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1年ぶりの投稿です。
円盤投げおじさんです。

前回から今までについて

前回はアジア選手権を観に行ったことを書きました。

2023年にアジアトップを観戦したおじさんは2024年にはダイヤモンドリーグを観に行くまでに成長しました。

高崎国際空港にて(群馬じゃないよ)

こういうところだから本音で話しますけど、ダイヤモンドリーグ観に行きたい人はヨーロッパに行くことをオススメします。今回🇨🇳は全席指定席等、良くも悪くもキッチリしていたので円盤投げを近くで観ることができませんでした。でもデュプランティス(男子棒高跳び)の世界記録を特等席で観ることができたのでOKです。

来年の日本選手権に向けて

私のライフワーク(日本選手権出場)は今年も成し遂げることができませんでした。

2023年シーズンはSBが44m90と過去3年で1番低くなってしまい、少し焦りがある中で今年に入ってからパフォーマンスが上向いてきてくれた(5/11 45m66)ので「関西実業団でなんとかしたい」と思っていたのですが、現実は甘くなかったです(44m71でした)

「ちょっとこのままではダメだなぁ」と思ってきました。

今まではずーっと続けていれば、技術面の課題解決や体力面もレベルアップしてくれると思っていましたが、いよいよ今までの継続ではダメだと感じてきました。

来年の日本選手権には何としてでも出たいので2つについて頑張っていきます。

○フォームの改善

今までも細々なフォーム修正を繰り返しては辞めて、繰り返しては辞めても続けていました。理由としては「すぐに記録向上繋がらないから」でした。フォームを軽くイジるだけで、すぐに距離向上に繋がるはずもないのに短期的になんとかしようと浅はかな考えを持ち続けていました。なので来年に向けて3つのテーマに取り組みます。

左足の設置が🙃

①セカンドターン設置時にハイポイントでキャッチする

ハイポイントをしっかりキャッチできれば、その後のパワーポジション・リリースに強い力を加えることができます。この時に右腕が開かないようにします。これは上半身を先行させないためです。

赤マルのところで保持したい

②パワーポジションをしっかり作る

力強いリリースを生み出すために左手をもう少し我慢して、上半身と下半身の捻りを作っていきたいです。その為には先述のハイポイントの技術確立と上半身の強化・背中の柔軟性も高めていきます。

欲望vs理性

③後ろから力を円盤に加え続ける

パワーポジションで1番力を発揮できる状態にしてから、リリースまでに力を逃さずに出し切れるようにすることが目的です。後ろから持ってくるってのを大事にしています。

堤さんのnoteを繰り返し読んで動きを実践したり

湯上さんと練習した時に教えていただいたことを意識しながらやっています。

継続的に取り組んでいきますので横道にそれたらツッコミを入れてやってください。

○筋トレについて

フォームの改善と同じぐらい大事な筋トレについてです。今まではSNSとかで情報を仕入れて、自分なりに考えてやっていましたが、それじゃダメだなということでアプリをダウンロードして、トレーニングメニューを作ってもらっています。

「Peak Strength」というアプリです。投擲をやっている人ならお馴染みのGarage Strength🇺🇸(Throws Universityの方が分かりやすいかも)が出しているアプリです。もちろん全部英語です。分からないところは翻訳しながらやっています。

自分の身長、体重、筋トレのMAX重量、週に何回筋トレできるか、やっている競技、パフォーマンスのピークを迎えたい日などなどを入力すれば、アプリがメニューを組んでくれます。1年間このアプリを信じてトレーニングをしていきます。

まだ取り組んで1ヶ月ですが、トレーニングがとても充実しているので3ヶ月後、半年後がとても楽しみです。

躍動感、解き放つ
何のトレーニングか当ててみてね

ダウンロードは無料ですが、1週間の無料トライヤルを終えれば有料です。僕は1年分課金しました(¥54,800)

安いもんだ。50,000円ぐらい

これからやりたいことについて

海外遠征


僕のお友達が「World Continental Tour Challenger行脚 in Europe」をしていました。

素晴らしい行動力に敬意を表すると共に「俺も負けてられない(?)」という対抗心が芽生えています。なので私は「海外のContinental Tour Bronzeに出場するチャレンジ」を来年やりたいと思っています。

日本にもContinental Tour Bronzeの試合があるのですが、お友達に負けないためにも海外にチャレンジしていきます。今のレベルで出られそうな試合がいくつかあるのですが、記録で足切りされないようにレベルを高めていきます。

2・3月のオーストラリアの試合か6月の台湾オープンあたりに出られたらと思っています。出る予定の方はいろいろ教えてください。

それとContinental Tourではないですが、オクラホマ州のMillican Fieldにも行ってみたいです。

今年の円盤投げのWLは全てここで出てる

皆さんご存知、Mykolas Aleknaが世界新記録を出した場所です。毎月記録会をやっているので聖地巡礼を兼ねて行ってみたいなと思っています。

時期にもよりますが、東京から乗継1回でオクラホマに往復15万ぐらいで行けるみたいです。オクラホマの空港から試合会場まではレンタカーで2時間。会場近くのホテルは1泊1万円ぐらい。ここまで調べています。こういうの調べている時が1番楽しいまである。興味のある方はぜひ。

円盤投げへの関わり方について

個人的に「円盤投げの盛り上がりに貢献したい」と常々思っています。

○競技者に向けて

ありがたいことに学生への指導もやらせていただいています。指導した子が円盤投げが上手になって、もっともっと円盤投げが好きになって、学業を終えても好きな気持ちが成仏できず、社会人になっても高みを目指して、たまには海外遠征したり、SNSにニチャニチャしたことを投稿するようなことになればいいなと思っています。

今後も自分自身のレベルもそうですが、教える・伝える力も高めていきたいです。

○未経験者に向けて

それと、これはずっと思っていますが、円盤投げはやってみないと面白さが分かりにくいと感じています。

「競技場を借りて、人を呼んで、円盤を投げてもらえば面白さが分かってもらえるかも!」と思ったりしましたが、行動に移せていません。何か自分の中でブレーキをかけているものがあるみたいです。何かは分かりません。

最近は競技自体に面白みを感じてもらうよりも、競技している人たちに魅力を感じてもらう方がいいのかなと思っています。競技を観にくるというよりも、その競技している人を観にくる感じです。

ぶっちゃけると最近の僕はその傾向にあります。「円盤投げおじさん」としてそれはどうなの?と思う自分もいますが、そこは自分の本当の気持ちに委ねていきます。

なので、今後も円盤投げをやっている人たちの事をもっと知ってもらえる・好きになってもらえることをやる事ができたらなと個人的に思っています。

どうしたらできるかは分かりませんが、円盤投げと関わる事で答えが見つかればいいな。

そんなこんなで

今、自分が思っていること・これからやりたいことを書かせていただきました。自分自身の思考の整理もできて良かったです。

これも見てくださっている円盤投げ選手がいれば、ぜひ皆さんの思っていること・これからやりたいことを教えてほしいです。

皆さんの思っていること・やりたいことを知ってもらうことで、より円盤投げ観戦が面白くなると思います。

競技場にある2.5mの狭い円の中で行われている出来事が一層輝いてくるはずです。

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