自分の音楽の趣味に関する最近の話

タイトルの通り自分の音楽の趣味に関する話を、実際に自分が歌うことなども交えながら、何も考えずにただ思いつくままに書いていくんですが、きっと最後は「社会情勢が落ち着いたら徳永英明のライブに行く」で終わると思います。

だって、今一番強く思ってることだし。


ああ、初めてnote書くので、簡単に自己紹介から


自己紹介


名前 小四方(読み方は「こよも」)

趣味 音楽を聴くことと歌を歌うこと

職業 スキー学校の先生(ほかに本職あり)

好きな山 劔岳

日課 毎日1時間のストレッチ

修論の研究内容 雪崩に関すること 

→ その経歴が祟り、防災士なんて資格を取ることに


その他、「丹下桜のRadio a la mode」というラジオに

「毎日がエブリデイ」という名前で投稿しています。


そんな感じです。というわけで



歌うということの話

音楽聞くのも好きだけど、上記の通り歌うのも好きです。

さすがに社会情勢的に控えてるけど、アニソンカラオケバーで歌いまくってました。

 

そんなわけで、最近は「音楽を聴く」の趣味が、「歌を歌う」の趣味にかなり影響受けてるなあ、と感じます。


関係ないことですが、アニソンカラオケバーというのは楽しいところだなーと思います。

ぶっちゃけ最初は度胸試しでした。

人前で話すことすらできない、カラオケを歌うなんてもってのほかなんて男(三十代半ばにもなって・・・)だったんですがね。

仕事で講師をやってうまくいって、そういえば2年前に会社の飲み会の二次会のカラオケで1曲も歌えなかったところから練習し続けてたなあ、ということで、居住地にあったアニソンカラオケバーに行ったのでした(その前にも東京で一度行ったことがあったが)。

結論としては、この土地に就職で来て十数年、結婚相手以外には親しい友人なんて一人もいなかった私に、仲の良い友人が何人もできました。


別に誰も知らないような曲歌わないとオタクとして見下されるということもないし。(というかむしろ俺は誰も知らない歌歌って他のお客さんを戸惑わせる)

一般のお客さんもかなりいるし。

男女問わず客同士で盛り上がることもあるし(ジャンプ原作作品曲縛りとか、同じ趣味の人と突発的なデュエットしたりとか、林原めぐみ縛りだったのがなぜか途中からどんどんルール増えていって結局作品被りなしで2時間歌い続けたりとか)


四十路前ですがバカやってます。

その結果



最近聞いてた音楽

アニソンカラオケバーで歌える曲、つまりアニソンに一時期は偏ってました。

Egoistはギルティクラウンで知ってたくらいだし、MYTH&ROIDも幼女戦記で知ってたくらいだし、AimerはJFNでパワープレイされていたなあ、というくらいなんですが。

元々、漫画好きエロゲオタ声優オタだったし、その後体力系の趣味に傾倒した時期が長かっただけで、アニソンに再びハマっていったこと自体はまあ自然な流れなのですが。

上記の皆さんとか、FripSideとかfhanaとか、買いまくった。

アニソンって、(一時期は別として)作品が有ってその世界観に合った曲だから、どうしても日常的なポップというより、思いっきりかっこいい系サウンドだったりほんわか系サウンドだったり、そういう特徴を前面に押し出した曲になるんですよね。

つまりアニソンとは即ち良い物なんです。異論は認めません。



趣味にハマるということ

私なんですが、とりあえず思いついたことはやってみるので、趣味は多いほうだと思います。

先述のスキーを筆頭に、歌うことや音楽を聴くこと、料理を作ることに食べること、酒を飲むこと、温泉巡りや寺社巡りや城巡り、文章創作も小説書いて投稿したり短歌詠んだりもしました。最近だと占星術を勉強したり。まだまだ列挙するときりがないですが。

旅行なんて最高っすよね。車の運転という好きなことをしながら、好きな音楽聞いて、寺社や城や温泉に行き、地の旨い物や旨い酒を飲めるのですから。

それは良いのですが、素直に趣味を楽しめないのが自分の欠点だとは思います。

ついやりこんでしまいます。そのうちに楽しくなくなっていきます。

スキーに関しては35年のスキー人生の集大成として「テクニカル」という資格を取って辞めたいと思っているのですが、テクニカルという資格は「常軌を逸したスピード」とか「一般人であることを諦めた人たち」という形容がなされる程度にはレベルが高いので、そんなのに手を出そうとしてる辺り、ねえ?

ぶっちゃけ趣味のはずのスキー滑ってて、目標と自分の現在地の乖離で苦しいです。

そのくせ、テクを取ったら取ったで辞めるどころか、その上のクラウンという資格を取りたいと思うにきまっています。そういう性格です。自分が一番よく自分のことを知っているので、すでに諦めることを諦めてます。

じゃあそんなのに手を出して、スキーがうまいかというと運動に限らず、センスないんだよなあ。

基本的に、何か新しいことを試そうと思ったら、まずやってみて、それが必要かどうか理解して、必要ならばどういう理由で必要か頭で理解して、それが体で無意識にこなせるまで練習して。

その習得までの時間は、私という人間のそれは、非常に遅いと思います。

そういえば大学が新潟県内だったので、折角なので(大学3年になってから)日本酒の勉強を始めまして、利き酒とかもやってみたんだけど。

そもそも好みの日本酒を見つけるための過程として、ビールの勉強始めたり、ワインの勉強始めたり。

一応自分の中でその行動の理由はあるし線でつながっているんですが。理解してくれということではなく、そういうめんどくさい人間だということを理解してくれということです。まあ自己紹介なので。

長々となりましたがつまり


歌うということに本気で取り組みだしました

どうせ歌うなら、うまく歌いたい。

じゃあどれだけうまくなると満足か。

自分の歌を録音して自分で聞いて、自分でうまいと思えるようになったら終了。


私なんかはスキーやってて、自分の滑りを録画して分析して次の練習につなげるということをやってたので知っているのですが。

自分のイメージの中の自分とはつまり現在の自分の理想なので、自分の滑りとの比較とは、理想の自分現実の自分比較なわけですよ。

つまり自分で自分の歌がうまいと思えるようになる時というのは、もう成長の余地がなくなった時なわけです。


わかっています。自分に対して自分で終わらない戦いを吹っ掛けてしまったということを。


じゃあ



歌が上手くなるために何をしていたか

取り合えず自分の現在の歌を貼っておきます。

たぶん、そこそこまでは来てるんじゃないかな、とは思います。昔より確実に成長しているとは感じる。出だしがダメとか、ピッチが甘いという不満も自覚しているけど。

ただ横ノリは意識したけど、実際客観的に聞いて、楽しくなるとか体を動かしたくなるとか、そういう目標とするレベルに達してるかはわからないです。自分を客観視できないので。

話しがずれた。本題に。


人前でカラオケ歌えなかった自分が、練習して、録音して聴くようになって、某MIXIのコミュに乗せてコメントもらって、うまい人に嫉妬して追いついてやると燃えて。

で、うまくなるために自分がしたことは、まず最初に歌がうまいとは何なのか?を理解することでした。



歌がうまいって何?

いろんなのがあるので、ネットで調べた結果を箇条書き

・音程が正確

・リズムが正確

・装飾的な歌唱テクを自由に使いこなせる

・声に倍音が豊富

etc etc...


で、私の現在地

・音程は不安定(これはわかってて目を逸らし続けたのが大きい)

・リズムは割と正確なつもり

・声の終わりの部分の装飾技法は割と昔から評価されているので自信はある。出だしは小学校の音楽の授業のころから指摘されるくらい下手

・比整数次倍音が多く、どちらかというと高い声という自覚を得た←そもそも声質は良いか悪いかではなく、自分の声質がどんなものか理解するのが大事


上記箇条書きの1~3つ目は技術、4つ目は声質なんですが、声質というのは技術ではないにしても聞いたときに心地よいと思わせられるかの重要な要素だし、あと声質は変えられるんだな~というのはここ2年で学びました。

2年ちょっと前、まだまだ今より歌が下手だったころ。

何とか聞ける声にしたくて試行錯誤してるうちに「声は後ろ上に出せばいい」という感覚をつかんで、それをもとに検索かけて「ミックスボイスでしか歌えなくなる方法」さんというウェブサイトを見つけて。

その中の記載にある「後ろ下」が自分がもともと歌ってた方法で、それに後ろ上だけ加えてもだめで、前下、つまりは今まで出なかったチェストボイスを意識しだして。


話はまたずれるけど、自分、子供のころから高い声がコンプレックスだったんですよ。

小学校が人数少なくて、自分の学年は男子5人・女子3人だったんですがね。

ある時、昨年までの担任が結婚することになりまして、みんなで録音メッセージ作って、録音後に聞いてみたら、どう聞いても男子の声4人・女子の声4人なんですね。

なんか録音おかしかったんじゃねーの?と思ったが、周りは別に何も反応していない。そして、謎の女子のしゃべってる台詞は俺の物。

ほら、自分の声って、自分では低く聞こえるじゃないですか。

それを自覚した瞬間でした。あ、俺こんな声なんだって。


小学校高学年男子が女子の声とか、結構なコンプレックスになりました。

そのコンプレックスを和らげてくれたのが、美しい声の男性歌手である徳永英明さんだったわけなんですが。

そういう経緯があり、高音がアイデンティティで、高音を出すことにこだわってたんですが。


先述のウェブサイト見て練習しているうちに低音の大事さを知って。

最終的に高音を出すためには低音の練習が必要、ということを身をもって知りました。


それ以外だと、表現の幅を広げるために、いろんなジャンルの音楽を聴いて、こういう表現はこういう展開で使ったらこういうイメージになるのか・・・的なことを勉強していました。

アニソンカラオケバーだとボカロも歌えるのでボカロ聞く機会は以前から多かったのですが。

コロナ下で県内の宿に泊まりまくってる時、山の中の温泉に泊まって。風呂の前にラジカセとCDがあって。

たまたま好きなTV番組である「美の壺」で使われたジャズの曲集があって

聞いてて思った。そういやボカロ曲にもジャズの曲あるんじゃね?

あった。良き哉

ダブステップとかもあるんじゃね?

あるじゃん。善き哉

スピードコアは?

あるじゃん。しかもこのP、他の曲も最高


ということで、ここ半年ほどは完全にボカロにハマってました。



最近意識していたこと

先述のアニソンカラオケバーの仲間によく「グルーヴ感」と言っている人がいて、自分も何となくグルーヴという言葉を使っていたのですが、じゃあグルーヴって何?ということを調べて意識していました。


色々考えてて、昨年?横ノリを出すために、自分が体を横ノリで動かして体のリズムに従って歌ってみるという試みはしてました。

そうしたときに出会ったのが下の動画。あるいは同一投稿者による複数の動画。

動画の内容は「見てね」ということで触れませんが、現在考えているのは、特にリズムを意識せずに曲に合わせて、足を自然に動くに任せる。同時に上半身の体幹や手を、それぞれ独立した別のリズムで無意識に音に任せて動きを解き放つ。

今までは上記の声を出す方向を決めて歌うことで、姿勢が固定されて体に支える力がかかって声の響きが失われていたのですが、まず上記の通りリズムに任せて体を動かすことで脱力を進められる。

と同時に無意識の「自分のリズム」に身を任せることで、その人固有のグルーヴ感を出せるのではないか?という試みです。

この際、足の幅は今までは広げて安定感を出していたんですが、閉じることで状態の前後左右への動きに不安定感を出すことで少しの力で動くようにする(=脱力)こと。

さらに不安定になった分、中殿筋や背骨を使いやすい姿勢(俺の場合は骨盤が寝てたので骨盤を前傾させずに、上に立てる)という意識をもって、倒れないように、そしてしなやかさが出るように意識しています。


上に貼った現在の歌においては、そういうことを意識しているのですが、改めてそういう感じが出せているか、自分では作為が先に来て主観的に判断してしまうので、指摘してもらいたいなと。

ということで、ここから先は上に書いた「自分のリズム」あるいは「その人固有のグルーヴ」、というよりももっと広く


自分だけの歌い方

について書いていきたいな、と。


自分の場合、語尾の処理に特徴があると時々言われたのですが、上記の自分のリズムに任せている場合だと、作為することもあるのですが、しなくても自動的に「(短い時間or長い時間)and(細かい周期or長い周期)のビブラート」「ただ音を切る」「ヒーカップ」「しゃくり」「息漏れ」等々の語尾処理を自動的に行っています。

というか、語尾処理以外のあらゆることについてもそうだな。あえて曲の歌詞や展開に合った表現をしたい場合に、作為的にやったりはするけど。

曲の物語とその表現ってのは、まさに歌う人それぞれ固有のものがあってしかるべきだと思います。


で、俺の場合の自分のリズムの根本ってのは、上記にも書いた徳永英明の真似なのだろうなあと。

初めて購入したCDが、この曲目当てで買った徳永英明のアルバムでした。懐かしい。



その後SoftBalletの遠藤遼一にも憧れましたが、あれは自分にない低音を使いこなしたいという欲求だから、骨の髄までは染まってはないなと。

遠藤はこの画の左側。

どうでもいいけどこの曲、那須きのこが好きで月姫の翡翠のイメージソングとしてたとか。

どちらも同時期に好きだったのに全くリンクしてなかった。



歌の表現

前述のとおり徳永英明大好きなんですけどね。

徳永英明というと「声質が魅力の9割」なんて言うほめてんのか貶してんのかわからない評価をされる程度に、美しい声質してるんですが。

俺の好きなのって、時折見せるかすれたシャウトなんですよね。

触れると壊れそうな美しい声だからこそ、時折混ざるシャウトに儚くも強い生命が宿るあの感じ。


代表曲の 壊れかけのRadio

バラードソングだけど、サビで軽いシャウト、そして2番からサビでしっかりとしたシャウトが入るのよな。


何だけど、一気に再ブレイクしたVocalistシリーズではあまりシャウトの印象がないのよな。

と思いつつ以前、徳永英明で検索してたら、見つけたファンの方のブログに「喉のポリープの手術をして以来、シャウトしなくなった」との記載。


あー、徳永英明というとモヤモヤ病の印象強かったが、その前に喉もやってたな・・・と。


で、そのブログ内にあった、もう一つ目を引いた文面

「ライブで聞いた青い契りが、時代を経て別の曲のように深みが増している」


徳永英明のライブに行きたい

一つは、自分の原点ともいえる歌手を実際に生で聞きたい。

一つは、大好きな歌手の現在地を見たい

もう一つ、コロナでもう見れなくなる歌手も現実にいる中、どうしても見ておきたかった舞台は確実に見たい。

何年か前のがたフェスで、二十歳のころから好きだったKotokoのライブを始めて見れる・・・と思ってたのに台風で中止とかあって、その時に見たいものは必ず見る行動に移すと誓ったんだけど。


加えて。

何年か前にライブ行きまくってた時期に、Aimerのライブ行って。

動画とは違うバージョンなんだけど、I beg youのアコースティックバージョン聞いて、あまりのすごさに精神を持ってかれて。

ああ、歌ってこんなに凄いんだって。

その後、魂抜けた顔で先述のアニソンカラオケバー行って、Aimerの曲歌って。


結構真面目に「俺がこの人の曲を歌ってはいけない」って落ち込んで泣いたw今となってはいい思い出だがw

あの時は愚痴ってごめんなさい、現甲府店長



まあ大好きな原点の歌手を見てあの感動と落ち込みをもう一度体験したいし、何より



自分がここから目指す灯台を見たい


で、上手に歌えるようになりたい

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