ユダヤ人から学ぶ人生の豊かさについて～本との出会い～

　皆さんは読書が好きですか？
　恥ずかしながら、私は小学生以降真面目に本を読んだことがない。
　なので約30年間はほぼ読書したことがない人間だと言っても過言ではないだろう。

　そんな折、ふと近くのブックオフに立ち寄りいつものように漫画でも買おうかと思っていたのだが、とある本に興味を惹かれてしまった。それがこちらの本

　『ユダヤ人大富豪の教え～幸せな金持ちの17の秘訣～』
　著：本田　健

　タイトルからしてなんだか胡散臭いんじゃないかと最初は思った。しかしながら当時の私は、会社を病気で退職し、人生に疲れていた時期でもあった。だから何かきっかけがあればと思い買ったんだと思う。確か……200円ぐらいだっただろうか？　凄く安く買えたはずだ。

　最初は気晴らしの漫画でも安く買えればいいかと思っていた。が、思わずこの本を手に取ったのは「お金の話なのに泣けた」という謎のワードがあったからだ。一体どういうことだろうか？　多分、そんな気持ちで手に取ったんだと思う。

　そして私は毎日ゆっくりと読むことにした。恥ずかしながら小学生にすら劣る読解力だ。だから自分は速読なんて出来るはずもないし、それは自覚していた。にもかかわらず、この本はそんな自分ですらスラスラ読める内容である。それは何故か？

　まずこれだけは伝えたい。この本の素晴らしい点は実体験を踏まえているので、感情移入しやすいように一人称の構成である。つまるところ、自分がユダヤ人大富豪と対談しているような心地になれる気分に浸れるのだ。

　だからだろうか、この本を読むのが楽しくて仕方ない。もう十数年前の本だというのに、色褪せない魅力が私をゆったりと包み込んでくれた。「お金の話なのに泣けた」というのは正しかったのだ。

　興味ある方は中古品でもいいので購入してみて欲しい。
　それが億劫な方は、こちらで分かりやすい感じでまとめますのでどうか最後までお付き合いください。手書きのメモなんかも載せていく予定です。

　最後までお付き合いくださり、誠にありがとうございます。