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【わたしの推し本】ボークさんの言葉には読む人を元気にするパワーがあります。私も編集中、励まされていました。(編集部 三谷)

7月20日より全国の書店さまにてご展開予定の「編集者の推し本フェア」。
この記事では、店頭POPよりももっと熱い「推しポイント」を、各書籍の担当編集者がお届けします。


◎この本を簡単に説明すると…

著者のボーク重子さんは、日本で初めて子育て本で「非認知能力」*の考え方を紹介したパイオニア(*自己肯定感、自分軸、成功体質、主体性、オープンマインド、共感力、偶然力 の総称)。
今はオンラインで、キャリアに悩む大人向けに、非認知能力を育むコーチングを行っています(こちらがすごく人気で、予約6ヶ月待ちとのこと!)。

ボークさんいわく、コーチングのクライアントさんに共通しているのが、「5年先はどうなっているのだろう……」「自分はこのままでいいのだろうか」という人生・キャリアへのモヤモヤ。実はこれ、非認知能力の不足によるものなのだそうです。
本書は、非認知能力を鍛える25の質問に答えていくことによって、「本当の自分がわかる」「モヤモヤが晴れる」「本当にやりたい仕事が見つかる」ようになる画期的な本です。

◎この本が生まれたきっかけ

初めてボークさんにお会いしたのが2017年。娘さんのスカイさんが「全米最優秀女子高生」に選ばれたときのことでした。
そのときはご一緒することがかなわなかったのですが、5年経った昨年、偶然、クラブハウスのイベントでボークさんの声を久しぶりに聴くことがあり、そのポジティブさ、パッションにあらためて惚れ込みました。
やはりこの方とご一緒したいと思い、再度アプローチしてできたのがこの本です。

◎編集中や発売後の裏話

最初は女性向けのキャリア本だったのですが、男性の僕が読んでもとってもいい内容! ということで、表現などを男性も読めるように調整していただきました。
装丁もいつものピンクではなく、ターコイズブルー主体のこのデザインをボークさんにお見せしたところ、「この色、一番好きな色なの!」といううれしいお返事が! 
結果的に、男性の方にも広く手に取っていただけているようで、ありがたく思っています。

◎わたしの「推し」ポイントはここ!

キャリア構築の本はたくさんあります。生き方をつくっていく方法を教えてくれる本もたくさんあります。 
ですが、今の時代を生きるために本当に必要なのは「道をつくる新しい方法」を知ることではありません。
それよりも大切なことは、激変の時代、何があるかわからないけれど、何があろうとも道を切り拓いていける「自分になる」ということです。

◎最後にお伝えしたいこと

POPにも「ボークさんの言葉には、読む人を元気にするパワーがあります」と書きましたが、僕も編集中、隣にいるボークさんに励まされているような不思議な感覚でした(笑)
「この仕事を続けても大丈夫だろうか……」というモヤモヤに支配されそうになったら、とにかくこの本をめくってみてください。暗闇を照らす灯台となってくれる本です。


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