「・・・しないとな」はNG。選択肢を与えることが成長を促す。

寝坊した息子に何を言いますか?

「今日の夜は早く寝ないとな」

「だから言ったでしょ、早く寝なさいって」

「いっつも、起きないんだから」

「早くして!遅れるよ!」

などが思い浮かびます。

でも、これらの言葉は、全て決定事項です。選択肢がないのです。失敗した本人が自分の意思で決定できない(しなくてもいい)のです。

これでは成長は望めません。親も成長を望んでいるはずなのに、成長を促す言葉かけをしていない。

成長とは意思の力でなしうるものです。自分で自分自身を育てるのです。

しかし、日常の会話には成長を促す、選択肢を与える言葉かけが少ないのです。

学校でも会社でもスポーツクラブでも、同じことが言えるのではないでしょうか?

失敗した人に、どう言葉かけするか。少なくとも、2つの選択肢くらいは与えたいものです。

「手直しする?それとも全部直す?」

そして出来れば、失敗したことを繰り返さないような言葉かけよりは、成長できるような選択肢を与えてあげたいものです。

「明日の朝、どうしたら起きれるかな?」

寝坊した息子には、こんな感じで言葉をかけたいですね。何度でも何度でも出来るまで、成長を促す言葉かけを。それが親や先輩や上司の務めではないでしょうか?

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