見出し画像

【わたしの推し本】一人の母親として人生で最も影響を受けた本。「やっちまってる」の連続。でも最後は癒されます。(編集部 大竹)

7月20日より全国の書店さまにてご展開いただいている「編集者の推し本フェア」。
この記事では、店頭POPよりももっと熱い「推しポイント」を、各書籍の担当編集者がお届けします。


◎この本を簡単に説明すると…

14万部突破!今日から家庭でできる「声かけ」で、イライラが笑顔に変わる!エビデンスに基づく最先端の教育メソッド
「すごい!」「〇〇ちゃん、天才!!」は実はNGなほめ方という、衝撃の書。読者のパパママから、「NG全部やってました...」という声をいただきますが、最初に原稿を読んだときの編集者もまったく同じことで衝撃を受けました。

◎こんなあなたに届けたい!

全国のパパママおよび教育・保育関係の人!モンテッソーリは難しそうに聞こえますが、声かけに落とし込んであるので、具体的なメソッドを学ぶことができます。書籍のカバーにも使ってますが、「3歳児健診で全家庭に配布すべき本」という感想を見たときはうれしかったです!

◎編集中や発売後の裏話

書籍が発売されたのは、2020年の4月。新型コロナウイルスの感染拡大により、休校や休業が相次いでいた頃でした。多くの書店も休業中だったため、最初はなかなか売れず、こんなにいい本なのに読者の手に届けられないなんて......と、本当に残念で悲しかったです。
ところが、5月末に著者の島村華子先生がウェブでセミナーを行った頃からAmazon.jpで徐々に売れ始め、素晴らしいレビューが付き、あれよあれよとベストセラーになっていったのです。

◎わたしの「推し」ポイントはここ!

自分も子育てをするときに気をつけているのは、下記の点です。

子どもの行動の善し悪しは、大人の都合で決めるべきものでしょうか。子どもに将来、人に言われるままに動くような人になってほしい親はいるでしょうか。
(中略)
「あなたが大人になったときには、自分をしっかりもって、自立していて、さらに強い意志をもった人になってほしいけれど、子どものうちは受け身で。従順で大人の言うことを聞く子でいてね」
どう考えても矛盾していますよね。

p.34より

あと、イラストを亀山鶴子さんにお願いしたいのですが、子育て本でもママのイラストばかり登場させないように気を配ったことも覚えています。そのおかげか、パパからの感想もたくさん届いていてうれしい限りです。男性からの感想はなぜか「子どもだけではなく、部下にも使えるメソッドだと思いました」というのが多く、おもしろいと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?