想像力のあるマゾに
今回は、言葉で興奮できるマゾをあわよくば増やせたら良いなと思って書きます。
なぜ書くに至ったかと言うと、このSM界隈で言葉で興奮できるマゾというのは希少価値が高く、需要があると感じるからです。
そしてマゾの皆さん
ご主人様の意のままに、操られたくはないですか?
ご主人様の言葉の一つ一つに意味を感じたくはないですか?
表面だけでなく、ご主人様の言葉で、からだの中から気持ちよくなりたくないですか?
もっともっと、弱体化してバカにされたくはないですか?
それらは想像力を鍛えることで可能になると思います。
そして、
想像力で興奮できる、
すなわち不可能はない。
と考えます。
現実的に無理。と思っていたことでも
夢の中でなら叶えられますよね。
それとほぼ同じだと私は思います。
そんな魔法のようなことを想像力を鍛えて頂いて、楽しんでもらえたらなと思います。
では早速、私が思うマゾに特化した想像力の鍛え方の提案を。
例えば、
一人でするか迷っている際に
たまには小説を読んでみる
というのはどうでしょうか。これは、私が小説を書いているからあわよくば見てほしいという気持ちが詰まっていますが、
小説は想像力を鍛えるうえで効果的なのかなと思います。
それに何であろうと言葉に翻弄されることを楽しむ。という点では同じですね。
また、官能小説の類にあまり触れてこなかった方なら、新鮮味があって良いのではないでしょうか。色々なものを見て、説明欄等から好きそうなものを探しましょう。
この際にやってほしいことが2つあります。
①集中できる雰囲気、空間の確保
催眠と同じようなことになってしまうのですが、脳みそを少しバグらせるようなものの類は、一つのことに集中するのが大切です。
すぐ、集中力が切れてしまいそうな方は、 はじめは短めのものから読んでみると良いかもしれません。しかし、入り込める時間も短いということですので、時間が許すのなら少し長めの方が良いですね。
②小説を読む前にルール設定
・どこかにさわる、さわられる表現がない場合にはさわらない。
・小説を読み切るまで我慢する。
・一番気持ちいいところはさわらない。等
我慢や制限を設けるとセルフで焦らしが出来るので、マゾな皆さんは設けてみましょう。
本を読むのは、疲れるし飽きると言う方もいるかもしれませんが、焦らしプレイの一環だと思うと少し良いものなのかなと思えてきませんか?
そうやって選んだ小説を
どんな状況、どんな人なんだろう。等
具体的に読み取ったり、
考えてみましょう。
具体的にするためには、今までの経験だったりが必要となってきますね。
それは動画の経験でも、実際の経験でも、 とにかく思い出すことが重要です。あの時の相手はどんな顔をしていたかな。その時どういう匂いで、どういう温度だったかな。など。
勿論理想で出来るなら理想で構いません。
小説と並行して頭の中のストーリーを作り上げていきます。
そうして、導入部分が終わり責められるシーンが入ってくると思いますが、一番力を入れて読むべき所はここですね。
どういう声で、どんなからだをしているのか等、書いていなければ、ちゃんと理想を考えてみましょう。
早くしたいからと言って、
考えることを放棄してはいけません。
マゾでもすぐ落ちてしまったら面白くないですからね。耐えましょうね。
普段の生活をちゃんとしているなら 考えられるはずですし、我慢もできるはずです。
このときのポイントとしては
・この小説の子はちゃんといじめてもらえているのに、自分は我慢することしかできないマゾなんだ。
とか考えて読み進めていくと、
惨めで良いですね。
そんな感じで
最初に設けたルールに
苦しめられましょう。
ご主人様のルールは絶対ですから、それの練習だとでも思いましょう。
初めから我慢できなさそうなら、お仕置きとか決めておいても良いかもしれないですね。ものによるかも知れないけれど、読了時間が書いてあるものが多いと思うので、そこから自分にあったものを選ぶのも良しですね。
また、良いところに差し掛かってきたら、今度はトーンとかを想像するのも楽しいですね
例えば言葉責めのシーンで
「変態」
と書かれているシーンがあったとしましょう。
それはどんなトーンで言っているのかなと考えてみましょう。
「変態。」
→言い捨てているような低いトーン
「変態♡」
→高めのトーンで、甘ったるい声。
「へんたーい」
→棒読み感満載。若そうな印象。
など意味が全然変わってきますね。
あとは、比喩表現とかに注目するのも楽しいですね。
プライドを潰す という言葉があったとして
潰すの意味を深く考えると良いですね。
潰す と聞いて何を想像するでしょうか。
蟻を踏み潰す、押し潰す、空き缶を潰す 等ありますが、どれも原形を留めていないくらいの衝撃ですよね。
その位の圧力で、人間の感情を踏み躙られるって考えるとゾクゾクしませんか?
君のプライドなんて
蟻や空き缶位、ちっぽけな存在。
と言われているようなものですよね。
ちゃんと考えると本当に酷いことを言っているんだなと感じられますね。
あとは、
具体的な快楽を想像する
のが良いのかなと思います。
例えばですが、
「頭がビリビリするような刺激」
と書いてあったとして、
自分は頭がビリビリする程気持ち良かった経験はあったかな?
このリアクションから察するに、あの経験よりも刺激は強そうかな?等を
考えてみましょう。
気持ち良かった経験などを思い出しながら見てみると、少しはそういう気持ちにはなれるかなと思います。
なお、この楽しみ方は内容が非現実的であればあるほど、良いものになりますね。催眠に近くなってしまいますが、
「媚薬のようなものを塗られる」
という文があったとして
媚薬ってどんな見た目なんだろう。
香りは、甘ったるいのかな。
何だか絡みついてきそうだな…。
媚薬でどのくらい
敏感になっちゃうんだろう。
↑これは、あなたの考えたことが
正解なんです。
小説に書かれていることが全てではないと思います。
完全に情景を描かれているものは素晴らしいですが、それではただ言葉を押し付けられているだけと私は考えてしまいます。
どんな作品にも意図してかは別として、多少の穴すなわち考える余地はあると思います。
そこを自分の好きなように、
想像力で補う事が大切ですね。
もし媚薬を塗られたら、普段が50なら100にだって、1000にだって、さわられただけで頭が飛んじゃう位気持ちよくなれるかもしれない。今まで感じたことのないくらいの刺激だったらどうしよう。耐えられるかな。
などと
〜かもしれない、〜かもしれない。と思いながら読むと想像は膨らみます。
しかし、それを誰かに決められると思って、考えてみるのもありですね。
あの人だったら、ご主人様がいたら、
それで許してくれるのかな?
もっと無理やり
気持ちよくさせられちゃうんじゃないかな?
本当にこの程度でいいのかな?
とか考え出すと興奮すると思います。
このように読み進めていくと、少しは想像力を鍛えることができるのではないでしょうか。
もしかしたら、制限を設けることで
精神力や忍耐力も、鍛えられるかもしれないですね。
また、その我慢を気持ちいいものだと捉えることができる人は、言葉の意味を考えて読むこと=気持ちいいものになる可能性を秘めていると思います。
そうなってしまうと、
言葉が必要以上に刺さってしまう扱いやすい弱いマゾの出来上がりです。
もしかしたら、想像力を鍛えることができれば、脳イキも出来るかもしれませんね。
想像してみましょう。
誰かの言葉で操られて、まるで現実的じゃない気持ち良さを強制的に味わされるような 脳イキを。
どれだけ気持ちよくても許してもらえなくて、反抗することもできず、一方的に落とされちゃう辛さを。
このように、想像力が鍛えられると夢が広がりますね。
なお、脳イキについては少し勉強もして また別の機会に、書けたらいいなと思っています。
おわりに
ここまで読んでくださった方々に向けて贈りたい言葉を添えて。
想像力は、知識よりも大切だ。
知識には限界がある。
想像力は、世界を包み込む。
アインシュタイン
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ここまで読んでくださってありがとうございます。良ければ反応等頂けると、とても嬉しいです。
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