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休校10日目

全国一斉休校をうけ、”共働き世代はこの状況下でどうなってしまうのか”を見える化してみようという事で始めたのが、本企画です。

包み隠さず、ありのままをただつらつらと。そこから見える地方都市の共働き夫婦のリアルをお届けします。

※前提※
・パパ⇒NPO理事、フリーのコンサル(イクボス、WLB、育休取得推進等)
・ママ⇒看護師 夜勤有 病棟勤務
・娘⇒姉(8歳) 休校中 妹(4歳) 保育園


★本記事について★
①午前・午後・夜の3セクションでただ起きたことを書いていきます。
②在宅労働のリアルを書きます。
③休みたいのに休めない(看護系)の家族がいる家のリアルを書きます。

今日の事前情報
ママ…休み 通院 体調(悪・疲労・コロナ含め心配事多し)
長女…学童 体調(好調)
次女…保育園 体調(好調)
パパ…補助金清算資料 ハラスメント相談1件 体調(普通)
今日のMUST家事…補充系(ティッシュとか灯油)  
ワークライフバランス指数…W6・L4


=午前の部=

・今日は休みのママが朝ごはんを用意してくれた。チビとお姉ちゃんも起きる。さて、みんなで朝ごはん。

朝食
・学童弁当おかずの余り
・白米

・パパはチビを保育園へ。ママがお姉ちゃんを学童へとそれぞれ送迎する。今日チビは保育園での卒園パーティーだ。普段は基本ズボンもので来てくださいねと言われるが、今日はオシャレOK。本人も張り切ってワンピースを着ていった。

・園につくとそろそろ始まるよ~という雰囲気。同級生たちも続々やってくる。チビは友達に変顔していた。そっか、こういうことするんだ、この子。送迎しなきゃ気付かなかったかも、こんな一面。友達といる時の子供達は、僕ら親と一緒にいる時とはまた違った顔を見せてくれる。

・帰り際、担任の先生を物陰に呼び出す。告白とかじゃない。チビとママが昨日二人で「これ〇〇先生にあげるの!」とプレゼントを作っていたので、それをこっそり渡すというミッションを遂行するためだ。先生も「え!えぇ!ホ、ホントですか!嬉しい…」と若干うるうるしていた。まだ卒園しないけど(笑)。

・でも、先生方が本当にここまで沢山気にかけてくれたおかげで、今の子供達がいる。本当に、先生ってすごい仕事だ。だからこそ、国の予算の都合で待遇が…なんてのは色々思う所がある。子供達の未来を支えるという重責に対し、もう少し応えてもいいのではないだろうか。少なくとも、部下の机蹴りあげてただ「スウジ!」と吠え散らかすだけのような仕事よりは、よほど価値がある、と思うんだけど。

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・ちなみに家族関連の公的支出も、上記OECDの調査によると日本は低い。本当に少子化を改善しようという気があるのかな。

・そんなこんなで、一端帰宅。道中ハンズフリーで一件ご相談事を片付け、帰宅後にメールチェック。即レス案件は無さそうだ。

・さて、年度末も近いので色々と清算的な仕事が今日は中心。オフィスにいなくても出来るジャンル筆頭だ。子供達もいない。ママもちょっとお出かけ中。家には僕一人。進まないわけがない。11時前にはあらかた決着がついた。

・ちなみに家で作業するときは、スプレッドシート等を使用し、クラウド上への保存で行うようにしている。この理由は2つ。いずれHDからクラウドベースに世の中が変わっていった際、”同時編集”という方法を取ることもあるだろうから、そこに備えて、自分の目で慣れておきたいと思うからだ。以前いたあるチームで、地味に3人で同時編集をやってみたことがあったが、格段に完成が早かった。これは使えるな…というタイミングで僕も独立してしまったので、今も使っているかどうかは分からないが。

・もう1点は「そっちの方が色々安心」だっていうこと。僕のPCに娘がクラッシュして、破壊される可能性だってある。そうした時に復元が圧倒的に楽。先日研修させて頂いた盛岡市内の塗装会社も、社の漏水の際にクラウドで復旧が早かった!という話を聞いた。これが紙ベースで紛失…とかだと、一から作って、出力して、印鑑ついて…と様々な手間が発生する。

・「データだって消えたらリスクでしょ!」「ちゃんと印刷して取っておきなさい!」という向きもあろう。でも、そもそも紙で無くすことと、データで無くすことどちらにおいても、無くしたという事実に変わりはない。だったら無くした後のリカバーが早い方、より早く再構成出来る方が圧倒的にメリットがある。

それに物質化していちいち全部はんこ押して片づけて…としていたら、部屋が幾つあっても足りないし、探し物が大変すぎる。世間のビジネスマンが探し物に費やす時間は「年間150時間」と言われている。「ないよ~(泣)」と紙ペラして時間ばかり過ぎるのと、ファイル名検索して「これこれ♪」と早速対応にかかるのと、どっちが仕事のスピード、クオリティが高まるだろうか。

まぁ、行政における公文書ともなると縛りが多くて難しいのかもしれないが、だからこそ工夫してほしい。ああいう文書、クラウドベースに保管して市民がアクセスできるようにしたら(勿論セキュリティとか偽造の対策は取って)、スッゴイ便利じゃない?といつも思う。審議会的な場で「やべ、資料忘れたわ」という人もスマホからアクセスできる手軽さ。いちいち会議の度に、婦人公論よりも厚みのある資料用意しなくていいから、担当する側も楽だ。

・とにかく、自己責任でそういったトライが出来るのは在宅で働くメリットの一つだと思う。※勿論、闇雲に…というわけではない

・さて、そんなこんなでいったん落ち着いたところにママから連絡。ちょっと時間を作ってママとお出かけすることにした。

昼食
・ママ弁当
・お給食(バイキングだって!いいなぁ)

=午後の部=

・ママに付き添ってあちこち。その後パパは再び帰宅し、もう一個の仕事に取り掛かる。今日はママとチビ達は少しお出かけもしてくるそうだ。パパはのんびりと仕事したり、読書したりと時間を潰す。

・ちなみに今日の読書ネタはコレ。

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・結構ボリュームあるので、全部は読み切れなかった。諸外国との比較については僕もまだまだ知らない事が沢山あるので、気付かされながらの読書。休校期間中に読了してみよう。読み直したい本もあるし。

夕食
・食べてない(何だか腹いっぱいで)

=夜の部=

・ママと娘達が帰ってくる。お姉ちゃんは寝落ちしていたので、抱っこして布団へGo。今日も1日お疲れ様♪

・チビは保育園でお花をもらってきた(まだ卒園じゃないけど)。花瓶が少しひび割れ気味なので、ペットボトルにとりあえず。茎を斜めにカットして、突っ込む突っ込む。その後パパとチビはお風呂へ。「パパを沈めて遊ぶ~!」とのことだ。東京湾に沈められる出稼ぎ労働者の気分を味わう。

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・そんなこんなで、パパとチビ達は布団へ。ママはゆっくりお風呂。今日も一日お疲れ様。

~10日目所感~
コロナで色々と仕事にも不都合が出ているが、オンラインでも色々出来ることは実証済み。Wi-Fiさえあればどうってことはない。
※これがなければ相当キツイけど…

こうした変化に対応している企業が生き残っていくんだろうな…と改めて感じている。

今日はそれくらいだ。

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