝いをしてくれたが、一斉休校なんて事態は初めてだろうし、何やかんやと気疲れしたのだろうか。もう目が「眠い」と言っている。ママも夜勤だし、あまり無理せず早く風呂入ろうな。

・チェーンリングメーカーをやりだす。プリキュアを見だす。いつものお風呂前と言った様相。今のうちにパパは少しメール返信や、事業報告の修正に手を付ける。

・チビは「お風呂入りたくない!」と言いだす。ヒーリングッとプリキュアを見せつつ、パパとお姉ちゃんは速攻で上がるとお風呂へ。

・チビ何度も来襲。だから一緒に入ろうよって言ってんのに。なんでか「入らない!」と頑張る。パパと入るのが嫌!というXデーが来たのだろうか。

=風呂後=

・もう眠気MAX。根性で「レゴで遊びたい!」と二人とも粘るが、限界は早く訪れた。語ることはない。布団に入る。

・ママが夜勤の時は、チビがパパにぺたーつとして寝る。パパは空いた手でお姉ちゃんのおでこをなでなで。このパターンが最近多い。二人とも眠かったのか、21時ジャストには就寝。

・パパは一人布団を飛び出し、少し仕事したり。一人になれる時間はマジで貴重。夜勤から帰ってくるママに夜食を作る事もあるが、最近体調も悪そうなので、変な時間に食べても逆効果かな…と思い、今日は特に用意しないことにした。元々心配性なママ。カネもそう。体もそう。いらなくパパが心配させてるんだろうな…。ごめんね。

~初日所感~
何やかんやとお姉ちゃん本人も、どこかで一斉休校という出来事に対し、何書きを張り詰めていた部分もあったのかもな…と。二人でいる時に「パパ、大好き」と繰り返すあたり、不安を感じていたんだろう。ちゃんとパパは寄り添えたかな…。

ところで全国には、どれだけこうした子供がいたんだろう。友達と会いたい。先生と話したい。学校に行きたい。部活したい。今僕らオトナが出来ることは、今回の体験を通じて、万が一こうした事が再び起こった時に、この時のことを活かして立ちまわっていくことなのだと感じている。

ネットを見ていると、相も変わらず電車は満員のようだった。先人のいう事が全て絶対ではないが、思考停止・負の再生産を続けていくのは僕ら世代でもう終わりにしたい。


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